一昔前、我が家ではことわざカルタが流行っていました。
とは言えまともに勝負できるのは年長の長男と、良くても年中の長女まで。
保育園児の次女(当時2歳)はまぁ・・・その場で浮かれてるだけ。
さてある日、父がことわざの上の句(というのでしょうか?とにかく前半部分)を読み、子供達と嫁さんがかるたを取り合って遊んでいたのです。
「渡る世間に・・・」
父が大声で上の句を読み上げた次の瞬間、
「・・おにはなし」
誰よりも早く、次女がボソッと下の句を答えたのです。
勝負に参加していないと思い込んでいた次女が。
父と母は目を見合わせましたよ。
「こ、この子まさか・・・覚えてるの?・・まだ2歳よ??・・・もしかして・・・・・・・天才!?」
時として子供の能力というものは親を以てしてもナカナカ見抜けないことがあります。
しもた・・・・・今までスルーしてたわ
いやぁ、焦りましたね。
もしそうであれば膨大な時間のロスです。
今からでも即座に英才教育へと舵を切らねばなりません。
急いで父が確かめます。
「オイ次女、つぎ行くぞ。縁の下の・・・?」
「おにはなし」
「かわいい子には・・・?」
「おにはなし」
「泣きっ面に・・・?」
「おにはなし」
うん大丈夫
この子フツウや、フツウの子や
あ~良かった・・・
チョット期待した部分もあったけど、やっぱり普通が一番やわ・・・
いやホントそう思ったんです。
このまま普通のペースで生きていってくれるのが一番うれしい。
ただ、次女の名誉のためにこれだけは言っておきたいのです。
「捕らぬ狸の・・・」
「かわざんようぅっ!!!」(←次女)
このことわざだけはなぜかしっかりと覚えているんです。
間違って次女より先に取ってしまおうものなら・・・・阿鼻叫喚。
以上、どこの家庭にもありがちなカルタ にまつわるエピソードでした。
前回で最後っぽいこと書いときながらダラダラ続けてますが、おそらくこれが今年最後の更新となりそうです。
とか言いながら明日は以前書いた元変態のO(オー)と飲む予定のため、気が向けば何か書くかもしれませんし書かないかもしれません。
ということで、今度こそ皆様良いお年を!!!