パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

無駄の多い無駄話をさせてほしい

とあるショッピングモールでの出来事。

嫁さんと離れて子供服売り場を無駄に歩き回っていた時のこと。

 

ちょうどその日はワゴンセールみたいな感じで子供用のパンツが大売出し中であった。

 

 

いくら子供用とはいえパンツにはあまり近づきたくない

 

 

そう思ってワゴンから少し離れて歩いていたところ、ピンクと白を基調にしたフリッフリの服に身を固めた中年のおっさんが凄い勢いでワゴンに突進してくるのが見えた。

 

今で例えるなら、娘たちが嬉々として見てるアニメで言うところのプリキュア

その中でもキュア・エールが着てるようなピンクと白のフリフリ。

もちろんミニスカートに白のニーハイ。

カチューシャをつけてポーチまでぶら下げて。

室内なのに無駄に日傘さして。

 

 

頭の片隅で警鐘が鳴った。

 

振り向くな!!

行け!!!

 

だけど私の視線はもうキュア・オヤジに釘付け。

顔をまじまじと眺める。

 

 

遠目にも無駄に整った顔。

年は感じるが目が大きくて鼻筋が通っている。

だけどどこから見ても立派な中年男性で間違いない。

 

無駄に濃いヒゲ。

キッチリと剃ってるけど時は夕刻。顔の下半分が真っ青になっている。

 

さらに体型。

どちらかというとやせ型だが無駄に筋肉質。

胸のボタンが弾けそうなくらいパッツンパッツン。

 

そして白いニーハイから透けて見える無駄に引き締まったヒラメ筋。

ワゴンのなかに顔を突っ込みそうな勢いでつま先立ちしてパンツを物色するたびに、ヒラメ筋がプリプリの尻のように割れる。

 

 

お目当てのパンツを見つけるとすぐさまレジに向かうキュア・アオヒゲ。

そのレジまでの移動がまた無駄に速い。

スカートをひるがえして競歩みたいに歩く。

さりげなく見えそうになるパンツを無駄にかばってるところがなんとなくイラつく。

何も言わなくても周りの人がサササッと道をあけるからさらに移動速度が速くなる。

さながら海を割って進むモーゼみたい。

 

 

レジでポーチからフリフリの財布を取り出してお金を払うキュア・モーゼ。

このときようやく彼女(彼?)の顔がハッキリと見えた。

 

 

無駄に整ってる・・・・・

 

 

レジ係の店員はさすが、しっかりと教育されていた。

眉一つ動かさずに真面目な顔で代金を受け取り、代わりにパンツの入った袋を手渡す。

それを当然のように受け取ったキュア・モーゼはつむじ風のようにその場から消え去っていった。

 

 

 

別に個人の趣味なんだからこちらがとやかく言うことではない。

だけど一つだけ無駄に気になって仕方がなかったのだ。

 

 

 

 

無駄に喉ボトケがデカい

 

 

あの喉ボトケだけは彼女(彼?)にとってほんと無駄。

 

こいつだけは是が非でもキュアしといて欲しかった・・・

 

 

 

キュア・ノドボトケの去っていった方をボーっと眺めていると嫁さんが戻ってきた。

すっごいイイもん見れた気がしたけど、嫁さんが無駄に間に合わなくて良かったなーって心から思った。

 

 

 

実はこれ、かなり昔の話。

それが突然、昨日の夜中に夢の中でフラッシュバックしてきたのだ。

あまりのインパクトに2時ごろ目が覚めて5時ごろまで眠れなくなってしまった。

無駄に過ぎた3時間を心の底から返してほしい。

 

 

だけどなぜ今頃無駄に彼女(彼?)が僕の中に返り咲いたのか、皆目見当もつかない。

 

 

 

 

人の脳ミソって無駄が多過ぎてステキ♡

 

遊びの達人

子供の発想って物凄いわ

大人からしたらバカらしくて考えもしないこと

 

 

 

昨日の晩御飯は納豆ご飯だったんですよ

もちろん納豆ご飯だけじゃありませんよ?

一応嫁さんの名誉のためにね

 

 

父の横で納豆を頬張る長男

口に運ぶたびに空中をふわふわと漂う納豆の糸

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その時の長男の様子が・・・


納豆大好きだから無心に食ってるものと思いきや、一口食べるごとに宙に向かってなにやら忙しそうに手を振り回してるんです

 

空に向かって素早く印を切るような感じ

 

 

またなんか始めよったわ・・・・・

 

 

つっこむのもメンドクサイので放置してたのですが、何も聞いてこない父にシビレを切らせたのか自分からボソッと一言

 

 

「・・・・納豆でアヤトリ、フフフフ」

 

※舞い上がる納豆の糸で綾取りにトライ、の意

 

 

 

完全に不意を衝かれましたね

 

予想外の言動は強烈なボディのように私のミゾオチを突き上げました

 

 

ブフッ・・・

 

 

危うく鼻の穴から納豆の糸が宙に舞うとこでした

その糸でヤマッとかカワッとかやられたらもう父としての面目丸潰れです  

 

 

出来るワケないんだけどね

 

でもその発想がすごい

出来るわけないのにしつこく何回もトライしてるんです

 

 

 

そんな長男だからこんなことできるようになったのかな・・・・

 

 

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※最後に手を使ったと自白してました

そして一年が過ぎ・・・

今週のお題「雪」

 

今週のお題を見てふと思い出した。

 

 

雪・・・・・

 

そういえば去年書いたな、雪ネタ

 

 

ブログをやるようになって初めて、少し長めの雑記っぽい文章を書いたということで思い出深い記事。

 

pandamonda.hatenablog.com

 

ということはあれからもう一年もたったのか・・・

 

 

速かったような、だけどはるか遠い昔のできごとのような・・・なんとも言えない気分だ。

まずまずの数に膨らんだ過去記事達を眺めていると、確かにそれくらいの時間が流れててもおかしくないな~、なんて改めて納得したりして。

 

 

ブログを書くだなんて芸能界に入るくらいとんでもないことだと思っていた自分がまさか一年も続けるとはね。

 

 

思い返せば一年前、最悪の精神状態の中で「何か始めねば・・・」と焦って飛びついてみたブログ。

日々の出来事を文章に残すことがどれほど大切かわかってはいたけれど、そもそもそんなマメなことができる性分ではない。

 

 

こんな自分でも天下のブログ様ならなんとかしてくれるんじゃねーか?

 

藁にもすがる思いで始めてみたのはいいけれど、インターネットという高すぎるハードルに腰が引けまくって、公開範囲設定「自分のみ」で書き続けた。

 

でもそれじゃただの「秘密日記」と変わらないということにわりかし早く気が付いた。

 

 

よし・・・・漕ぎだしますか、いざ大海原に

 

意を決して公開設定を「全ての人」に変えてみた。

 

 

結果・・・・特に何も変わらなかった。

 

「秘密日記」が「ほぼ秘密日記」にマイナーチェンジしただけ。

 

 

それでも一握りの「読んでくれる人」ができたのは大きかった。

お陰様でなんとかモチベーションを維持することができた。

 

そして「書く」ということが面白いと思えるようになった。

 

 

 一年前と今の記事を比較してみるのも楽しい。

基本的な骨格は変わらないが、文章の構成や句読点の打ち方、行間・余白の取り方が変化している。

いいのか悪いのかわからないが、これも進化だと思うことにしよう。

読み返して稚拙な文章や恥ずかしい内容に思わず修正を加えたくなることもあるが、なるべくそのままにしている。

そういった変化を眺めるのもブログの楽しみ方の一つだと思うから。

 

 

まだまだ初心者の自分がこんなことを書くのはおこがましいが、一年間ブログを書いてみて、そして人様のブログをコッソリ盗み見して感じたことを少しだけ。

 

ブログの継続期間に関して。

 

私がブログを書いたこの一年間だけでも、たくさんのブロガーさんが現れては消えていった。

ほんとにもう仮想通貨ですか??ってくらいに新旧の入れ代わりが激しいこの世界。

そんな中でも長く続けているブロガーさんには共通点があるような気がする(といっても私自身、そんなに長く見てきたわけではないが・・・)

 

 

まずはブログの更新が自然体なこと。

人によって隔日だったり週一だったり月一程度だったり、はたまたほぼ毎日更新されてたりとマチマチだが、みなさん無理なく自分に合ったペースで気ままに書いている印象。

ネタに飢えていないというか、義務感が無いというか。

書くことがあれば書くし、無ければ書きませんよ~くらいの軽い感じ。

 

 

次に書く姿勢が一貫していること。

一見色んなネタを扱っているように見えても、実は自分が興味のあるネタ、ブログを開設した際に書こうと思ったネタを忠実に書き続けている人が多い(気がする)。

読み手の嗜好に寄せていくのではなく、書き手の世界観を押し付ける感じ。

当然ブログは書き手が主人公なわけで、だからこの姿勢は結構大事なのかなと思ったりした。

最後にはそれを良いと思う人だけが読者として残ればいいわけだから。

 

 

そう考えると、登録読者の数なんてあまり意味がないのかもしれない。

登録だけしてロクに読んでもいない読者が100人いるよりも、毎回更新を楽しみにしてくれる読者が10人いる方が断然有難い。

 

 

・・・・読者が少ないことの言い訳みたいになってきたからそろそろやめとこう

 

 

とにかく、他人受けを気にせず自分の好きなことを好きなタイミングで書いていく。

実際にはすごく難しいことだと身をもって感じたのだが、これができる人が息の長いブログを書き続けていけるのだろう(もちろんアフィリエイトなど、副業としてのブログであれば話は全く違うのだろうけど)。

 

 

そしたらオマエはどうなんだと。

エラそうに言ってるけどオマエはそんな風にできてるのかと。

 

 

もちろん出来ていない。

もう人の目が気になって気になって仕方がない。

目を閉じるとスターがチラつく。

キスマークよりもブックマークをつけて欲しい。

ネタを探すのは一苦労。

産みの苦しみも半端ない。

 

 

だからおそらく長続きはしないだろう。

ハイわかってますとも。

 

 

だけどそれでいいのだ。

私の目的はすでに達成されている。

 

 

以前にも書いたが、私がブログを書く目的は「子供達への自己紹介」だ。

お前たちの父親はこんな人間なんだよ、こんな文章を書いてこんな経験をしてこんなこと考えてたんだよ、と。

ただそれを残したいだけ。

 

「遺言」にできるほど実のある話はほとんどない、悲しいほどに。

でもそれは必要ないのだ、当初の目的と違うから。

 

どちらかというと「遺影」

そう、このブログは私の遺影なのだ。

イエーイ!

 

もし突然私がこの世からいなくなった後に子供達が父の面影を追うことがあれば、その時は写真だけではなくこのブログを見て欲しい。

ウンコ漏らした話とか書いてるけど。

 

それも含めて全部私なのだ。

ィエィイエーイ!!

 

 

そしてそういう意味ではもうこのブログは本分を遂げているハズ。きっと。

 

 

 

さて、始めたブログはいつか終えなければならない。

 

しかし一体どういう終え方をすれば良いのか・・・・

 

”終わります”と宣言して潔く終えるべきか・・・・

 

知らぬ間に更新頻度を落としてフェイドアウトするべきか・・・・

 

 

 

 

この答えが出るまでの間もうしばし、しばしお付き合いのほどを!!!

バレンタイン、燃ゆ

世の男性が理由も無くソワつくバレンタイン

自分には関係ないと思いながらもつい何かを期待してしまうバレンタイン

 

 

その日の朝は私も少しソワソワしていました

別にチョコレートが欲しかったワケじゃないんです

いやね、子供達がチョコ大好きだから

そんな子供達に合法的にチョコをたらふく食わせてやれるイベント

それがバレンタイン

ほんとそんな位置づけです、僕にとってのバレンタインなんて

ウソじゃありません

 

 

貰ったんだからしょうがない

オマエ達も食べるの手伝ってくれよ~

いやぁ父さん職場でモテモテだからさ~

将来父さんみたいにたくさんもらえる男になれよ~

 

 

そんなこと言いながらね

子供達から尊敬と感謝の眼差しを浴びて甘いチョコを頬張るっていうね

 

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さて職場に到着

午前中は外来です

さっそく70歳過ぎのマダムから箱入りのチョコを戴きます

 

うんうん、いい調子だ

このままいくと一年分のチョコレート備蓄できちゃうかもね

 

 

しかしあとが続きませんでした

午前中の収穫はこの1個のみ

少し焦りを覚えて午後の病棟回診に臨みました

 

 

いつもならサラッと見回ってサッサと次に行っちゃうのですが、この日ばかりは違います

用も無いのにナースステーションをウロチョロしては看護師さんの方をチラチラ

 

ほら、僕はここにいるよ~

今なら時間ありますよ~

 

 

だけどみんな忙しそうに働いています

僕の熱視線は完全無視です

 

 

嫌な予感を抱きながら次の病棟に向かいました

 

 

案の定、業務連絡以外で話しかけてくる女性は皆無でした

 

 

へーそうなんだ

この病院はそういう感じなんだ

変な風習に踊らされない風習っていうやつね

そういうのもいいかもね

ホワイトデーのお返し考えなくてもいいしね

こっちとしても大助かりですよまったく

 

 

今朝リュックサックで来なくてよかった・・・・

いつものポッシェにしといてホントよかった・・・・

 

 

 

今年のバレンタインは人生でワーストのチョコ獲得数でした

でもいいんです、どうせ義理だし

家に帰ればちゃんと本命が用意されてるの知ってるし

昨日の夜何やら嫁さんがゴソゴソ用意してたの知ってるし

 

 

逃げるように職場を後にした私は、もらったチョコを一つだけ握りしめて家路を急ぎました

一つだけぶら提げたチョコ入りの紙袋がもの悲しさを引き立てます

 

 

リュックサックで来なくてホントよかった・・・・・

 

 

 

家について玄関のピンポンを押すと嫁さんが扉を開けてくれました

開口一番嫁さんが言いました

 

・・・・ごめん、失敗した

 

 

なにが?

 

 

チョコレートクッキー作ったんだけど・・・・完全に失敗

 

 

お皿には嫁さんがクッキーと言い張る石炭みたいな塊が三つ乗っかっていました

たくさん作ったけど、この三個以外はすべて燃え尽きてしまったとのことです

かろうじて救出できたこの子達も果たしてクッキーと呼んでいいものかどうか

 

挑発的に黒光りする三つの塊を見て僕はしばし考え込みました

 

 

この黒はチョコレートの黒?それともお焦げの黒かしら??

 

その時、唐突に嫁が言いました

 

 

良かったら食べてみる?・・・別に捨ててくれてもいいけど

 

 

 

 

・・・・・・・食べるっていう選択肢あるの??

しかもその言い方、ちょっとツンデレっぽいんですけど!?

 

 

そこまで言われて食べないなんて日本男児失格だ

 

 

おう、食べてやろーじゃないの!

 

 

僕は石炭を三つ掴んで一気に口に放り込みました

もはや気分は機関車トーマスです

 

 

悪い方の想像を裏切らない風味に一日の疲れがどっと噴き出しました

 

 

 

あぁ・・・そういえばクッキーって炭水化物だったっけな・・・・

 

・・・・・・・

 

炭水化物って言葉、最初に考えた人滅茶苦茶ネーミングセンスいいよな・・・・

 

 

燃え尽きる寸前のクッキーを頬張りながらそんなことをボーっと考えていた、とあるバレンタインの夕刻 

 

 

そんな、そんな一日でした

シャガールの卵

次女@3歳なりたてホヤホヤ

 

最近メキメキと絵が上手くなってきた

 

本日何気なく書いてた絵がコチラ↓↓

 

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詳細な説明を要求した

 

悪いことをした赤ちゃんネコ(画面下)をお母さんネコ(画面左上)が叱っているシーンとのこと

 

お母さんネコの背後にはお化けがスタンバイしているらしい

 

 

ていうか、上手くない?

 

こういう絵、シャガールか誰か描いてなかったっけ??

 

 

そして何より・・・・

 

 

 

お母さん怖すぎじゃない!?

 

 

 

 

 

その隣で黙々とお勉強している長男長女

 

 

平仮名の練習をしている長女の手元をふと覗き込むと・・・

 

 

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いぬが ほえる

 

略して「いぬる」

 

 

  

・・・・・・・・あながち間違いではない

 

 

 

 

 

公文が終わって折り紙タイム

 

長男が黙々となんか折っている

 

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これ なに?

 

 

きつね

 

 

 

おでこのモジャモジャ なに?

 

 

 

 

脳ミソ

 

 

 

 

 

・・・・・あながち間違いではない

人を超える瞬間

ある程度生きてると

「あ・・・・・今オレ人を超えたわ」

って思う瞬間、ありませんか?

 

僕はあるんですけど。

 

そんなエピソードを3つほどご紹介。

 

 

 

1.秘技!ウシガエル人間!!

 

あれはたしか中学生の頃だったと思います。

休日の昼前、そろそろ起きないとな~とか考えながら素っ裸になって着替え始めたんです。

なんでパンツまで脱いでたのかは覚えてません。

だけどあまりに眠すぎて、両膝と顔面を床に着いた状態でお尻を突き上げてグズグズしてたんです。

 

そこでついウトッとしたんでしょう。

それと同時に肛門括約筋もユルッとしたんでしょう。

 

 

息をスーッと吸ったとたん、大量の空気がお尻の穴から僕の中に流れ込んできたんです。

 

えっ!?

 

慌てて息を吐き出すと、今度は尻から入り込んだ空気がボヘ〜と音を立てて出て行きました。

 

ス〜

ボヘ〜

ス〜

ボヘ〜

 

 

・・・・・ナニコレ!?

ウシガエルの鳴き声みたいで楽しいじゃないの!!

 

 

 

調子に乗って一人でボヘボヘやってました。

 

 

調子に乗りすぎて最終的に実弾を発射してしまったことは墓場まで持って行きたい人生の汚点です。

 

ちなみにそれ以降、何度トライしてもカエルにはなれませんでした。

 

 

 

2.妙技!涙腺崩壊!!

 

これはわりかし最近、といっても10年以上前の出来事です。

まだ独身でちょくちょく実家に帰っていたころの話。

その日も実家で晩酌をしていました。

 

食べ終わってリビングでくつろいでいた時。

突然飛行機に乗ったみたいに耳が聞こえにくくなったんです。

鼓膜がひっくり返った感じ。

よくあることなんで特に何も考えず、口を閉じて鼻をつまんでフンっと息を吐いたんです。

 

そしたら・・・・・

 

 

ピューーー

 

左目の下まぶたから水が噴き出したんです。

 

 

な、ナニコレ

 

 

おそるおそるもう一回。

 

フンッ

 

プッスーーーー

 

次は水ではなく、結構な勢いで空気が出てきました。

 

 

そこで昔テレビで見たビックリ人間を思い出したんです。

その人が口に牛乳を含んでイキむと、下まぶたから噴水のように牛乳が吹き上がったんです。

おそらく涙腺から。

 

 

きっとアレだ、アレに違いない!!

オレにもできたぜ!!!

 

 

面白くて何度もフンフンやりました。

 

しかし不思議なことにこの技もその日が最初で最後、以後何度試しても成功することはありませんでした。

 

 

 

 

3. 奥義!一人パーカッション!!

 

夜にランニングをすることが多いのです。

イヤホンをつけてお気に入りのハイテンションな音楽を聴きながら。

そういう時に色々考えごとをしたりブログのネタを考えたり。

 

 

普段からビールをたくさん飲むからかどうか、お腹にガスが溜まりやすいのです。

だからランニング中に結構放屁してます。

走りながらだと断続的な放屁になることが多いです。

「ちぎりっ屁」とでも言うのでしょうか。

それとも「きざみっ屁」でしょうか。

 

 

ある夜、静かな住宅街を走っていた時のこと。

僕はDragon AshROCK BANDという曲を聴きながらノリノリでした。

イントロと間奏が凄くカッコいいんです。

サビもカッコいい。

とにかく長距離走りながら聞くにはちょうどいい曲なんです。

 

 

♪パッパパ パッパパッパパ パッパパ パッパパッパパ パッパパ・・・・・

 

小さい声でハミングしてました。

その時です。

突然大きなガスの塊が僕のS状結腸を通過して直腸に送り込まれたのを感じました。

 

 

そこでふと思ったんです。

 

 

・・・・ちぎりっ屁でハミングできないかな

 

 

早速やってみました。

 

 

(上の口のパート)

♫パッパパ パッパパッパパ パッパパ パッパパッパパ パッパパ・・・・・

 

(下の口のパート)

〽ブッププ ブッププップペ ブッブフォ~ フォッフォッブッフォ~・・・・ 

 

 

 

 

す、すごい・・・・・

たった1回のセッションで・・・・・息ピッタリじゃないの

 

一人でやってるから息ピッタリで当然なんだけど

しかも半分は息じゃなくてガスなんだけど

 

 

夜更けの都会の片隅で人知れず奇跡のユニゾンが生まれた瞬間です。

 

あまりの完成度の高さに思わずガッツポーズ&ハイタッチ(もちろん一人で)。

 

 

次の瞬間・・・・・

 

 

 

わりかしキレイめの若い女の子が自転車でスーッと僕を追い抜いて行きました。

 

 

 

もしかして、聞いてたん・・・・・?

ちゃうんよいまの音、違うんよ!?

オナラっぽかったでしょ!?でもちゃうんよ??

オレっていつも速く走ることばっか考えてるでしょ?知ってるよね??

だからちょっとでもスピード出せるように・・・・・

 

そう・・・ブースター!!

 

今の音、オレの中のブースターエンジンが火を噴いた音!!!

 

わかってくれるよね・・・・・

 

 

 

血相変えて追いかけて釈明したかったんですけど、確実に通報されそうなんで泣く泣く諦めました。

 

 

 

 

やっぱり僕は普通の人でした・・・・・

 

 

 

半分、出てる。

だめだ、完全に育て方を間違えたみたい

 

悪いのは多分こっち、特にオレ

 

とは言えもう軌道修正すら難しい状況になってきてる

 

ホントにもうどうしたもんだか・・・・・

 

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我が家のフレンチブルドッグ♀1歳、ブル(仮名)の話なのだが

 

事の発端はブルを飼い始めて早々、ウンコを食べ始めた頃に遡る

 

初めてブルがウンコ食べてるのを目の当たりにしたときのショックは今でも忘れられない

ニシローランドゴリラの学名が「ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ」だと聞かされた時の衝撃に似ている

 

 

この時、おそらく私達は初動を間違えてしまったのだろう

きつく叱責してしまったのだ、ウンコを食べる度に

ワンコがウンコを食べる度に

ワンコとウンコって似てる・・・・

 

 

その結果、ブルはウンコを食べなくなったのではなく、人前でウンコをしなくなってしまったのだ

 

日中我々が家を空けてる時か、はたまた夜中に皆が寝静まったスキを狙って排便する

食べていない時もあるが、たいていは味見をした痕跡が残っている

時に夜中、どこからともなく「クッチャクッチャクッチャクッチャ」という苛立たしい音が聞こえてくることがある

まるで悪ガキが下唇を突き出してガムでも噛んでるような音

 

 

・・・・あの野郎また食ってんな、眠いから見に行かんけど

 

 

 

そして生後半年頃、新たなる問題が発生した

イヌ用トイレトレーの中に吸水シート(赤ちゃんのオムツが四角くなったようなやつ)を敷いているのだが、なんとトレーをこじ開けて吸水シートをズタズタに噛みちぎり、さらに中の吸水ポリマーごと食べてしまうようになったのだ

 

誰もいない時を見計らって(見ている時は決してしない)

 

一回や二回ならまだしも、家を留守にする度に毎度である

 

毎回毎回糞尿とちぎれたシートでグチャグチャになったゲージを(嫁さんが)掃除するのも限界だし、何より命の危険がある

吸水ポリマーは体の中で水分を吸って膨らむため、腸閉塞を起こす可能性があるらしいから

 

 

そこで意を決した私は、ビビッて二度とシート遊びできなくなるようにトラウマを植え付ける覚悟で激怒りすることにした

 

烈火のごとく

 

激烈に

 

そして純烈に  ←あっ、、これアカンやつや

 

 

 

その結果・・・・・

 

トイレでウンコしなくなりました

オシッコもトイレを外すようになりました

そしてボクとの距離がひらきました

 

でもシート遊びだけは続いてます・・・・

 

 

 

だめだ、ホント行き詰った・・・

どうやって分からせたらいいのかが分からない・・・・

 

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この前家族でブルを散歩させていた

喜んでリードを引っ張りながらグイグイ前を歩くブル

毛が短くて尻尾も短いから尻の穴がムキ出しだ

 

男梅みたいな尻の穴

 

その時嫁さんがあることに気付いた

 

「あ、ブルのお尻見て!」

 

 言われて凝視してみると・・・・・

 

 

 

き、菊の御紋が半開きや・・・・

 

 

その奥になんか見えとる・・・・・

 

 

 

お尻をフリフリ歩く、その穴から半分顔をのぞかせるウンコ

 

えっ?直腸まで降りてきてるのに??

 

人間だったら超緊急事態よ??

 

だのになにそのはしゃぎっぷり!?

 

 

 

なんか肛門にウンコはさんで飛び跳ねるブルを見て思ったのだ

 

 

きっと我々とは感覚も常識も何もかも、すべてが違うんだろう

 

 

何かを教え込もうなんてオコガマシイことだ

 

 

そんなことを思い知らされたとある冬の日の出来事