パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

水族館 vs 動物園

水族館はお好きですか?

僕はフツーです

行く前はすごくテンション上がるんですけどね

だけど中に入ってしばらくすると思っちゃうんです

 

 

食べる方が・・・・・・好きかな

 

あっちやらこっちやら動き回って同じ水槽を別角度で何回も何回も見せられてるのに気づくとイラりとします

鼻をかんだティッシュのまだ綺麗な面で口の周りを拭いてついでに床のゴミを包んで捨ててる自分の貧乏性に気付いた時のイラりと似ています

だったら最初っから映画館みたいに椅子でも用意して座ってボーっと眺めさせてくれりゃいいじゃんって思います

 

ふれあいコーナーとかもあるけど、別にナマコなんて触りたくもないんです

イセエビは触ると暴れてトゲが刺さるから嫌いなんです

 

 

だけど子供たちが喜べばそれでいい・・・・

 

 

と思ったら子供たちは私より露骨、音速で飽きます

出口の売店に置いてるグッズやガチャガチャを見てる時が最高潮なんです、彼らは

 

 

そして毎回、水族館を出る時に誰からともなく呟きます

 

 

 

クラゲは、良かったよね・・・・・

 

 

だけど水族館、やっぱりこれからも行くんだろうなって思います

 

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動物園はお好きですか?

僕はフツーです

行く前はすごくテンション上がるんですけどね

だけど中に入ってしばらくすると思っちゃうんです

 

 

なんか・・・・・・スイマセンでした

 

 

そりゃゾウとかキリンとか目の前で見たらテンション跳ね上がるでしょ、普通

だけど日中の動物なんてほとんど寝てるか草食ってるかどっちかです

大きいだけでは飽きるんですよ、すぐに

 

そんでテンション下がり気味でブースを回ると、なんだかネガティブな面だけが見えてくるんです

 

股間の毛をむしり続けるニホンザル

壁に向かって一点凝視のチンパンジー

尻に突っ込んだ指を臭って固まるオランウータン

強迫神経症のように同じ場所を回り続けるマレーグマ

たてがみが禿げてるライオン

ウンコ投げつけるゴリラ

 

 

なんだかね・・・・

 

彼らの表情を見てるといくら鈍感な自分でも何考えてるかわかるわ

 

 

動物見せるのは子供の情操教育に良いっていうのは少し違うと思うんですよ

 

むしろ動物園って子供に帝王学を叩き込む場所みたいな

 

 

見よ、この世で一番偉いのは人間様だぜ

 

 

 

 

だけど動物園、やっぱりこれからも行くんだろうなって思います

 

 

だってレッサーパンダむっちゃ可愛いもん

拡張期高血圧という謎の病態に一人戦いを挑む中年の記録

前回のブログで今、私がストレスでいっぱいだという話をした。

今日はその理由について書いてみようと思う。

悲壮感漂う雰囲気が苦手な方はここでお引き取り頂く方が賢明かもしれない。

 

 

実は病気が発覚したのだ。

本当のことを言うと数年前からうすうす気づいていたのだが。

体調もなんか優れなかったし。

 

だけど見て見ぬふりをしてきた。

そして今、もう誤魔化しのきかないところまできてしまった。

だから現実を受け止めて戦うことにしたのだ。

 

 

 

高血圧

 

 

 

今「なんだ、ただの高血圧かよ」って思った人に言いたい。

 

 

高血圧舐めるな・・・死ぬるぞ?

 

 

先ほども自宅の血圧計で測定してみた。

何度か測った結果、最終的に以下の数値。

 

 

129/86mmHg

 

 

今「なんだ正常かよ」って思った人に言いたい。

 

 

拡張期高血圧舐めるな・・・死ぬるぞ?

 

 

 

ま、実際にはもっと高い。

1回目測るときは緊張するから数値も跳ね上がってる。

148/98mmHgとか。

そして2回目の測定以降、収縮期血圧(高い方の数字)はスルスルと下がって120~130台に。

だけど拡張期血圧(低い方の数字)は90前後までしか下がらないのだ。

 

だから診断名は「拡張期高血圧」

下の血圧だけが高い病態だ。 

 

 

けど実際のところ拡張期高血圧って一体何なのよ?ってずっと思ってた。

上の血圧が高いから高血圧ってのはわかるけど、下の血圧も高い、なんなら下の血圧だけが高いってのは一体どういうことよ?って。

 

ま、自分医者なんだけどね。

医者だから体のこと何でも知ってると思うのはやめて頂きたい。

 

しかし知らないことはできるだけ少ない方がいい。

だから真剣に調べてみた。

そして自分なりに「拡張期高血圧」を解釈した。

だから今、この知識を誰かと共有したくてウズウズしてる。

 

大筋は合ってると思うけど、間違ったことを言ってる可能性もあるので信じるか信じないかは自己責任で。 

 

そして高血圧にあんまり興味が無いお方。

ここから無駄に長文になるので早いとこスター5個くらいつけて避難されることをお勧めします。

 

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血圧は2つの数字で表記される。

大きい方の数字は収縮期血圧

心臓が収縮して血管内の圧力が最大になった時の数値。

小さい方の数字は拡張期血圧

心臓が拡張して血管内の圧力が最小になった時の数値。

 

例えるならこうだ。

ある程度膨らませた風船を口でくわえた状態のまま、鼻をつまんで息を出し入れしている状況を想像してほしい。

肺の中の空気を目一杯吹き込むと、風船はさらに膨らんでパンパンになる。

この時の風船内の圧力が収縮期血圧に相当する。

逆に吹き込むのをやめて力を緩めると、今度は空気が肺に押し戻されると同時に風船は少し縮んで柔らかくなる。

かといって、風船が膨らんでいる限り中の圧力は決してゼロにはならない。

これが拡張期血圧

 

ちなみに高血圧の基準は収縮期血圧140mmHgまたは拡張期血圧90mmHg以上。

 

だけど実際には収縮期血圧130mmHg台、拡張期血圧80mmHg台はグレーゾーンであり、ほぼ高血圧と認識すべきである。

 

 

一般的に、「高血圧」と言えば収縮期血圧が高い状態を想起される方が多いはず。

患者さんでも上の値しか覚えていない人が多い。

しかし実際には拡張期血圧が高くても立派な高血圧なのだ。

だって考えてもみてほしい。

拡張期血圧は血管内の圧力が最も低くなった時の数値だ。

最も低いはずの数値が高いということは、血管が常に高い圧力にさらされていることを意味する。

血管が休まる暇がないということだ。

そんなの体に悪いに決まっている。

 

だから一言に「高血圧」といっても、収縮期血圧だけが高いタイプ、両方高いタイプ、そして拡張期血圧だけが高いタイプの三通りが考えられるわけだ。

 

 

では収縮期血圧はどういう時に高くなるのか。

これは簡単な話で、加齢と共に血管がカチカチになる、いわゆる「動脈硬化」が本態。

しなやかなゴムホースにポンプで水を流すのと、同じ径のカチカチの鉛管に同量の水を流すのと、どちらの方が圧が高くなりますか?という話だ。

直感的に鉛管の方が圧が高くなりそうだとわかるはず。

つまり、収縮期高血圧はポンプ(心臓)から送り込まれる血液を受け取る管(血管)の伸展性の問題と捉えることができる。

加齢と共に血管は柔軟性を失うわけだから、歳を重ねるごとに大なり小なり収縮期血圧は上昇していくのが普通だ。

 

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対して拡張期高血圧。

こいつの解釈が中々に難しい。

拡張期血圧だけが高くなるという病態を理解するには少々基礎知識が必要になる。

 

 

心臓から送り出された血液は動脈→毛細血管→静脈と流れて再び心臓に帰ってくる。

その中で動脈の圧を計測したもの、これがいわゆる「血圧」である。

そして収縮期血圧が心臓というポンプから送り出された血液を受け取る管、すなわち動脈の柔軟性に左右されることは前述の通り。

 

さて、それでは拡張期血圧とは何か。

これは心臓という名のポンプが止まっているときの圧力である。

 

心臓から大量の血液が動脈に送られると、それらは毛細血管を介して静脈側に流れようとする。

しかし血液は動脈から毛細血管へとすんなり移行できるわけではない。

動脈は先に進むほど細くなっているため、そこを通過する血液はどうしても停滞気味になる。

このように末端の血管が細いため血液が通りにくいこと、これを末梢血管抵抗と呼ぶ。

 

心臓から一気に血液が送り込まれてきても、この末梢血管抵抗のために血液の一部は動脈内に停滞する。

その際、動脈は壁を進展させることで(膨らむことで)大量の血液を一旦プールするのだ。

そして心臓が拡張期に入った瞬間、今度は膨らんだ管が元に戻る力を使って血液を末梢に送り届けるというわけだ。

この元に戻る力、これが拡張期血圧の正体である。

そして拡張期血圧を作り出すもう一つの要素、それが末梢血管抵抗そのものなのだ。

 

 

簡単に例えるとこういうことになる。

蛇口につないだホースで水撒きしているとする。

蛇口をひねるとホースの出口から水が勢いよく飛び出す。

しかし少し離れた木の根元までは届かない、だけどホースはこれ以上伸びない。

そんな時どうするか。

 

蛇口をもっとひねって流す水の量を増やすのも一つだ。

そしてもう一つ、ホースの先を指でつまんでしまえば良い。

そしたら細くなった出口から水が遠くへと勢いよく飛び出すことを私たちは経験的に知っている。

この指で出口を塞ぐ行為、これこそが末梢血管抵抗という概念そのものなのだ。

 

ホースがしなやかで弾性に富んでいる場合、指で出口をつまむとホース内の圧力が高くなってホースがパンパンに膨らむ。

その状態で急に蛇口を閉めるとどうなるか。

おそらくはホースが元の状態に戻るまでの間、先から水が勢いよく飛び続けるはずだ。

これが拡張期血圧の正体。

管の弾性と出口の抵抗がポイントになる。

 

 

さて、ここまでくればもう拡張期高血圧の病態を理解したようなもの。

要点としては

・血管に弾力があること(まだ動脈硬化に至っていない、比較的若い血管)

・体液量が多いこと(動脈内に血液がたっぷりの状態)

・末梢血管抵抗が高いこと(出口を思いっきり握った状態)

この三つが揃えば晴れて拡張期高血圧の完成だ。

 

実際、拡張期高血圧は高齢者ではあまり見られず、動脈硬化に至っていない中年(我らアラフォー)によくみられる病態である。

この状態を放置していればいずれ血管が痛んで動脈硬化が進み、行く行くはお手本のような収縮期高血圧へと移行していくのだ(その際、動脈は硬くなるので拡張期血圧は下がっていく)。

 

 

 

ということで私はこの拡張期高血圧とやらに戦いを挑む決意をしたのだ。

この歳から死ぬまで薬を飲み続けるなんてイヤなんだ。

血管が柔らかいうちに健康な体を取り戻してやるんだ。

 

 

それでは具体的に何をすべきか。

上を見ればわかるように、体液量を減らすと同時に血管抵抗を下げてやればよい。

 

体液量とはすなわち塩分。

塩のあるところに水が集まる、これ常識。

そこで塩分制限を始めた。

職場の味噌汁は飲まない、スナック菓子はなるべく食べない、調味料も減らして香辛料で誤魔化す。

 

血管抵抗は様々な因子で上昇する。

肥満、寝不足、ストレス、運動不足、大量飲酒、喫煙・・・・・などなど。

だから手っ取り早くダイエットを始めた。

ランニングの回数を増やして夕食の炭水化物を減らす。

そしてひとまず5㎏減量を目指す(2ヵ月で)。

 

それでもダメなら最後の手段・・・平日の飲酒をやめる(つもり)。

 

 

そこまでしてダメなら・・・・潔く薬飲みます。

 

 

 

ということで現在、空腹と戦う毎日だ。

腹が減ったらノド飴をしゃぶって気持ちを紛らわせている。

 

日中頭の中をウーピーゴールドバーグとキューピーコーワゴールドが占拠する理由、お分かり頂けただろうか?

 

 

最後まで読んでいただいた中年の皆さま。

次回血圧を測る機会がございましたら、是非とも拡張期血圧にご注目を。

 

 

80台なら黄色信号でっせ・・・・・・。。

天使にラブソングを・・・・歌ってもらいたいもんだよこんな日には

今日は全く使い物にならない一日でした

 

なぜかウーピー・ゴールドバーグとキューピー・コーワゴールドの類似性が気になって気になって

このフレーズが頭の中をグルグル回り続けて全く思考がまとまりませんでした

こんな日はロクなことがないんです

 

気晴らしにiPhoneでコッソリと子供達が初めてハイハイした時の動画を眺めては涙ぐんでました

隣の席に座ってた同僚が居心地悪そうにそっと席を離れていきましたが全く気にもなりません

 

それほどに今、私はストレスでいっぱいなのです

 

 

 

時折心に何らかのストレスを抱えて不安定になるんです

嫁さんに言わせるとそんな時の私は物凄くわかりやすいらしいのです

 

あっ・・・こいつ今ストレスでいっぱいだわ、ってね

 

 

ま、自分でもソワソワしてるのがわかるんですけどね

普段より明らかに饒舌になるしね

しゃべってる最中急に奇声あげるしね

ものすごいキレキレのターンとかしながらね

さながらビリー・ジーンを踊り狂うマイケルジャクソンの如し

 

 

実はマイケルに憧れてダンスパフォーマーみたいなことやってた時期があるんですよ

 

丸池寂村(まるいけじゃくそん)って芸名でね

 

 

 

 

ウソですマイケルのことよく知りません

 

 

 

はぁ・・・・書いててものすごくツライ

 

 

ホントはここまでが前ふり、ここからストレスの本題に入るとこだったんですけど 

 

 

気力、体力の限界

 

今から何千文字も・・・・・書けませんわ

 

 

 

ということで続きはまた後ほど、気が向けばということで

 

君と出会った奇跡


スピッツ / 空も飛べるはず

 

 

昨夜未明、まどろみながら思いっきり屁をこいた。

もの凄い爆発音と共に体が数mm浮いたような不思議な感覚に包まれた。

オナラの可能性を感じた。

 

・・・・・きっと空も飛べるはず

 

そして完全に目が覚めた。

 

 

一度こうなったらもう眠れない体質。

二度寝は諦めてオナラの有効利用について思いを巡らせていると突然、学生時代の懐かしい思い出が甦った。

忘れぬうちに書きとめておこうと思う。

 

 

ちなみに眠れない夜にはこんなのもどうぞ↓↓

pandamonda.hatenablog.com

 

 

 

 

私の通っていた大学では1年次のカリキュラムに「介護実習」が組み込まれていた。

まだ純な心を持つ低学年のうちに過酷な介護の現場を体験させて他職種に対する理解を深めると同時に、医療が医師だけでは成り立たないことを身をもって実感させようというわけだ。

 

とは言えクソ田舎の大学近辺に都合よく100人もの学生を収容できる介護施設なんてあるわけがない。

というわけで我々は名前の順に5人前後の小グループに割り振られ、2泊3日の日程で県内各地の介護施設へと強制的に送り込まれることになったのだ。

 

 

その時の私の班は男ばかりの5人。

実はそれから大学卒業まで、ポリクリ(病棟実習)を含めた様々な実習を行う際の班は大体このメンツであり(一人は早い段階で留年して消えていったが)、最終的には卒業して医者になってからもちょくちょく会うほど仲の良いグループになるわけだが、それはもう少し後の話。

当時はまだ入学して間もない頃であり、互いの素性や腹の内もよくわからない他人同士であった。

 

そして再受験生の私は彼らよりかなり年上。

初っぱなから舐められちゃいかん!という緊張感を持って実習に臨んだ記憶がある。

 

 

さて、いよいよ入学後初めての実習に出発。

と言ってもマイクロバスで何時間もかけて移動する泊りがけの実習はちょっとした旅行気分だ。

「どんな実習先だろう」とか「苛められないかな~」とか、他愛もない話をしながら班員との親睦を深めていく。 

 

施設につくと早速実習開始。

とはいえ医療現場の右も左もわからない私たちは完全にお客さん扱い。

現場の職員に手取り足取りいろいろ教えてもらいながら、手探りで与えられた仕事をこなしていく。

 

しかしいくらお客さん扱いでも、慣れない場所でストレスを感じながら丸一日働くとそれなりに疲れる。

初日のお勤めが無事終了し、大学が予約してくれた近くのビジネスホテルへと帰り着いた頃にはもうヘトヘト。

そんなわけで、翌日への英気を養うために全員で近くの焼肉屋へ繰り出すことにしたのだ。

 

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裏さびれた焼肉屋の座敷に案内された私たちは、何はともあれ一日目の実習、しかも入学後初めての実習を無事に乗り切れたことに乾杯。

注文した肉が運ばれてくるまでの間、ビール片手に再び軽い自己紹介などをしながら談笑していた。

 

 

すると突然鳴り響く警報音。

 

 

ピコピコピコピコピコピコ・・・・・・・・

 

 

なにこの音

どこで鳴ってんの?

 

ざわつく班員達。

少し不安気に音源を探す。

そしてなぜか私の顔を見る。

 

 

えっ!?

オレ??

 

 

どうやら音は私の後ろから聞こえているようだ。

振り返ると私の背後は壁、そしてそこには尻に密着するようにコンセントに刺さった警報器が。

そいつが赤い警戒色を点滅させながらブンブン唸っているのだ。

 

 

なにこの警報器

なになに・・・・ガス警報器って書いてるわ

 

どうやら店に備え付けているガス警報器が誤作動したようだ。

 

なんだよこの警報器、壊れてんじゃね―の?ハハハ・・・

 

言いながら視線を元に戻すと、みながニヤニヤしながら私を見ているではないか。

 

 

・・・・・なによ

 

まさか・・・・・疑ってんのこのオレを??

おいちょまてよ!!

なんだよ、オレが屁でもこいたっていうのかよ!?

 

ま、実はこいたんだけどね、さっきね

 

だけど結構前だぜ?乾杯の時だっけ

「かんぱ~い」ってジョッキ持ち上げた時についプリッとね、リキんだからね

けどそんなんで反応するわけないっしょ、今どきのガス警報器が

人のこと毒ガス王子みたいな顔で見ないでくれる!?

 

 

一気にまくしたてた。

これから始まる長い学生生活、皆のお兄さん的存在でいたかったのだ私は。

こんな初っ端から「屁でガス警報器鳴らしたおっさん」的位置づけになることだけは何としても避けたかったのだ。

 

私の剣幕に周りも渋々納得。

だけど猜疑心がぬぐいきれていないのはそのニヤついた表情からも明らかだった。

 

 

・・・・おーしわかった

そこまで言うなら証拠見せてやろーじゃないの、証拠

次こきたくなったらオレは正々堂々と宣言する

スカしっぺは無しだ

それで警報器が鳴らなかったらオレの勝ち

心配しなくていい、今日のオレはいくらでも出せる

そんな日ってあるよね?

今日ちょうどそんな日なの・・・・

 

 

これで皆納得。

警報器のことは忘れて再び談笑。

 

間もなく機会が訪れる。

当時まだ純粋だった私は馬鹿正直に宣戦布告。

 

 

皆様、大変ながらくお待たせ致しました

ただ今より発射いたしまーす

 

 

皆の期待を一身に背負って発射

 

 

ぶりゅりッ

 

 

固唾をのんで見守る一同

沈黙を続けるガス警報器

 

1秒経過

2秒

3秒

4秒

5秒

 

 

・・・・・・

 

 

 

な!?言ったやろ!!??

絶対オレじゃないって

屁でガス警報器なんて鳴るわけないじゃん!!

これでオレの無実がピコピコピコピコピコ

 

 

 

ま、関西人としては全員を爆笑の渦に巻き込んだ時点で本望なんだけどね。

それにしてもこのガス警報器、絶妙な間と人を小バカにしたピコピコ音・・・・かなりデキるやつだ。

 

これがキッカケなのかどうか、その後はなんとなく漂っていた緊張感も完全に消失し、全員の距離感がグッと近くなったことだけは確かだ。

 

 

すべては長老である私の計画通りだ。

 

 

しかし危ない橋を渡ったもんだ。

もしも班員に嫌な奴が紛れ込んでいたら、大学に帰ってから噂が学年中に広まってイジめられていたに違いない。

 

そしてこれが現在の話だったなら、私は6年間こう呼ばれていたハズだ。

 

 

 

 

ピコ太郎・・・・

 

 

 

 

 

 

屁にまつわる懐かしい思い出話でした。

 

 

屁の話、他にもこんなんありまっせ↓↓↓

pandamonda.hatenablog.com

旨いものを食う時に感じる僅かな罪悪感について

今年仕込んだカラスミをちょっとだけ味見しました

少し塩味が強かったけど、臭みもなく上々の出来でした

これなら長期の熟成にも十分耐えられそうです

半年、一年後が楽しみです

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あまりにおいしかったのでお酒も進みまくり

本日の相棒はビールとスパークリングワインと八海山

ヤバいくらいカラスミとの相性抜群です

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ちなみに晩御飯はおでん

これまた日本酒が進みます

あまり酔わない方ですが、ちょっとだけいい気分になりました

 

晩御飯を食べながらDJ.CHI★CHI(父)がお気に入りの曲をBOSEのSoundLinkで流す

これが我が家のトレンドです

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今日はなんとなく忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」をセレクト


デイドリームビリーバー THE TIMERS 歌詞付き

 

 

聞いてるとなぜだか涙が出ました

嫁さんもなんか涙目でした

旨すぎるカラスミがさらに僕らのデリケートな部分を刺激したようです

 

忌野清志郎なんてほとんど聞いたこともなかったのに、無性に懐かしさを感じました

こんな旨いもん食ってる自分に少しだけ後ろめたさも感じました

 

 

Love Songって、実はほんのちょこっと対象を変えるだけで普遍的になるんだなって気付かされました

 

 

今になって彼の良さがわかるようになったのは、果たして年齢のせいだけなのでしょうか

 

ファンでもなんでもなかったのに今や清志郎ロスです

 

 

 

今一番癒される真実

「最後はみな例外なく逝く」

 

 

 

そんな私が考えた迷言

「生きてる方がマイノリティ」

 

 

 

どうです?

ちっとは気持ちが楽になりやしませんか?

 

 

 

 

はい、今日はいつもよりちょっと酔っぱらってます

長男の洞察力に感動した話

私にしては珍しく連投。

だけど書かずにはいられない出来事があったのだ。

 

昨日何気なく書いた「洞察力」の記事。

冗談半分の記事だけど本当に大切だと思ってるのは事実だ。

pandamonda.hatenablog.com

 

そしてまさに今日、長男の洞察力をまざまざと見せつけられる出来事が。

 

 

長男(小学一年生)はサッカーを習っている。

そして土曜日は午前中1時間半、午後2時間となかなかにハードな練習をこなしている。

さらに夕方からは家族全員で空手の稽古にも行く。

しんどかったらやめてもいいぞと言ってるのだが、本人は体を動かすのが楽しいみたいで嬉々として通っている。

習い事としては少々運動にシフトし過ぎている気もしないではないが、まぁ小さいうちはできる限り体を動かせばよい。

きっと将来の宝になるはずだ。

 

 

さて本題。

午前のサッカーから帰ってくるとすぐに、午後の練習に備えて昼ご飯を食べる。

正月明けということもあり、今我が家ではモチの登場率が高い。

当然本日もモチ。

 

お気に入りのバター醤油と海苔でモチを頬張る長男。

食べながら一言

「このモチ、鏡餅の中に入ってたモチやろ?」と。

 

補足しておこう。

普段我が家はスーパーで買った袋詰めのモチを使っている。

 

そして長男の言う鏡餅の中のモチというのはコレ↓↓

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正月用にこれまたスーパーで売ってる作り物の鏡餅のことだ。

パーツは自分で組み立てるらしい。

そしてこの鏡餅、モチの容器の中に本物のモチが入っているのだ。

 

自慢じゃないが、私は今食べてるモチが普段のモチなのか、はたまた鏡餅の中に入っていたモチなのかなんて全く分からない。

どちらもただの丸っこいモチであって、それ以上でも以下でもない。

そこで製造元である嫁さんの方を見ると、びっくりした顔で

「なんでわかったの?」と。

 

すると長男は澄ました顔で

「アレ(鏡餅)組み立てたときさ、説明書に鏡開きは1月11日です、みたいなこと書いてあったやん。今日11日やからきっとあのモチ使ったんやろうなって思ってん」

 

 

 

ど、洞察~(IKKO調)

 

 

繰り返すが、ウチの長男は小学一年生だ。

ナカナカの洞察力ではなかろうか?

またはナカナカの親バカか、そのどちらかだ。

 

ま、実際のとこはいつものモチが丁度切れたので鏡餅のモチを使っただけだったのだが。

そして鏡開きの意味も理解していない。

おそらく推察しただけ。

でもそんなことはどうでもいい。

その思考過程が素晴らしいのだ。

 

 

 

さて、昼ご飯を食べ終わると午後練まで束の間の休息。

ベッドでゴロゴロしながら撮り溜めたビデオを鑑賞する。

今日のメニューは三人ともお気に入りの「おサルのジョージ」だ。

 

子供たちにビデオを見せながら私は束の間の休息。

今日も朝から10㎞程度走ったのだが、なにせ正月で数kg太ったから足腰が痛い。

ベッドでウトウトしていると、長男がビデオを見ながら私の足をトントンと叩いて聞いてきた。

 

「なあなあ、100ドルっていくら?・・・・・1万円くらいか?」

 

ジョージはアメリカのアニメだから、当然出てくる通貨もドルなのだ。

 

「そうやな、1万円くらいや。なんで知ってるの?」

 

するともはや興味を無くした長男は、テレビの邪魔をするなとばかりに片手間にこう答えたのだ。

 

「知らん、なんかずっと前にお母さんが1ドルは100円くらいやって言ってたから」

 

 

 

 

ど、洞察~(IKKO調)

 

 

いや、正確には計算力か。

しかしそんなことはどうでもいい。

繰り返すが、ウチの長男は小学一年生だ。

ナカナカの洞察力ではなかろうか?

またはナカナカの親バカか、そのどちらかだ。

 

 

ま、なんか安心した。

運動ばっかやってるけど、知らぬ間に父の考える洞察力を着実に身につけつつあるようだ。

もう少し大きくなったら父の編み出した勉強法をみっちり教え込んでやろうと考えているが、それはもうちょっと先の話。

今はとにかく体作りが優先だ。

 

 

さてと、そろそろ午後練のお迎えの時間だ。

そのあとは空手に向けてウォーミングアップ開始。

親としてもなかなかにハードな土曜日だ。

だけど充実した一日だ。

 

 

それでは、行って参ります。。

 

 

 

 

ちなみに父の編み出した勉強法に関する記事はコチラ↓↓

興味のある方はどうぞ。

pandamonda.hatenablog.com

 

大人になった未来のお前達へ宿題を出しておこう

今週のお題「二十歳」

 

父さんね

ものごとの本質を見抜ける人間になってほしいんだよ

お前達にはね

 

見えてる部分に惑わされない人間っていうかね

その裏を読み取れる人間

 

だけどそれには相応の観察力と想像力が必要になってくる

いわゆる洞察力とかいうやつだ

 

洞察力ってのは生きてく上で本当に重要

小さい頃からこの力を手にする訓練を怠っちゃいけない

 

 

えっ?

話が難しい??

 

じゃ、わかりやすく説明しよう

 

 

例えばお前たちがいつも嬉しそうに見てるアンパンマン

父さんね、あれの何が面白いんだか全く理解できないんだ

 

お前達の目にはどう映ってるのよ、バイキンマン

 

なになに、いつもアンパンマンを倒そうとしてる悪いヤツって??

 

 

違うよ

全然違う

バイキンマンアンパンマンを倒そうだなんて思っちゃいない

 

 

彼はね

アンパンマンを殺害しようとしてるんだよ、本気で

 

一度そういう目で見てごらんなさいあのアニメ

父さんの言ってることが嘘じゃないってわかるはずだから

彼の攻撃はどれだってまともにヒットしたら致命的なのばっかだ

軽くノックアウトしてやろうなんて甘い考えは微塵も感じ取れない

 

これこそがアンパンマンというアニメの本質なんだ

 

だから父さんの中でアンパンマンは幼児向け番組の位置付けなんかじゃない

ジャンルとしては北斗の拳と横並びだ

 

 

えっ・・・知らないの北斗の拳!?

 

まったく近頃の子ってのは・・・・・

 

父さんなんて母さんとケンカするたびに死兆星が見えちゃうってのに

ほら、昼間なのにあんなにはっきりと・・・・ってね

 

ホントに知らんの?

時代やね~

 

 

 

随分と話が逸れたけどね

でもなんとなくわかっただろ?本質を見抜くってこと

 

 

じゃあ、最後に未来のお前たちに試験を課そう

 

将来大きくなったお前たちが父さんの書いたこの記事を読んだとして、行間に隠された本質を見抜くことができるか?

 

もしズバリ言い当てることができたなら、その時は父さんの思う立派な大人になったってことだ

そしたら父さんもう嬉しくて仕方がないよ

たとえその時お前たちの傍にいなかったとしてもね

 

 

 

十何年後かの愛する我が子たちよ

 

鋭い観察眼と豊かな想像力でこれが読み取れたのなら合格だ

 

 

 

 

 

「父さん・・・・・・

 

 

 

 

 

もう書くネタが無かったんだね・・・・・・」ってね