暑いです
吸い込む空気のモワッと感が半端ないんです
中年オヤジの吐息を口移しで吸い込んでいるかのようなこの不快感・・・・・・今自分で書きながら吐き気を催しました
でもつくづくニンゲンで良かったわ・・・
野生動物だったら本気で死を覚悟する暑さだコレは・・・
自己中にクーラーつけっ放して熱まき散らかしてホントごめんなさい
悔い改めよ、人間ども
というわけで今回の思ひでシリーズは「鍋」です
暑い時こそ鍋、ガンガンにクーラーつけて
ウチは昨日も今日も鍋ですよ・・・・・・
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学生時代、一人暮らしを始めるとまず最初に訪れる分岐点。
基本自炊にするか、はたまた外食やスーパーのお惣菜で済ませるか。
後者を選んだ人はおそらくその後、まずもって自炊が定着することはなくひたすら外食が続くことになる(はず)。
自炊を選択した人はしばらくすると次の分岐点に差し掛かる。
どんどん料理のレパートリーを広げていくか、数少ないメニューをハードローテートさせるか。
ここで前者を選ぶ人は・・・・きっといい父ちゃん母ちゃんになるんだろう。
後者を選ぶ人、健康には気を配るが料理にそうそう時間と手間はかけられないというパターン、多分これが最も一般的なのではなかろうか。
そういうオマエはどうなんだというと、私はこの中間。
食べるのが好きだから色んなものを作ってみたいし、時間がある時にはチャレンジする。
だけど普段は手のかからない料理がいい。
そしてできれば野菜とか摂れて体に良い方がいい。
そこで自然と鍋に行きついたわけで。
1週間の半分くらいは鍋だった気がする。
そういう意味では後者寄りだが、鍋のレパートリーはかなり広げた方、だから中間。
鍋の基本は決まっている。
母親に教えられた通り鶏むね肉をニンニクやショウガ、唐辛子、ネギなどの香味野菜と共にひたすら煮込んでダシを取る。
このスープをベースに醤油や豆板醤で味付けして中華風にした鍋を好んで食べていた。
しかし二日、三日と続ける内に飽きてしまうため、スーパーで30円前後で売っている豚骨やら味噌ラーメンの素を一袋入れてみたり、少し贅沢したい時はフカヒレスープを混ぜてみたり。
とにかく全部を市販の鍋スープで賄うのは健康に悪そうだから、頑張って半分は自分でダシをとるようにしていた。
過去に作っていまだにローテーション入りしている鍋といえば・・・・・
- 鶏のムネ肉鍋:基本中の基本、塩味で頂く。
- 鶏のムネ肉鍋のアレンジ:醤油や豆板醤、ラーメンの素、キムチの素など何でもOK。
- 鶏の水炊き:骨付きのぶつ切りを半日煮込んで白菜と食べる(青ネギを大量にいれたポン酢で)。二日目以降は↑のムネ肉鍋と同様のアレンジで。
- 鶏モモ肉のおろし鍋:醤油ベースの和風ダシに、皮に焦げ目を入れてブツ切りにした鶏モモ肉を投入。大根おろしをこれでもかと大量にすり下ろしてごま油をふり注げば完成。細ネギをちらすとなお旨い。
- 鶏ガラスープ鍋:名前の通り鶏ガラスープで作る鍋。内臓の処理や骨を砕くのがかなり面倒くさいが、大量に作っておくと自家製ラーメンにも応用が利く。子供が喜ぶ。かなり力がいるため男の料理。
- 豚バラのレモン鍋:ナンプラーベースのダシにレモンを2個ほど絞って、赤唐辛子とニンニクを多めに。野菜は何でもよいがニラを入れないのは邪道。個人的には夏に最適な鍋。
- カレー鍋:かつおベースの和風だしにカレー粉を入れて食べるカレーうどんの鍋バージョン。面倒臭い時は市販のカレー鍋の素を使う時もあるが、カレー粉を使って自分で作る方が辛さなど微調整が利いてよい。
- 千とせ鍋:難波の有名店千とせの「肉吸い」を勝手に真似て作った鍋。牛肉の細切れをかつおと醤油ベースのダシで煮る。本場のものは牛肉とネギ、卵、豆腐しか入っていないが、どうせならと野菜をたくさん入れてみたらやっぱり旨かった。特に水菜がベストマッチ。ちなみに我が家が使う肉は高級佐賀牛のこま切れ(が3割引きになったもの)、これが行きつけのスーパーにある時にだけ食卓に登場する鍋。
- 鴨鍋:最近の流行(我が家で)。実は本日も鴨鍋@二日目。意外に家で食べる人が少ない印象だが、実は簡単でかなり美味しい。好みにもよるが、ムネ肉よりモモ肉を使う方が安くて旨い(モモなら百貨店でもグラム400円台、牛肉より断然お得)。ダシはそこらへんで紹介されている甘味強めの醤油ダシレシピならなんでもOK。鶏の皮が嫌いという理由で煮込む前に皮を捨ててしまう人がいるが、鴨鍋の場合厚い皮下脂肪から出る脂が命といっても過言ではないほどに必須アイテムであるため、食べなくても必ず皮ごと入れるのが重要。ゴボウとネギもマストアイテム。
いかん、鍋を語りだすと止まらない。
しかしさすがに面倒臭くなってきた。
最後に今まで食べた市販の鍋スープで感動した商品を一つご紹介・・・・しようと思って調べてみたら現在生産中止とのこと。
夏だからか!?
また冬になったら再生産されることを祈るしかない。
一般的な市販の鍋スープに比べて約3倍と、お値段はかなり強気。
それだけのことはあって鶏の脂と黒酢が絶妙にマッチ。
今日は贅沢にいくぜって時にお勧めの一品。
セゾンファクトリー
鶏チャンコ鍋 黒酢白湯