パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

ありがとう ONE OK ROCK

いやぁ久しぶりに書いたわ、ポエム

 

今回はサッカー選手との一夏の恋がテーマ

 

やっぱポエムはいいね、書いてて元気が出る

 

「これってポエムで合ってるよね?」って不安になる時もあるけど

 

 

 

実はママンさんがONE OK ROCKの楽曲を紹介しててね

 

それ聞いたらなんか久しぶりに創作意欲が湧いてきたんです

 

同じアーチストとして刺激されたっつうかね

 

自分だって誰かを元気にしたいっていう熱い想い

 

そいつが今回ボクを突き動かしました

 

 

あわよくばONE OK ROCKにリリックを提供したいっていうババ心もあるけどね

 

 

そして書き下ろしたのがコイツってわけ

 

 

 

 

 

傷心☆ソフラチュール

 詞:ポエ村パンダ

 

 

彼は情熱のマタドール

淡いひと夏アバンチュール

隠れて塗ってるボラギノール

ほとんど毎晩ロヒプノール※1

 

 

ベルマーレ(美しい海)っていい響き

だけどコンサドーレはノーサンキュー

道産子を逆にしてオーレって付けただけなんでしょ?

そんならポータブルトイーレの方が断然マシ

 

 

アムールモナムール愛シテール

この想い今すぐ届けて、かもめ~る

だけどあなたは華麗にドリブル

わたしは置き去りアンインストール

 

 

恋はいつでもオウンゴール

心の傷にはオキシドール(沁みる~)

誰か貼ってよソフラチュール※2

剥がす時痛いの、身がモゲール・・・・

 

 

※1 ちょっぴり強めの睡眠薬

※2 傷口に貼る抗生剤つきの網テープ、剥がす時皮ごとめくれて結構痛い

 

 

 

 

 

 

 

 

ごめん・・・・ちょっとスランプみたい

 

 

 

だけど元気出た??

不思議な少女の話

少し前に我がパンダ組の原点、「パンダ公園」を記事にしたことがありました。

 

本日はその「パンダ公園」で出会った不思議な少女、彼女との束の間の心の交流を書いてみたいと思います。

読み終わったあと、きっとあなたの胸の中を爽やかな一陣の風が吹き抜けることでしょう。

 

pandamonda.hatenablog.com

 

 

 

話は一年以上も昔に遡ります。

その頃、私達はしばしばパンダ公園に足を運んでいました。

なぜならパンダ公園にはほとんど人がいないからです。

たぶんウンコがいっぱい落ちてるからだと思います。

置かれてる動物たちの目がなんとなく怖いからかもしれません。

とにかく人がいないのです。

 

 

さて、ある休日のこと。

久々に飼っている犬を思いっきり走らせてやろうということで、昼過ぎからパンダ公園に出かけました。

すると隣接する駐車場に一台の車が停まっていました。

もしやと思い公園の中を覗くと、すでに一組の家族がすべり台で遊んでいるのが目に入りました。

 

正直ちょっとだけイラつきましたね。

俺たちの公園なのに、と。

小学生のような発想です。

 

けど先客がいるならば仕方ありません。

犬を走らせるのは諦めて、子供たちだけ連れて公園の中に入りました。

 

チラリとすべり台の方に目をやると、小さな女の子と母親が楽しそうに遊んでいました。

少し離れた場所で父親と思しき男性がタバコを吸っていました。

 

そのすべり台はただ単に階段を上って滑り降りるだけの鉄組みタイプではありません。

大きなコンクリートの塊で、ちょっとしたクライミング用の凸凹やトンネルまで付いてる立派なやつです。

このすべり台はパンダ公園の目玉的遊具なわけです。

だから子供達三人は先客がいるのも構わずにそのすべり台目がけて走っていきました。

 

いきなり知らない子が三人も、しかも中には自分より大きな子も混じってるわけです。

きっとその女の子は圧倒的雰囲気に飲み込まれ、スゴスゴとすべり台をあけ渡すに違いありません。

 

 

おうおう可哀そうに・・・・

多勢に無勢、ですか

 

ま、これが世の常です

諦めなさい

 

 

ほんとに卑しい人間ですよ、私は。

書いてて吐き気がする。

 

 

だけど実際にはそうはならなかったんです。

キャッキャ言いながらすべり台で遊ぶ三人の我が子、それに混じってその女の子もキャッキャ言いながら走り回ってるわけです。

秒単位で適応してましたね、彼女。

一緒に遊んでる、というよりは勝手に後ろをついて回ってる、という感じ。

 

 

嫁さんが女の子の母親に「すいませんね」みたいな社交辞令でジャブを入れました。

するとその方も「いえいえ、こちらこそ遊んでいただいて」みたいな社交辞令で応じます。

しばらく社交辞令の応酬が続き、その後軽い自己紹介的な内容に発展したようです。

私は横で子供たちを見ながら聞くともなく聞いていました。

 

イントネーションは完全な標準語。

関東の方から仕事でこちらに来ている様子。

どうやらこの公園は初めて立ち寄ったとのこと。

そしてその女の子は三歳らしい。

 

 

・・・えっ三歳?

 

デカくないこの子??

 

ウチの長女(当時五歳)より余裕で大きいじゃないのよ

 

 

三歳と言えば、次女がその時ちょうど三歳になりたてくらい。

遠くで見てると小学生と保育園児くらいの差がありました。

しかも彼女、標準語でスラスラと流暢にしゃべるのです。

次女なんて当時まだ舌たらずで三語文がやっとというレベルだったのに。

 

とにかく同じ三歳とは思えないほど大きく、言葉が達者で、かつ物怖じしない女の子でした。

むしろ多勢であるはずの我が子たちがタジタジしてて、遠目にも滑稽でした。

 

しばらくして長男がサッカーボールで遊び始めると、「なにそれ、サッカーボール?〇〇ちゃんも一緒にサッカーしたーい」と言って長男にピッタリ寄り添います。

 

「お、おう・・・・」

 

当時6歳くらいの長男、どうしていいかわからずにボールを持ったまま突っ立っていました。

その手からボールを奪うと、「お兄ちゃん、は~い」とか言いながら長男に向けてボールを蹴ってました。

もはやどちらが年上かわかりません。

 

 

その頃、ケタ違いに人見知りの長女は女の子から漂う香ばしい匂いにイチ早く気が付いたようで、一人そそくさと離れたジャングルジムに避難していました。

長女はグイグイ来られると萎縮してしまうタイプなのです。

 

 

さて、その時次女はと言えば・・・・まだすべり台で遊んでました。

不運なことに一人で黙々と。

 

そこへ長男とのサッカーに飽きた彼女がやってきました。

すべり台の頂上に座っている次女を見つけると、おもむろに隣へ腰掛けます。

そして流暢な標準語で次から次へと質問をぶつけ始めました。

 

 

「ねえねえ、どこからきたの?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「この公園よく来るの?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「いまいくつなの?」

 

「・・・・・・・・・・」

 

 

私は気付いていました。

次女が極度に緊張していることに。

なぜなら次女の顔、半笑いで下アゴが突き出てたから。

 

次女は緊張すると下アゴが出るんです。

そしてなぜかニヤつくんです。

だからすかさず助け船をだしました。

 

「次女、いくつって聞かれてるぞ?何歳やったっけ??」

 

父に背中を押された次女は渋々といった体で指を三本突き出しました。

 

 

「えっ、三歳なの??〇〇ちゃんと同じじゃーん!!」

 

「・・・・・・・・・・」

 

「ねえねえじゃーさー、どんなテレビ見てる?」

「幼稚園でお友達たくさんできた??」

「なわとび何回とべる???」

 

この頃になると次女はもう考えることすら放棄。

女の子ももはや返事は期待していないようです。

しかし話し相手ができたのが嬉しかったのか、質問攻撃の手は緩めません。

 

 

「ねえねえじゃーさー・・・・・どんな食べ物が好き??」

 

この瞬間、ずっと俯いてニヤニヤしていた次女の目に光が宿ったのを私は見逃しませんでした。

 

次女・・・・・いけるんか!?

 

心の中で叫びました。

すると今までずっと黙っていた次女が初めて、突き出した下アゴをもぞもぞ動かして声を発したのです。

小さな声でしたが、ハッキリと聞き取れました。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・ハナクソ」

 

 

すべり台の向こう側にいた女の子のお母さんが「ぶっ」って言いました。

見ると、両手を口に当ててフルフルしてました。

そして耐えきれなくなったのか、公園の隅でタバコをふかしてる父親と思しき男性の元に駆け寄り、事の顛末を克明に報告して爆笑してました。

 

 

 

笑いたければ笑えよ

 

次女よ・・・・・・・

父さんにはよーくわかる

 

よく知らない子に流暢に話しかけられて緊張したんだろ?

それに標準語だったからあんまり意味がわからなかったんだろ?

しかも質問が速すぎて答えるタイミングが掴みづらかったんだろ?

 

だけど最後、好きな食べ物だけはちゃんと聞こえた

からしっかりと答えることができた

 

でも不思議だな・・・・・・なんでハナクソって言ったの?

 

 

 

・・・・・そっか!プライドだな?

舐められたらイカンと思ったんだな?

関西人はボケてなんぼだって

 

うんうん、結局お前の思惑通りになったよ

あの子は唖然としてたけどお母さんは完全にグロッキーだったよ

 

 

次女よ・・・・・・

 

 

お前は勝ったんだ!!

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

 

不思議な女の子と心を通わせたお話。

 

あなたの胸に一陣の風は吹き抜けたでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、今の話忘れてください。

見つけたぞ、ぐへへへへ

前回のブログに個人的なお願いを書き込んでしまいました。

にも関わらず、多くの読者さんからたくさんの有益な情報、数えきれないほどの励ましのコメントを頂きました。

 

心からお礼を申し上げたい。

 

 

本当にありがとう、三名の読者さん。

 

 

皆様のおかげで問題解決に向けて大きく前進しましたというのは真っ赤なウソだけど、気持ちだけはしかと受け取りました。

 

 

翌日になってもう一度気を取り直して検索ワードを工夫してみたら、今度は驚くほどあっさりとお目当てのブログがヒットしてしまいました。

 

仰々しく書いた割にあまりにも呆気なく見つけてしまったのでなんとなく言い出しづらかったんです。

この気持ち、わかってもらえますよね?

 

だけどこのまま何も書かないというのは行く末を案じてくださった数多くの三名の読者さんに対してあまりにも不義理だと思い直し、ようやく重い腰を上げるに至ったという次第であります。

 

ちなみにそのブロガーさんとはなんの交流もないため(先日思い切って読者登録はしてみたけど) 、言及やIDコールは控えさせていただきます。

 

 

ブログ名:no wifeなmy life !

お名前:haretarasakeさん

 

個人的には2019年10月16日の記事、「唐揚げとコロッケとお見合い写真」が好きですね。

間違って前記事で40代男性と書いてしまいましたが、実際にはまだ30代の方でした。

お見合い写真の貫禄があまりにもアレすぎて・・・・・失敬。

 

 

 

 

さて、そろそろコロナも一段落といったところでしょうか。

どうせ寒くなってきたらまた巣篭りを余儀なくされるのでしょうし、今のうち可能な限りキャンプに行き倒してやろうと画策しております。

 

明日のことすらわからないこんな世の中、ちまちま有給休暇を溜め込んでても仕方がない。

使えるうちに全部使ってやる。

コロナなんかに思い出作りを邪魔されてたまるかって。

 

そんな所存です。

 

 

もちろん三密は避け続けますけどね、これからも。

 

 

 

 

早く日常を取り戻したいもんです。。

情報求ム!

読者登録ってのがなんとなく苦手だ

自分から気軽に登録ボタンを押すことができない

暗に相手に登録返しを期待してるみたいで

 

しかも一度登録したら責任が生まれる気がするのだ

そのブログをずっと読み続ける責任

相手の反応があろうと無かろうと「読んでますよ」ってスターを送り続ける責任

 

 

今書いてて思った

まるで「お嬢さんを私に下さい、一生守り抜きますから」の世界だなコレ

明らかに大袈裟、読者登録を深く考え過ぎだ

 

だけどそんなこんなで今まで滅多に自分から読者登録をしてこなかった

 

 

さて、話は変わって

 

最近、とは言ってもすでに何か月も前のこと、たまたま面白いブログを見つけた

私を読者登録して頂いてた方のブログについてたスターを何気なく辿ってみたところ、偶然発見したのだ

 

書いてる内容が私好みで文章も上手い

読んでいて全く飽きさせず、何より気楽に読める

珍しくそのブログを過去に遡って一気読みしてしまった

 

もちろん読者登録はせず

その時は足跡すら残さずに

 

 

そして先日、不意にそのブログのことを思い出した

久々にまた読みたくなったからちょっと覗いてみよう、と

 

もちろんブログ名もIDも覚えていない

仕方がないから前回と同様、私を読者登録してくれてる方のブログから飛んでいくことにした

そしたらその方のブログが跡形もなく消え失せていた

 

 

やっときゃよかった読者登録・・・・

 

 

今さら後悔しても遅い

なんとか名前だけでも思い出そうと頑張ってみたが、海馬が萎縮しかけてる四十路過ぎの脳ミソは使い物にならず

結局何も思い出せないままキーワードになりそうな単語を片っ端からはてなサイト内検索に放り込んでみたが、最後までそれらしいブログはヒットしなかった

 

 

万事休す

 

 

そこで今回、このブログをお読み頂いている数少ない貴重な読者様にお願いです

 

私が探しているそのブログに心当たりのある方、おられましたらぜひ情報提供いただけませんでしょうか

 

記憶にある範囲でそのブログの特徴を羅列させていただきます

 

 

・40代(もしかしたら30代かも)の独身男性

・ブログの主題は「婚活」

・実際には「婚活ネタ」よりも「料理ネタ」のほうが圧倒的に多い

・身長が高い(ブログに書かれていた気が・・・)

・ポッチャリ体型(お見合い写真を目隠しでアップされていた)

・最後は「結婚するぞー」とか「ああ、結婚したい」という台詞で〆る

・相当ハイカロリックな料理を好む

・アウトドア好き?

・西日本か九州あたりに在住??

・ブログ継続期間は2~3年以上???

 

 

 

最後の方、ほとんどうろ覚えです

四十路過ぎの脳ミソだとこれが限界

 

はてなブログ界ではまずまず有名な方なのではなかろうかと勝手に推察しております

だって面白いから

 

しかし面白さと人気は必ずしも相関しない、これもまたはてなブログ界の常

 

なので誰も知らない可能性も十分あり得るわけです

 

同様に今回の私のお願い記事、これもまた誰の目にも留まることなく闇から闇へと静かに葬り去られる可能性も十分あり得るわけですけどね・・・

 

 

 

というわけでこの情報でピンとこられた方、おられましたらよろしくお願い致します!

 

また・・・会えたね・・・・・

現実逃避がてらに職場の庭をブラブラお散歩していたときのこと

 

どこからかジッと見られているような違和感を覚えた

 

 

 

な、なんなんだこの禍々しい妖気は・・・

 

 

 

慎重にあたりを見回す

だがパッと見は何も異状ない

 

 

舐めんなよ

オレのセンサーは超超超敏感なんだ

 

誰だっ!?さっきからジットリ見てるやつは!!

 

 

 

何度もカミングアウトしているが、私は虫が大の苦手

だからなのかなんなのか人一倍気が付いてしまうのだ

 

ヤツらの気配に

 

 

老眼に鞭打ってもう一度あたりを見回した

 

 

 

・・・・・いた

 

 

 

花壇の前のアスファルトの上に、堂々と

 

クワガタが

 

 

 

実は二年前にも偶然、都会のど真ん中で80mm弱のオオクワガタを発見してしまった前科があるのだ、私には

 

pandamonda.hatenablog.com

 

 

だけど今回は小物

クワガタに詳しくない私にだってわかる

コイツはコクワガタ

間違いない

 

 

こんなとこにもいるもんだね~

 

 

なんとなく感動を覚えはしたものの、あまり深く考えずに通り過ぎようとした

 

しかしなぜだか後ろ髪を鷲づかみにされる

 

 

・・・・・なんなんだこの罪悪感

 

 

うっすらわかってた、この罪悪感の正体

だから渋々家に電話を入れた

もちろんテレビ電話

 

電話に出た嫁さんに長男を呼ぶ様伝える

 

数秒後、風呂に入るところだったのか素っ裸の長男が登場

 

 

「もしもし・・・・父さんこんなの見つけちゃった」

 

テレビ電話にクワガタを映す

向こう側から聞こえてくる歓喜の声

 

 

「ここ病院だしコイツなんとなく汚れてるから、このまま逃が・・・」

「早く獲って」

 

 

うん、やっぱりね

そりゃあそうなるよね

 

聞くんじゃなかったよ・・・

 

 

 

意を決してクワガタを掴もうとした

前回獲ったオオクワガタだって恐る恐る触ることができたんだから

こんな小っちゃいコクワなんて余裕っしょ

 

だけど二年も経ったらそんな蛮勇は微塵と消え失せてた

触ろうとしては手を引っ込める、そんな動作を20回くらい繰り返した

キャッとかヤダっとか叫びながら

微動だにしないコクワガタに向かって

四十路過ぎのおっさんが

 

そして結局断念

 

これ以上は時間の無駄と判断した私は一旦事務課まで戻り、紙コップと割り箸を拝借

これさえあれば触らずに済む

 

心の中で「どっかに消え失せててくれ!」と祈りつつ現場に戻った

 

 

ちゃんといた

 

 

死んでんじゃねーの?っておそるおそる紙コップを近づけてみたら、突然コップの縁を思いっきり挟んできやがった

残念ながら生きてるみたい

そして凶暴極まりない

 

どう足搔いても縁に食らいついたクワガタをコップの中に入れることができず

散々格闘した挙句、コップの先端にクワガタをぶら下げたまま半泣きで医局に帰った

  

 

白い紙コップに黒い虫をぶら下げて突然医局に現れた半泣きの中年を見て医局秘書が2メートルくらい飛びのいた

一瞬医局内が騒然としたが、くっついてる虫が小さなクワガタだと知って人が集まってきた

その中に虫に強い先生がいたので、お願いしてコップの中にクワガタを移してもらった

 

 

やっと一息ついてクワガタをマジマジと眺めた

 

 

コイツ・・・・・汚ねえな

 

 

二本のツノ(顎?)にはなんか蜘蛛の巣みたいなゴミが絡みついている

体も埃をかぶったように薄っすらと白い

ここは病院だし、どこか汚い場所を通ってきたのなら一大事だ

衛生上このまま家に連れて帰るわけにはいかない

 

咄嗟に手持ちの次亜塩素酸水を霧吹きで吹きかけた

 

「おいおい、大丈夫なのそれ?アルコールスプレーのほうがいいんじゃない?」

周りの先生が私を制止した

 

 

いやいや、大丈夫でしょ次亜塩素酸水

次亜塩素酸ナトリウムならヤバいだろうけど

俺なんてほぼ毎日頭からかぶってるぜ?

眼球とか、時々口の中にもシュッシュしてるぜ??

 

ていうかアルコールかけたらあかんやろ、さすがに・・・

 

 

心の中でそう呟きながら次亜塩素酸水で濡れたクワガタの体を綿棒で拭いた

ついでにツノに絡まってる蜘蛛の巣みたいなゴミも取り除いた

そしたら見違えるようにキレイになった

 

 

 

今、彼は家族の一員として元気に暮らしている

食欲は旺盛、色艶もいい

 

名前はコビートレシア

子供たちが考えた

名前の由来は全くもって不明だ

 

 

なんでもいいから次は長生きしてくれ

 

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※眼球や口腔内に次亜塩素酸水をシュッシュしていいかどうかは知りません。背に腹は代えられない状況なので自己責任でやってます。同様に昆虫に次亜塩素酸水をシュッシュしていいかどうかも知りません。多分やめといたほうがいいと思います。

アサブランカ

ある休日の朝

 

あまりの暑さにパンツ一丁でリビングに入ると、少し前に起きていた次女@4歳が驚いた顔で父を指差してこう言った

 

 

「おとう、朝ブラ・・・・・」

 

 

 

あらヤダ

 

寝ぼけてうっかりブラジャーつけんの忘れてたわ

 

 

咄嗟にトップを二本指で隠してブラジャーを取りに走る父

 

 

 

 

 

変態か

 

 

朝ブラじゃなくて朝風呂って言いたかったみたい

パンツ一丁だったから朝風呂浴びたのかって

 

 

 

朝食の後は長女@6歳と長男@8歳の宿題をチェック

 

 

まずは長女から

公文の国語をサクサクと進めている

なかなかにハイペースだ

 

横からチラ見

 

「王様と九人のきょうだい」というお話が題材

九人の中で一番好きな名前とそのワケを答えよ、という問題らしい

 

 

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うん、素直でいいね

 

だけどピカピカの一年生なんだからさ

父さん、答えにもう少し夢とか浪漫が欲しかった

 

 

 

続いて長男の学校の宿題をチェック

 

漢字の練習をしているようだ

 

 

まずは右側、「声」という字を使った例文をなぞる

 

「うつくしい声でうたいます。」

 

続いてその左側に、今度は自分で「声」を使った文を考えて書きましょうというわけだ

 

 

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さすがは信頼と実績の長男

今回もやってくれました

 

父さんラテン系は嫌いじゃない

むしろこういうの大好物

 

 

 

 

 

あ~子供の珍解答貼り付けるのって楽でいいわ~

 

 

 

 

 

本日は省エネで失礼いたします

今、この家遊びが熱い

お題「#おうち時間

 

ステイホーム中に凄い遊びを発明した

名付けて「目隠しオニごっご」

 

リボンかなんかでグルグル巻きに目隠ししてオニごっごするだけ

だけどこれが意外にハマるのだ

 

逃げられる範囲が広すぎたら面白くない

オニが勢いを無くしてしまうから

だからウチは六畳の和室から出たら負け、というルールを作った

 

嫁さんまで参加したらエライことになる

五人が六畳間にひしめき合うわけだから

暑苦しいことこの上ない

 

オニとなった者は視覚以外の五感を最大限に研ぎ澄ませ、気配を察しては逃げ惑う子羊どもに襲い掛かる

子羊たちは息を押し殺し、なるべく足音を立てないようにしてオニの追撃をかわす

息詰まる展開だ

 

 

父がオニになると勝負は早い

何と言ってもたかだか六畳だから、両手をいっぱいに広げてゆっくりと進むだけで子羊たちの逃げ場は圧倒的に少なくなる

 

そんな中で意外と長女@6歳は最後まで上手く逃げ続ける

長男@8歳は体が大きい分捕まりやすい

 

そして次女@4歳・・・誤って彼女を一番最初に捕まえてしまうと阿鼻叫喚

泣きながら如何に自分がまだ年端もいかぬ幼子であるかを声高に叫び、だから三回捕まるまでセーフだと言い張る

正直面倒臭い

 

 

さて、一通り回って次女がオニの番になった時の話

 

リボンで目隠しして和室に登場した次女

なんとなく座敷童っぽい

ニヤリと笑みを浮かべると、迷いなく一直線に子羊どもを追い詰めていく

壁の近くではピタッと止まり、クルリと反転する

まるですべて見えているような行動だ

 

 

というか本当に見えてた

鼻の横の隙間から

 

だからセロハンテープをベタベタ貼ってやった

そしたらピタリと動きが止まってしまった

 

 

「どうした次女、五感だ!見る以外の神経を全集中だ!!」

 

 

鬼滅の刃っぽく応援してみた

 

すると突然、その場にうずくまり集中し始める次女

 

四つん這いで虚空を見上げるような仕草、何かを探知しているようだ

 

そして次の瞬間、部屋の四隅に散らばる子羊たちの中からなぜか父の方へと迷いなく近づいてきたではないか

 

 

 

(父)「な、なぜわかるんだ、次女!?」

 

 

 

 

 

 

(次女)「臭いところへ・・・・行く!!」

 

 

 

 

・・・・・なるほどね、嗅覚ね

 

 

 

 

 

みなさん

是非一度試してみてください、この「目隠しオニごっこ

 

結構楽しめますよ

 

 

 

たまに傷つくけどね