いやぁサボったサボった、ブログ
書く方も読む方も
というのも数日間、山に籠って野生化してたからね
文明の利器とはオサラバしてたわけだ
で、最近ようやく下界に降りてきたらなんか・・・エライことになっとるね
芸能界とかコロナとか
さて、もう一回山に戻るとしましょうか
それは無理だとして、色褪せないうちに今回の山籠もりを軽くレビューしておこう
なんせ同じキャンプサイトで三連泊したのは初めてだからな
三連泊もしてみると新たに気付いたことがある
今回はその点を「気付きポイント」として付記していこうと思う
素人キャンパーなりに少しでも他人様の役に立ちたいのだ
ではでは、いってみよう
なぜこのキャンプ場を選んだか
実はこの夏休み、九州にある嫁さんの実家に車で帰省する予定だったのだ
その帰り道にちょうど中間点である山口県あたりでキャンプして帰ろうということで、川遊びもできるこのキャンプ場をかなり前から予約していたのだ
ところが結局、このご時世での帰省はやめといたら?と九州の実家からやんわり断られ・・・
けどもう夏休み取っちゃったしな~
キャンプだけでも行っとく??
念のためキャンプ場に電話で確認してみると、別に規制が入ってるわけでもないから全然来ていただいて結構ですよ~と
さらに詳しく聞くと、平日ということもありお客さんはほぼゼロかそれに近いとのこと
これなら果てしないディスタンスが取れそうだぜ、ということで当初の予定よりさらに一泊上乗せし、どっぷりキャンプ三昧の方針に変更
三連泊ともなるとなんだかんだで荷物が膨大になる
今回は犬も連れて行くから尚更のこと
車への積載には限りがあるため、下着や服は川で洗濯する方針として最低限しか持っていかない
ルーフキャリアがパンパンになるまで荷物を詰め込んで、いざ出発
高速道路を使っても5時間以上かかる道程であるが、コロナ情勢を考慮してノンストップで目的地を目指す
しかし途中どうしても小用を我慢できなくなった嫁さんと長男のため、一度だけ数分程度のトイレ休憩を設ける(ちなみに長女と次女は昔使って余っていたオムツをはかせている)
六日市ICで高速を降り、下道を走り続けること約15分
突如目の前に見慣れぬ動物が
小さくてわかりにくいが、青い標識の下に何か見えるはず
実はこれ、ニホンザル
そうこうしている内に目的のキャンプ場に到着
突如現れるキャンプ場の入り口(少しわかりにくい)
かなり前から予約していたということもあり、最も人気の高い15番サイトをゲット
この15番サイト、どこが人気かというとすぐ裏が川になっているところ
こんな感じ↓↓
梅雨の合間ということもあり、通常より水量が多くやや濁っている印象(通常を知らんけど)
到着後すぐ、テントの設営もせずに川遊びへ
事務所で釣竿二本と浮き輪を一つレンタル
浮き輪を借りる際大人用か子供用かを聞かれたため、汎用性を考慮して大人用をチョイス
そしたらこちらの予想から相当ディスタンスを取ったサイズの浮き輪を物置小屋から引っ張り出してきた
気付きポイントその1:あまりに大きすぎる浮き輪は逆に汎用性に乏しい
水遊びの最中は携帯を操作できなかったため写真は無し
まだ水が怖い子供達(特に長女と次女)は膝上程度の水深の場所まで
決して無理はしない
ちなみにこの川、深いところでは大人でも足がつかない
したがって岩からの飛び込みや素潜りも可能
子供から大人まで楽しめる川だ
さて、小一時間もすると子供たちの唇が紫色に
早々に水から上がって体を乾かし、そのままテントを設営
気付きポイントその2:夏とは言え曇り空(時々小雨)の下での川遊びは一時間が限界
今回のキャンプでは試してみたいことがいくつかあった
その内の一つがコレ↓↓
そう、このキャンプではたき火を使って料理をするのが目標
使用したのはベルモントのアイアン焚火スタンド
そしてもう一つの目標
それはなるべくライターを使わずに火を起こすこと
そのためのアイテムがコレ↓↓
ピンボケしてるけど・・・・ファイヤースチール
このマグネシウムたっぷりの棒切れをこすって火花を散らすのだ
それを麻紐をほどいて作った火口に着火すれば簡単に火起こしできるはず
イメトレだともう何回も着火に成功している
燃えやすい針葉樹の枯葉も拾ってきたし、準備は万端だ
勢いよくファイヤースチールを擦る
麻紐の火口には簡単に着火できた
その火を慎重に枯葉に移す
・・・・・何回やっても失敗
枯葉に移る前に消えてしまう
気付きポイントその3:雨が降って湿ったコンディションではファイヤースチールからの火起こしは至難の業
・・・・うん、仕方ない
ライター使っちゃお
さすがは文明の利器
ライターを使うと瞬く間にキャンプファイヤー完成
気付きポイントその4:こだわりは早々に捨てるべし
今回のキャンプで試してみたかったことの一つ
メスティン(飯盒みたいなやつ)で米を炊くこと
しかも焚火を使って
初めての体験だから火加減がよくわからない
上手く炊けてるかドキドキ
もし失敗してもすぐには変わりの炭水化物を用意できない
ハイ成功
以外に簡単
そして炊飯器で炊くより格段に旨い(気がする)
今回のキャンプでどうしてもデビューさせたかったアイテムがコチラ↓↓
オイルランタン
嵐の中でも消えないというハリケーンランタンだ
このランタンは明るさが足りないとの前情報であったが、なるべくLEDなんかの強い光は使わずにこのランタンと焚火の光だけで夜を過ごしたい
こんな感じ↓↓
食事時だと少々厳しいが、夜まったりする分にはこれくらいの光で十分
気付きポイントその5:オイルランタンの光は優しくて癒されるため、食後から就寝までの間の主力光源になり得る
特にオイルランタンには虫よけ効果のあるパラフィンオイルを使用したため、灯すだけで虫が寄り付かなくなった(ような気がした)
翌朝、5時過ぎに長男が起きてしまったため、諦めてテントの外に出てみた
周りを散策すると思いもかけずヤツらに遭遇
カブトムシのオスとメス
都会では考えられないくらい簡単に見つかった
ていうかそこらへんに落ちてた
連れて帰ると言って聞かない長男
「待て待て、まだあと二日もあるんだから帰り際に活きのいい奴を見つけたらいいじゃないか」
それを聞いて納得した長男、あっさりとカブトムシをリリース
そのあと朝食の準備をしたり虫を探したり
結構アクティブに動き回ったけど、ふと時計を見るとまだ7時
気付きポイントその6:朝早く起きると一日をとてつもなく有効利用できる気がする
ちなみに長男が着ているこの(ちょっぴりダサめの)服、実は幼稚園の体操着なのだ
我が家ではキャンプの着替えとして幼稚園の体操着を多用している
一泊のキャンプの場合、体操着を寝間着として使用し翌日そのまま遊び着として着せておけば荷物を大幅に減らすことができるのだ
汚れてしまっても全然気にならない
美意識が許すならば是非お勧めしたいアイテムである
さて、朝食を食べ終えても川に入るには早すぎる、というか寒すぎる時間のため、暖かくなるまで川釣りにトライしてみた
川釣りは難しい印象が強く、どうせ釣れないだろうと適当にソーセージを針に付けて投げてみたところ・・・・・
ものの数分で難なくゲット
小物だけど
それでも次から次に釣れる
一度だけ20㎝弱の大物が釣れた
何の種類かはわからなかった
鮮度を保つため、川の中に石で囲った即席のいけすを作ってみた
釣った魚をバケツからいけすに移した瞬間、すべての魚が石の隙間から逃げて行った
子供たちが泣き叫んだ
気付きポイントその7:川釣りは意外と簡単
気付きポイントその8:石で囲ったいけすは隙間が多すぎて使えない
その後暖かくなるのを待って川の中で遊んだが、やっぱり一時間が限界
川から上がって濡れた体を乾かす
さて・・・・次は何をしようか
さすがに早起きしただけのことはある
体感ではそろそろ夕方でもおかしくないのだが、時計を見るとまだ昼前だ
そこで満を持して今回のキャンプにおけるエース級遊具を投入することに
このキャンプが初登板となるエースと言えばコチラ↓↓
そう、ハンモックだ
このハンモック、アマゾンで3千円程度で購入したのだが・・・ムチャクチャ凄い
設営は簡単だしもの凄く丈夫だし揺れが心地良いし
家族五人が同時に乗ってもビクともしない(なんと耐荷重350kg!)
これに揺られてゆっくり昼寝でもしようと思っていたのだが、子供たちに占領されて満足に使用できず
いずれにせよ今回のキャンプで最も重用されたギアであることは疑いようがない
雨が降って濡れてしまってもすぐに乾くし
キャンプ以外でもピクニックや部屋使用などで重宝すること間違いなし
皆さんもお一ついかがでしょうか?
さて、長いキャンプの期間中お風呂はどうしたかと思われるかもしれない
だけど心配ご無用
どうせ川に入るんだから、その時ササッと洗ってしまえばいいじゃない
そんな軽い気持ちで初日は乗り切った
だけど二日目、川で冷えた体をお湯で温めたいという衝動を抑えきれなくなった
そこでコレ↓↓
実はこのキャンプ場には簡易シャワーの他、五右衛門風呂まであるのだ
こういう場所の風呂はあまり使いたくない派の父ではあるが、今回ばかりは背に腹はかえられぬ
本来ならば事前予約が必要だったらしいのだが、ほとんど人がいないため当日でも快く使用を許可してくれた(もちろん有料だが)
こんな感じでホースから水を入れる
半分くらい入れたら一旦水を止め、竈に火を入れる
さてこれで一安心、あとは炊き上がるまでハンモックで休憩
・・・・・・というわけにはいかない
団扇で扇いでおかないとすぐに火が消えてしまう
実際目を離した隙に三回も火が消えてしまい、その都度一からやり直した
意外に手の掛かるやつだ
やっと炊き上がり
底が熱いので板を沈めて入る
小っちゃい風呂だから子供達三人で入るのが限界
汗だくで火の調整をする父を尻目に気持ち良さげな子供達
普段使用している全自動な風呂のありがたみを噛みしめる父
気付きポイントその9:五右衛門風呂はかなりの重労働、入った後も汗が噴き出て結局ベタつく
さて、その頃嫁さんはというと・・・・・
そろそろ底を尽きかけた服類を洗濯するために河原へ
もはや「まんが日本昔話」の世界だ
洗った衣服はロープにかけて自然乾燥
・・・のつもりが曇りがちの天気で一向に乾かず
仕方がないので、こんなこともあろうかと持ってきておいたセラミックヒーター(主に冬キャンプで使用)を乾燥機替わりにテント内で乾かす
ところが、小雨のパラつく天候のせいかなかなか乾いてくれない
数時間後テント内に入ってみると・・・・・・
気付きポイントその10:川の水で洗った洗濯物の生乾き臭は水道水のそれとは比べ物にならない破壊力
特に父が着ていた黄色いTシャツ
これはもう腐乱臭といっても過言ではないレベル
3日目
川遊びもそろそろなんだし、ちょっと趣向を変えましょか
ということで場内に設置されている装置を使って流しそうめんにチャレンジ
なんとも本格的
しかし材料は自分たちで用意しなければならない
そこで買っておいたそうめんを茹でる
ヤリスギマシタ・・・
父さん量的な感覚がちょっとね、鈍いみたい
ま、なんとかなるでしょ
結構楽しい
食が進んで以外にも完食
気付きポイントその11:一回の量を多く流し過ぎるとそうめんが下に落ちてしまって掃除が面倒
さて、そろそろ書くこともなくなってきた
すっ飛ばして最終日
朝早く二匹目のドジョウを狙うべく無人のキャンプ場内をうろつく長男
そして難なく立派なカブトムシを発見
撤収までの間、自分の指や服にカブトを引っ付けて遊ぶ長男
長女や次女にも見せびらかして自慢していたところ・・・・・
突然「ぶ~~~ん」と羽音を響かせて飛んで行きましたとさ
気付きポイントその12:自然のカブトムシは結構気軽に飛ぶ
後は撤収して終わりなんだけど、その前に一つ
実は二日目以降、嫁さんの足に赤いブツブツが出現
最初は嫁さんだけかと思ったが、その後次女・長男・長女の順に至る所にブツブツが
これはダニのせいに違いない、と半狂乱になる嫁
そこからはテンションダダ下がり
最後までダニに見向きもされなかった父
なんとなく疎外感に苛まれていたところ・・・・・
最後の最後に二の腕の内側に赤いポツポツが出現しましたよ~~
良かった・・・・ダニにまで敬遠されたわけじゃなかったんだ
だけど嫁さんは全員がダニに刺されまくったことにポッキリ心が折れてしまったようで
帰ってからキャンプに持って行ったモロモロを徹底的に水洗いしてましたとさ
それでは最後、気付きポイントを連続で
気付きポイントその13:夏のキャンプは虫が多い、特にダニはもう避けようがないのかも
気付きポイントその14:三連泊のキャンプはまあまあしんどい(荷物の量を考えても)、ベストは二連泊か
気付きポイントその15:川遊びは装備が増えてしまいキャンプのついでとしてはやや荷が重い印象、川遊びメインなら日帰りがベストかも
気付きポイントその16:嫁さんがアウトドアに否定的になったらファミリーキャンプは継続不可能
以上、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました
ウチは・・・・もう少しペースを落としながら細々と続けていけたらいいなって思ってます
ちなみに来週はグルキャン(グループキャンプ)予定ですw