パンダ組の日常

~哺乳綱オヤジ目アラフォー科ジャイアントパンダ属の中年が綴る日常~

思ひでシリーズ 再受験編 その8

 前期試験が終了しホームグラウンドに帰った後はほぼ抜け殻状態の燃え尽き症候群。後期は福井医大かどっかに願書を出してたような気がするが、募集人数も少ないしどーせ受からんだろうとロクに勉強もせず、小論文対策だと自分に言い聞かせては漫画喫茶で医療系漫画を読み漁るというお得意の怠惰な生活に逆戻り。それでも心の中では迫りくる前期試験の結果発表にオソレオノノイテいたわけで、気を紛らわせるために落っこちた後の言い訳プランを練りねりして時間をやり過ごした。

もしダメだった場合、来年も同じ場所で下宿を続けるのもなんだかなーだし、かといって今さら実家に戻るのもカッコつかんし、それならいっそのこと家賃の安そうな〇〇駅付近に引っ越すか、あそこなら予備校も近いし・・・・・。

なんてことを漫然と考えているときにフト、前期試験の結果が出る前に退学届を出しちまえ!というなんとも男前な衝動が湧いてきた。確かに再受験1年生の軟弱者が「休学中の学生」という身分に助けられたのは事実だが、この一年でオレは揺るぎないタフネスを手に入れた(はず)。もう学生証がなくても天井が落ちてくる~なんて泣き言は言わねぇ(再受験編その3参照)、次こそ背水の陣で臨んでやる!!1年前にワンチャンスで受かって見せるぜと啖呵を切ったことは完全にスルー)

 

思いついたら即行動。親に「大学辞めるから」と電話でサラリと伝えるとすぐさま教授室に直行し、大変ありがとうございました後はなんとか自分で頑張りますサヨウナラ、と頭を下げ晴れて正真正銘の無所属素浪人に転身。そのまま学務課に寄って必要書類を記入している時はさすがに一抹の寂しさを感じたものの、それでも事務所から一歩外に出ると妙に気持ちが落ち着いた。校門を出る前にもう一度見慣れた研究棟を見上げ、”これで見納めか~”と感慨に耽ったことを覚えている。

なぜあの時唐突に退学しようと思ったのか、その時はあまり深く考えていなかったが、今思い返してみれば理由がハッキリとわかる気がする。知った顔がこぞって下宿をたたみ社会人1年生として意気揚々と飛び立っていくのを横目に、自分だけが同じ場所に留まる。しかも毎日毎日あいも変わらず図書館と下宿を往復するだけ、前進しているのかハタマタ後退しているのかすらわからない。この寂しさ、もどかしさにとても耐えられそうにないことが無意識にわかってたんだろう。だからたとえ再受験を続ける上で明らかに不利な選択であったとしても、自分もみんなと同じようにココから巣立ってやろうっていう見栄なのか意地なのか逃避なのかなんなのかよくわからん感情に突き動かされ、よく考えもせずに突如、学生生活にピリオドを打ったのである。まだまだ青かったな、あの頃の自分。

 

 

・・・想定以上に長くなってしまい、さすがに疲れてきた。そろそろ思ひでシリーズ@再受験編も終幕としよう。

 

それでは最後に結果発表を。

 

もしここまで読んでくださった奇特な方がおられるとすれば、何となく結果の想像はついているのでしょうか。そう、何の因果かカミノイタズラか・・・前期試験受かっちゃいましたε= \_○ノ ヒャッホーウ!!!

あんだけ1年で決めるって豪語してたクセに、実際合格通知を手にすると呆然とするもんだヮ、やっぱ自分の中でも想定外だったんだろう。

合否を知らせる電報(受験番号だけが載ってる無機質なヤツ)を見て自分の番号があったーって号泣してるシーンを何度も妄想してきたわけだが、実際は思ったより淡々としたもんだった。仕事中の父以外の家族に囲まれて電報の中身を確認、自分の番号を見つけてしばし呆然とした後は特に涙を流すこともなく「え?受かってんの?マジ??終わったの??あー疲れた~~~もう勉強しなくてええんや~~~」くらいのもん。でもそのあとにジワジワ喜びが込み上げてきて早速父親に電話で報告したところ、緊張で朝から腹具合が悪かったらしく用足し中とのことであったが、トイレの個室から思わず裏声が漏れるほど驚喜してくれた。あまりのコーフンに尻を拭き忘れないよう忠告して電話を切ったのだが、振り返ればアナタが再受検をかるーく承諾してくれたおかげで今、こうやって合格通知を手にすることができたんだなーと。ほんとにもう、この歳で再受験をさせてもらえた幸運、なんのかんの言いながら温かく見守ってくれた家族には感謝しかございませんm(_ _)m

 

冷静に考えるとモノスゴク危ない橋を渡ってたこと、そしてモノスゴク強運であったことに気付いたのは、ようやく合格の興奮から醒めて日常を取り戻しつつあったもう少し後になってからの話。若気の至りでエイっと飛び込んでしまったが、下手コイテたら・・・

考えただけでオソロシイ、オソロシスギル (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

もし今、人生巻き戻してもう一度あの頃に戻ったとして同じ選択(再受検)をするかと問われると、答えは絶っっっっっ対にノー、万が一自分の子供が同じことするって言ったら勘当してでも止めるね。それくらい再受験ってのは体にもココロにもお肌にも悪いよってこと、以上!終了!

 

 

あーやっと終わった

最後は適当になるといういつもの悪い癖が前面に出たこの締めくくり

またボチボチ日常ネタに戻ろう

次書くことが無くなった時は「思ひでシリーズ@学生生活編」とでも銘打ってやってみるか・・・

 

 ※このブログに書いてある再受験に関するモロモロはあくまでも一個人の経験・感想です。これから再受験を考えている方々に対し、これを否定するものでもお勧めするものでもございません。