父「次の誕生日なに欲しい?」
長男「ヒャン」
父「・・・・・・・・はい??」
長男「ハイもいいけどヒャン。ええやろ?毒無いし」
父「・・・・・・・・」
※ヒャン:コブラ科の蛇。徳之島以外の奄美諸島に生息。捕まえても咬もうとはせず、尾の先のとがった部分を相手に押しつけます。学研の図鑑LIVEより
※ハイ:ヒャンの亜種で習性もヒャンとよく似ています。地元の人には怖がられていますが、触らなければ無害です。学研の図鑑LIVEより
気付かないうちに会話が成立していたことにまずビックリ。
しかしさすがは我が息子、なかなかシブいところを突いてくる。
無類の爬虫類愛好家だけのことはある(一匹たりとも飼ったことはないが)。
一瞬何言ってるのかわからずに心配しちゃったけど。
しかし息子よ、オマエは一つ間違えている。
ヒャンには毒がある、マムシやハブの数倍は強力と言われる毒が(ってネットに書いてあった)。
まぁ毒が無くても誕生日プレゼントとしては即却下なんだけどね。
しかしピンチに陥っても毒牙は使わずに、尖った尻尾@無毒を押し付けるだけなんて・・・・・なんて控え目なヤツ。
どこぞの国のように毒は抑止力、使ってはならんと考えているのか。
はたまた毒の使いみちに気付いていないだけの、ただのおバカなのか。
なかなか興味深いぜ、ヒャンとハイ。
まぁ飼うことはないけどね。
※あまりに口が小さいため、人を咬んでも牙が皮膚を貫通しないらしいです。ヒャンが人を咬まない理由は諦念でした。