パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

マッチポンプとベニクラゲ

今日はちょっと荒れた気分。

久々にくだを巻いてやろうと思う。

 

 

マッチポンプという言葉をご存知だろうか。

マッチで火をつけといてポンプの水で消す、という意味。

もちろん「同一人物が」という大前提。

平たく言えば自作自演。

本来なら悪徳商法のように、自作自演により利益を得ようとする行為に使われる言葉らしい。

が、私が本文で使っているマッチポンプはあくまで自作自演という意味のみ。

自分で火をつけてしまい、それを必死で消そうとしている滑稽な様子、とでも理解して頂きたい。

 

そして最近、なぜかこの言葉が脳裏にチラつく局面が多いのだ。

 

 

この前ネットでふるさと納税の商品を探していた。

そしたらYahooのホームページに「ふるさと納税で犬や猫の命が救える!」的な感じの広告が出てくるようになった。

返礼品は無しで、そのお金を殺処分ゼロにするための必要経費に充てるというものだ。

 

誠に不謹慎ながら、この広告を見た瞬間真っ先に頭に浮かんだ言葉が「マッチポンプ」。

何もその取り組みをしてる団体、それに賛同して寄付をする人達に対してこの言葉が浮かんだわけじゃない。

むしろ心無い一部の人間の尻を拭うべくそういった活動をしている方々には頭が下がる思いだ。

自分が言いたいのはそうじゃなくて、「全ての人間」を一括りとして見た場合、やってることがマッチポンプってこと。

 

この感覚ってオレだけ?

 

だけど考えてもみてほしい。

犬やら猫からしてみたらややこしいことこの上ないはず。

一体オマエたちはどっちなんだ、と。

敵なのか、それとも味方なのか、と。

 

 

例えば山道でばったりクマに遭遇したとする。

そこでクマが取るであろう行動はたったの二つ。

襲い掛かかってくるか、はたまた一目散に逃げだすか。

少なくとも友好的に鼻先をすり寄せてくるクマなどいるはずがない。

そこにはもはやクマの個性など一切存在せず、あるのはこの二つの選択肢のみ。

だから我々人間は迷うことなく野生のクマを敵とみなすことができる。

 

 

そこで・・・・・もし、だ。

 

蜂蜜を携えて友好的に近付いてくるプーさんみたいなクマがいたとする。

そしてクマの優しさに気付いた私が素敵なひとときを過ごしたとする。

さらにそのクマと別れた帰り道、別のクマに遭遇したとする。

そこで「やあやあ、優しいクマさんこんにちは」と自ら近づいていったところに強烈なベアークローをお見舞いされるわけだ。

 

側頭部から血が噴き出してぶっ倒れている私。

すると私のそばに別のクマがやってきて、先に一撃を喰らわせた悪いクマを追っ払ってくれる。

そんでもって傷口をペロペロ舐めて、最後は動けない私を背中に乗っけて人里まで送り届けてくれるのだ。

 

そしたら薄れゆく意識の中、私はクマの背中できっとこう思うはずだ。

 

 

 どっちやねん・・・・・

 

 

言いたいことわかってくれた?

そいうことなんだ。

地球上に生きる全ての生物たち、その中で「ヒト」という種はマッチポンプが過ぎるのだ。

海洋汚染がヒドいとか地球温暖化がヤバいとか近頃の台風が異常にデカいとか最近の橋本環奈が非常にエモいとか、そんなん全部人間様のマッチポンプやんけ、と。

 

なんてエラそうなこと言いつつ、自分もどっぷりその恩恵にあずかって一緒になってマッチポンピングしてるわけだけど。

 

 

 

近頃我々の生活に重い影を落とすコロナ。

もちろんウィルスなんてどこかしこに転がってるわけで、自然発生したウィルスが猛威を振るおうとも誰の責任でもない。

自然発生したものならば、ね。

だけどキナ臭い噂話がまことしやかに囁かれている今日この頃。

確かに技術的には可能なところまで来てしまってるはず。

もはや何が本当なのか、何を信じればいいのかもわからなくなってきた。

 

 

これがマッチポンプでないことを切に願う。

 

 

もしこれが本当に人間のマッチポンプだとしたら・・・・もう人類はダメだな。

地球上の他のみんなのために消え失せるべきだ。

 

 

そしてみんなでベニクラゲに転生しようぜ。

 

 

そしたら誰にも迷惑をかけることもない。

 

 

 

今日は暗い気分だ。

コロナの被害に合われた方々に心から追悼を。

 

 

 

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