パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

人を超える瞬間

ある程度生きてると

「あ・・・・・今オレ人を超えたわ」

って思う瞬間、ありませんか?

 

僕はあるんですけど。

 

そんなエピソードを3つほどご紹介。

 

 

 

1.秘技!ウシガエル人間!!

 

あれはたしか中学生の頃だったと思います。

休日の昼前、そろそろ起きないとな~とか考えながら素っ裸になって着替え始めたんです。

なんでパンツまで脱いでたのかは覚えてません。

だけどあまりに眠すぎて、両膝と顔面を床に着いた状態でお尻を突き上げてグズグズしてたんです。

 

そこでついウトッとしたんでしょう。

それと同時に肛門括約筋もユルッとしたんでしょう。

 

 

息をスーッと吸ったとたん、大量の空気がお尻の穴から僕の中に流れ込んできたんです。

 

えっ!?

 

慌てて息を吐き出すと、今度は尻から入り込んだ空気がボヘ〜と音を立てて出て行きました。

 

ス〜

ボヘ〜

ス〜

ボヘ〜

 

 

・・・・・ナニコレ!?

ウシガエルの鳴き声みたいで楽しいじゃないの!!

 

 

 

調子に乗って一人でボヘボヘやってました。

 

 

調子に乗りすぎて最終的に実弾を発射してしまったことは墓場まで持って行きたい人生の汚点です。

 

ちなみにそれ以降、何度トライしてもカエルにはなれませんでした。

 

 

 

2.妙技!涙腺崩壊!!

 

これはわりかし最近、といっても10年以上前の出来事です。

まだ独身でちょくちょく実家に帰っていたころの話。

その日も実家で晩酌をしていました。

 

食べ終わってリビングでくつろいでいた時。

突然飛行機に乗ったみたいに耳が聞こえにくくなったんです。

鼓膜がひっくり返った感じ。

よくあることなんで特に何も考えず、口を閉じて鼻をつまんでフンっと息を吐いたんです。

 

そしたら・・・・・

 

 

ピューーー

 

左目の下まぶたから水が噴き出したんです。

 

 

な、ナニコレ

 

 

おそるおそるもう一回。

 

フンッ

 

プッスーーーー

 

次は水ではなく、結構な勢いで空気が出てきました。

 

 

そこで昔テレビで見たビックリ人間を思い出したんです。

その人が口に牛乳を含んでイキむと、下まぶたから噴水のように牛乳が吹き上がったんです。

おそらく涙腺から。

 

 

きっとアレだ、アレに違いない!!

オレにもできたぜ!!!

 

 

面白くて何度もフンフンやりました。

 

しかし不思議なことにこの技もその日が最初で最後、以後何度試しても成功することはありませんでした。

 

 

 

 

3. 奥義!一人パーカッション!!

 

夜にランニングをすることが多いのです。

イヤホンをつけてお気に入りのハイテンションな音楽を聴きながら。

そういう時に色々考えごとをしたりブログのネタを考えたり。

 

 

普段からビールをたくさん飲むからかどうか、お腹にガスが溜まりやすいのです。

だからランニング中に結構放屁してます。

走りながらだと断続的な放屁になることが多いです。

「ちぎりっ屁」とでも言うのでしょうか。

それとも「きざみっ屁」でしょうか。

 

 

ある夜、静かな住宅街を走っていた時のこと。

僕はDragon AshROCK BANDという曲を聴きながらノリノリでした。

イントロと間奏が凄くカッコいいんです。

サビもカッコいい。

とにかく長距離走りながら聞くにはちょうどいい曲なんです。

 

 

♪パッパパ パッパパッパパ パッパパ パッパパッパパ パッパパ・・・・・

 

小さい声でハミングしてました。

その時です。

突然大きなガスの塊が僕のS状結腸を通過して直腸に送り込まれたのを感じました。

 

 

そこでふと思ったんです。

 

 

・・・・ちぎりっ屁でハミングできないかな

 

 

早速やってみました。

 

 

(上の口のパート)

♫パッパパ パッパパッパパ パッパパ パッパパッパパ パッパパ・・・・・

 

(下の口のパート)

〽ブッププ ブッププップペ ブッブフォ~ フォッフォッブッフォ~・・・・ 

 

 

 

 

す、すごい・・・・・

たった1回のセッションで・・・・・息ピッタリじゃないの

 

一人でやってるから息ピッタリで当然なんだけど

しかも半分は息じゃなくてガスなんだけど

 

 

夜更けの都会の片隅で人知れず奇跡のユニゾンが生まれた瞬間です。

 

あまりの完成度の高さに思わずガッツポーズ&ハイタッチ(もちろん一人で)。

 

 

次の瞬間・・・・・

 

 

 

わりかしキレイめの若い女の子が自転車でスーッと僕を追い抜いて行きました。

 

 

 

もしかして、聞いてたん・・・・・?

ちゃうんよいまの音、違うんよ!?

オナラっぽかったでしょ!?でもちゃうんよ??

オレっていつも速く走ることばっか考えてるでしょ?知ってるよね??

だからちょっとでもスピード出せるように・・・・・

 

そう・・・ブースター!!

 

今の音、オレの中のブースターエンジンが火を噴いた音!!!

 

わかってくれるよね・・・・・

 

 

 

血相変えて追いかけて釈明したかったんですけど、確実に通報されそうなんで泣く泣く諦めました。

 

 

 

 

やっぱり僕は普通の人でした・・・・・