パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

いなくなってしまったブロガーさんを思う

ブログを書くようになって顔も知らない方々と交流するようになった。

とは言え、私はあまり積極的に他人様のブログにコメントを残す方ではない。

むしろ知った顔ぶれ以外にはスターを送ることすら躊躇するタイプだ。

いわんや読者登録をや。

だからコメントを交わすブロガーさんなんてごくわずか。

 

そんな中でPagoさんは数少ない”気軽にコメントできる”ブロガーさんであった。

 

 

Pagoさんの書く文章はなんとなく優しくてどこか懐かしい感じがした。

ロゴマークの黒いタツノオトシゴも貴族の紋章みたいで気品を感じた。

そんな人だから、他人の記事に対するコメントもまた温かかった。

バカみたいにふざけた記事を書いてる私が、実はバカみたいにふざけた気分じゃなかったことに早くから気付いてくれてた人だった。

過去に遡って、埋もれていた記事達を一つずつ丁寧に掘り起こしてくれた人でもある。

 

私にとって今でもはてなブログにおける恩人」の一人であることだけは間違いない。

 

 

そんなPagoさんが突然ブログを辞められて早一年。

(とは言え辞める直前、それとなく挨拶に来て下さったのだが)

時折懐かしく思うことがある。

ああ、またPagoさんの記事が読みたいなーって。

 

 

 

私がブログをやめた後、誰かそんな風に思ってくれる人なんているのだろうか。

 

 

 

・・・・無理っぽい

 

 

嫁さんの鼻毛が出てたなんて嬉しそうに書いてるようなブログを懐かしく思い出してくれる酔狂な人間なんぞいるはずもない。

 

ちなみに前回の鼻毛の話、ちゃんと嫁さんにブログにのっける許可を取ってるから。

なんなら「毛~デルワ~イス」とか得意気に書いてる私の横で「そこはワイスじゃなくてワイフじゃない??」なんて手直ししてきたから。

 

 

話が逸れた。

 

 

とにかくだ。

いなくなってしまっても誰かの心にひっそりと残り続けるような、そんな記事を書きたいと思う。

丁度今日、私がはいてるサイズ小さめのボクサーパンツのように。

歩くたびに尻の間に食い込んで勝手にTバックになるボクサーパンツ。

こいつみたくグイグイ誰かさんの心の中に割り込んでいきたいのだ。

 

 

・・・・やっぱ無理っぽい

 

 

次回記事、安易に「屁~デルワイフ」で二匹目のドジョウ狙ったれ、なんて考えてる私にブロガーとしての未来は無い。

 

また話が逸れた。

 

 

とにかくPagoさんヒョッコリ戻ってこないかな~、なんて考えてる今日この頃だ。

 

 

話は変わって、どうやら私は雑記ブログを読むのが好きらしい。

最近になって自分の嗜好がわかってきた。

そう言えばPagoさんも雑記ブログだったし。

 

 

雑記ブログはいい。

例え自分の生活に役立つ情報が一ミリも得られなかったとしても、だ。

というか、はなから雑記ブログにそのようなものを求めてはいない。

それよりも、本来何の接点もない赤の他人の生活や頭の中を覗き見ることができることの方が何倍もエキサイティングだ。

こんな贅沢なことはないと思うし、それこそがブログの真骨頂だと思う。

 

今の世の中、ブログなんてアナログなツールだ。

せっかくこんな古風なことしてんだから、この際有益な情報がどうとかお金がどうとか読者数がどうとか、そんな損得勘定抜きで書くことも読むことも楽しみたい。

そういう意味ではやっぱり雑記ブログが面白い。

 

 

私の零細ブログもいつの間にやら三年目に突入していたようだ。

今でも気持ちはフレッシュなままだが、もはや連日更新なんて離れ業ができるような体力も情熱も持ち合わせてはいない。

それでも気が向いたらボチボチなんか書いていこうと思っている。

少なくとも、もうしばらくは。

 

だから一方的に私が同級生だと思い込んでいる雑記ブロガーさんたちには是非、これからも頭の中を覗かせ続けて頂きたいと思う。

PV数なんかに囚われず、書きたい時に、書きたいことを。

細く、長く。

 

 

 

私はどうしようもなく寂しがり屋なのだ。