このブログを始めたきっかけは以前に書いた通りである。
簡単に言えば我が家の日常を子供達に残すためのアルバムであり、そこに時々父の知られざる一面をチラ見させてみたり、伝えておきたいことをコソッと忍ばせてみたり。
期せずして突然私がこの世から消え失せてしまった場合にも、今まで書き溜めた記事はきっと子供達の役に立ってくれるはずだ。
人というのはいなくなってしまった者の痕跡を必死で辿ろうとする生き物だから。
ブログを始める際、日常モノとは別にこれだけは書こうって思っていたネタがいくつかある。
そして現時点において、当初書こうと思っていたネタの大部分は書いたような気がする(書いていないような気もする)。
ホントのことを言うとあと二つほど、書きたいネタが残ってたんだけど。
一つは学生時代の生活。
失敗続きでもう後がなかった私がいかにして遠い〇✖県で学生生活を送ったか、「思ひでシリーズ 学生編」とでも題して長編に挑んでみたかった。
子供達に何かを伝えるにおいて、自分の失敗からくる経験談は最も説得力があるはず。
しかし残念なことに、もはや記憶が薄れてしまったようだ。
長編どころかショートショートで終わってしまいそう。
だけどこの件に関しては嫁さんがその経緯を生で見て知っているから、結局書けず終いになってしまっても問題はない(はず)。
頼んだぞ、嫁。
そしてもう一つ書きたかったこと。
私の家族(実家の方)が味わった20年以上にわたる闘病生活(と書くと少し大袈裟だが)、そしてその延長上にある、このブログを始めるきっかけとなった出来事。
私の人生観に大きすぎる影響を与えたこれらを冷静に書くことができたら卒業だな、と勝手に決めていたのだが・・・・・結局書けず。
しかしまぁ、無理して書くこともなかろうというのが結論だ。
書く気が起きないということは、きっと自分一人で消化していかなければならない類のものなのだろう。
長々と書きましたが、ここで一旦ブログを終了しようと思います。
あまりに長くなると嫁さんに編集作業が面倒くさいと言われそうだし(子供用にきれいにプリントアウトしてくれるそうです)、何よりも徐々にフェードアウトでは子供達に示しがつかんと思うわけです。
父ちゃん途中で投げ出してるやん、みたいな。
そうなるくらいなら、まだまだ書くモチベーションがある内にキッチリ終了、これも一つの美学ということで。
ごくごく少人数ではございますが、毎回毎回スターを付け続けて下さった方々、読者登録をして頂いた方々には本当にもう深く感謝感謝です。
飽き性の私がここまでブログを続けることができたのも(たいして続けてませんが)、ひとえに皆様方のお力添えによるものと深く御礼申し上げます。
こんなこと言いながらすぐまた書きたくなってシレッと続けてるかもしれませんし、全く別の題名で新たに再スタートを切るかもしれません。
逆に跡形も無く消し去っている可能性もあります。
コッソリと始めてた暁には、生ヌルい目で見守って頂けましたら幸いです。
スターを付けられなくなる可能性もあるため足跡を残すのはやめておくと思いますが、皆様のブログは今後とも影ながら応援させて頂きたいと思います。
短い間でしたが、最後までお付き合い頂きまして本当にありがとうございました!