次女の胸に水イボが一つ
増える前にとっちゃうか?
イヤや~
それを隣で聞いてた長女が、自分の胸を見ながら呟きました
なぁなぁお父さん・・・
??
実はさ・・・・・・・
乳首っておっきいイボなんちゃう!?
・・・・よく気付いたな、娘よ
父さんその可能性はあると思う
思わず唸る父を尻目に長男がすかさずつっこみます
アホか、そんなわけないやろ!
サイのツノはイボやけどな・・・・
・・・・ マジで!?
こそっと調べてみたらどうやらホントらしい
サイの角はカルシウムじゃなくてケラチンが主成分とのこと
世の中まだまだ知らないことだらけです
・・・・ていうか長男、オマエなんでそんなこと知ってるの?
話は変わって数か月前のこと
嫁さんが自分の首回りを鏡で見ながら落ち込んでました
どうしたの?
なんかさ、最近首のブツブツが増えてきた気がする・・・
よく見ると・・・・
確かにあると言えばあるけど、至近距離でマジマジと見なければ分からないレベルです
そんなことくらいで気に病んでる嫁さんを励ましてやろうと、優しく声をかけました
ほんとにもう100%善意です
こんなの全然気にすることないさ、イボンヌ姫
ぶちギレてました
冗談のわからんヤツですよ、まったく
さて、またまた話は飛んでつい最近
次女が父にまとわりついて遊んでいた時のこと
父の首筋に何かを発見したようです
あっおとうさん、イボあるやん・・・
嘘だろ
急いで洗面所に行って鏡の前で首元を確認したところ、確かに今まで無かったところに小さな、だけど嫁さんのよりは明らかに大きいイボが・・・・
イボンヌ姫の呪いや・・・・
すぐにピンときましたね
軽口なんて叩くもんじゃない
回り回って自分に戻ってくる
まさに身から出たイボサビ
口は災いぼの元
「小さい秋」ならぬ「小さいイボ」を見つけて因果応報を噛みしめた晩秋のある一幕