やったった・・・・・
この時期にやったったわ・・・・・
なーにが「不要不急の外出は控えろ」じゃ
子供たちが7歳と6歳と4歳で迎える春休みは人生でこれが最後なんじゃ
それが家でダラダラ過ごしてるうちに半分終わってしもたやんけ
これ以上指咥えてボケーッとしてる訳にはいかんのや
こっちにとったらこれは「必要火急の外出」じゃ
邪魔すんなやコロナ
だから行ったった
あえて行ってやったわ
南淡路休暇村でキャンプ三昧や
思う存分テント張り倒したったわ
ざまぁ見くさらせ、コロナ・・・・
ま、罪悪感がなかったと言えば嘘になるんだけどね
でもコロナ云々の前から長女の卒園式に合わせて有給休暇取っちゃってたからね
数か月前からその日の外来も休診にして
だからもう後戻りはできなかった
ホントは飛行機に乗ってどっか高飛びする予定だったんだけども
でもさすがにこのご時勢、あんま調子こいてると後で痛い目見る危険があるから
だから涙を飲んで自家用車で行けるキャンプに急遽予定変更
これなら人に会う可能性も低いし、キャンプなんてそもそも屋外だし
むしろ都会にいるよりずっと安全ちゃうかと
少なくとも後ろ指さされるほどのことではないでしょってわけで
いやー、気ぃ使うわ・・・
ホントに怖いのはコロナじゃなくて人間様だったりして・・・・・
ということで「南淡路休暇村キャンプ場」
想像以上に素晴らしかったので軽くレビューしておこう
公式ホームページから拝借
午前中は長女の卒園式
コロナの影響でクラス毎に時間を分けて出席者は両親二名まで、という厳戒態勢の中で厳かに執り行われた
だけどこれが私的には意外と良かったわけで
大勢の父兄にもみくちゃにされながら遠くから我が子を血眼で探す必要もない
隣の席とも十分な間隔を空けてくれているため、コソーリと涙を拭ってもバレない
こういう卒業式もアリかもしれない
1時間程度で式が終わると、急いで家に戻ってキャンプの身支度を整える
親に預けていた長男・次女を引き取るとタッチアンドゴーで淡路島へ向けて出発
なぜにこれほど慌ただしいか
というのもこのキャンプ場、23個あるサイトの事前指定ができないのだ
受付に到着した順番に整理券が渡され、12時半になると整理券順に呼ばれて気に入ったサイトを選んでいく、という寸法だ
実はこのキャンプ場、海に面しておりキャンプしながら裏で釣りができてしまうというのが売り
しかしサイトによっては海から若干離れていたり少し形が歪だったりする
だからなるべく若い番号をもらって、少しでも条件の良いサイトを選ぶ必要があるわけだ
というわけでなんとか10時半過ぎに自宅を出発
一路淡路島南端を目指すが、道の選択を誤って渋滞に巻き込まれたり子供が車酔いになったり
結局休暇村に到着したのは12時半を少し過ぎた頃
本館フロント前に車をビタ付けして嫁さんを受付へと走らせたが、最終的に整理券番号は11番
・・・・平日ですぜ?
恐るべし熟練キャンパーたち・・・・一体何時から並んでたんだ??
ま、午前中に一仕事終わらせてきた割には健闘した方なのかもしれない
さて、問題のサイト選びなのだが
実は私、釣りはやらない
中学生の頃少しだけ海釣りをかじったのだが、仕掛けを作るのが面倒だったり釣った魚を針から外すのが苦手だったりですぐにやめてしまった
だから今回も海を近くで見れたらそれでいいや、と思ってた
だけど長男がそれを許さない
海が近くて釣りもできる、という情報をどこぞでしっかりキャッチしていたヤツは当然釣りがメインだと思っている
だからすぐ裏で釣りができるサイトを熱望
さてここで、いずれこのキャンプ場を訪れるかもしれない釣り好きキャンパーさんのために耳より情報を
下の図のようにサイトが配置されているのだが、直接海に面しているのは11サイトのみ
しかし地図の左下、青いラインをつけたポイントはあまり魚が釣れない
本気で晩飯のおかずを狙うなら赤いラインをつけたポイントだ
だから釣りが目的でこのキャンプ場を選んだ人は赤いライン直上の3サイトを希望するとよい
ここならテントから釣り場まで10秒足らずで移動できるから
ちなみに私たちが選ぶ段階で、赤いライン上の真ん中のサイトが空いていた
案の定長男はそこを強く希望したのだが、実際海が真ん前だと少し怖い
そして海風もきつい
もし子供たちが勝手に歩き回って海に落ちたりしたら・・・・・
ここで我々夫婦の心配症が炸裂
結局海の真ん前は避け、その後方、少し高台になっていて見晴らしの良い●印のサイトを選択した
それでは写真付きでさらっとご紹介
南淡路休暇村本館の駐車場
ちなみにキャンプ場は遥か眼下に見える海の傍
本館は宿泊施設でもあり、ビュッフェや露天風呂などがそろっている
整理券とキャンプ場へ続くゲートのカードを受け取るため、先に嫁さんを派遣しておいた館内へ
記念撮影用のイカの被り物を見つけ早速装着する次女
乗り物酔い気味でやや機嫌が悪い
同じくさかなクンになりきる長女
長男はタコ踊り
11番と書かれた整理券とキャンプ場入場ゲートのカード をゲット
カードの保証金として3000円を預ける(帰りに返してくれる)
再度車に乗り込み、いざキャンプ場へ
これがキャンプ場へと続く急な坂道を下るためのゲート
ゲートが開くと、海辺まで続く細い下り坂を一気に下る
対向車が来るとすれ違いが困難なほど狭い道だ
1分足らずでキャンプ場に到着
真っ先に管理棟に行き、まだ残っている中から希望のサイトを選択して申告するだけ
私たちは上記の通り黒印の8番サイトを選択
8番サイト
見えていないが、サイトの向こう側下段(海の手前)にもう一列サイトがある
やや小高くなっており見晴らしは良い
各サイトに炊事場と電源が備え付けられていて使い勝手もグッド
そして十分な広さだ
早速車から荷物を降ろして設営の準備
設営も5回目ともなると手際が良くなる
サッサとテント立てて買い物にでも行くか・・・・のはずだったのだが、予想の上を行く強い海風に煽られて苦戦を強いられる羽目に
しかし経験不足でもなんでもテントを立てねばキャンプは始まらない
無い知恵を振り絞り、ペグで仮固定しながらテントを組み上げていく
苦しみながらもなんとか20分ほどで内装以外は完了
間違いなく設営の経験値アップだ
面倒くさくなってきたから飛ばしていこう
どうしても釣りがしたいという長男のために、近所の釣具屋で一番安い釣竿を二本購入
子供はさびき、私はチョイ投げの仕掛けで
キャンプ場に戻って釣り場に移動
久しぶりに餌のゴカイを針につけてみたが、意外とビビらずにいけた
羽のない昆虫なら触れることを再確認
釣り始めてから一時間半
やっぱそう甘くはないよなとあきらめかけた瞬間、長男の竿に異変が
慌ててリールを巻き上げると・・・・・釣れてる!
手がゴカイの体液でネチョネチョしてたから釣り上げた瞬間の写真は撮れず
針を外してバケツに入れた後にパシャリ
隣で釣りをしている兄ちゃんに何の魚か聞いてみたところ、「アイナメ」とのこと
アイナメ?
アイナメにしてはかなりの大物じゃない??
20cmくらいはあるでしょ!!
よく知りもしないクセに興奮してまくしたてる父
パクられないように監視しとけ、と長男に命じて急ぎ嫁さんと娘たちを呼びに行く
「ヤバい、かなりの大物を釣り上げたぞ!20cm級のアイナメじゃ!!」
釣りに詳しくない嫁さんが素早くネットでアイナメを調べる
そして無言でiPhoneの画面を突きつける
どうやらコレもアイナメらしい↓↓
https://mottotsurishiyo.com/ogatsu-20190629/より拝借
キミ・・・・・結構立派に育つんだね
嫁さんよ・・・・もう少し夫の心情に配慮せよ
今回は釣った魚はリリースして終了
時はもう夕暮れ
8番サイトからの眺め
下段に見えているのは海に面したサイト
釣りを終えてテントに戻ると、すでに女性陣が夕食の準備を
ありがたい
肌寒い夜はキムチ鍋に限る
それと肉を少々、炭火で焼く
日が落ちてからはひたすら焚火の前でくつろぐ
最高
そして11時に就寝
翌朝
なかなか寝袋から出られず、日の出を逃してしまう
今回のキャンプの朝食でどうしてもデビューさせたかったのがコレ↓↓
キャンプ飯の定番と言っても過言ではないらしい
焼いてみた
ちょっと形がおかしくなったけど味は抜群
個人的にはカレーとポテトサラダを挟んだやつがグレイテストヒット
あとは撤収して終了
特に書くこともない
結局何が言いたかったかというと・・・・・
キャンプってこの時期(コロナ)意外と安全じゃない??ってこと
だけど自己責任でお願いします