パンダ組の日常

~哺乳綱オヤジ目アラフォー科ジャイアントパンダ属の中年が綴る日常~

獲ったどー!!

すんごい体験をした。

 

仕事offのとある平日、春休み間近のため時短で昼前に終わる子供らを迎えに集合場所である近くの公園まで出向いた。幼稚園から列をなして到着後、もちろん素直に帰るわけもなく公園を奔放に駆け回る子供たち、それを暇そうに見つめる父親、何の変哲もない小春日和の昼下がり。

長男がおもむろに土を掘り始め、小さなダンゴムシやらちぎれたミミズやらを嬉しそうに見せびらかせてきた。普段ならオトナの余裕でテキトーに流すところなのだが、春先の陽気にアテられたのかその日は違った。得意気なその態度が大の昆虫嫌いであるハズの父の闘争心にメラメラと火をつけた。なにをそんなちっぽけな虫ケラでエラソーに、俺ならもっと大物が獲れるわぃ見とれよ、と四十路過ぎのいい大人が子供たちに混じって湿った落ち葉を棒きれでグイグイ掻き分けていくと、何やら黒い大きな物体が落ち葉に紛れてチラリと見えたような気がした。・・・まさかね、この季節にアレがいるわけないよね、と自分に言い聞かせて気持ちを落ち着かせようとするも、チラリと見えたソレがもしやアレではないかと考えると胸がバクバク・・・

 

もう一度落ち着いて、もしアレだったら棒で誤って傷つけては大変と次は優しく掘り返してみたところ・・・なんと超特大級のクワガタが出てきたではありませんか。

 

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心の中で「ほれみろどーだ俺様が見つけたんだ、やっぱ父親ってスゲーだろ」と叫びつつ、頭の片隅の冷静な部分が「あんたムシ触れるの?よりによってこんな大物」と囁きかける。確かにこれは想定外にデカい(小さくても無理だけど)・・・

 

チ、チ、チビども集まれー!という親父の金切り声に何事かと集まってきた子供達へ見つけた獲物を興奮気味に指差し、あたかも子供に手柄を譲ってやる体で「おいだれか、捕まえろ!」と命令、すぐさま長男が何のためらいもなくクワガタをわしづかみに。

昆虫に疎い私は何の種類のクワガタかわかるはずもなく、「きっとヒラタだな、いやこのデカさはミヤマかもしれんぞ」などとテキトーに知っている名前を連呼しながら、折角獲ったお宝が死んでしまっては大変なのでとにかく急いで帰宅。

 

家に着くやいなや使い捨ての弁当箱にクワガタ様を鎮座させ、昆虫図鑑をめくっては1種類ずつ照合していく。まるで奪った獲物をじっくりと値踏みする盗賊の気分。その結果・・・なななんと黒いダイヤモンド、オオクワガタの雄であることが判明!しかも自然捕獲としては珍しい(らしい)75mmオーバーの超特大サイズ!!

 

いやー、こんな時期にしかも都会の公園のど真ん中にいるもんなのねー

そしてそれを超人的嗅覚で見つけ出した父のハンターとしてのセンス(100%運です)。

久々にエキサイトした休日でした。。