パンダ組の日常

~哺乳綱オヤジ目アラフォー科ジャイアントパンダ属の中年が綴る日常~

思ひでシリーズ 再受験編 その4

なんの代わり映えもない日々の中で着実に上昇を見せた数値がある。偏差値・・・ではなく体重である(偏差値もチットは上がったが)。

考えてもみれば行動範囲は下宿と図書館の往復だけ、しかも原チャリで移動。日中は図書館にずっと籠って勉強し、三食きっちり食っている。そりゃ太るわな。高校時分から再受験を始める直前まで60㎏前後というかなりスレンダーな美ボディをキープしていたのだが、浪人を始めると見るも無残な姿に。すべてを終えるころには75㎏と完全に別人へトランスフォーム、久しぶりに会った大学の同級生の度肝を抜いた。まーそれだけストレスは人を変えるっちゅうことですな。ちなみに受験期間中どんどん巨大化していく体をただ指を銜えて眺めていたわけではなく、殊勝にも勉強の合間を縫ってランニングを始めてみた。しかし急速に増える体重を支えるための筋力が追い付かず、早々に膝を壊すハメに。それでも不屈の精神で膝にサポーターを巻き、毎日とは言わずとも3日に一遍くらいはランニング(ジョギング?むしろウォーキング?)を継続した結果、体重こそ大きく変わらなかったものの15年以上たった今でも週に2、3回は走るほどの長年の習慣となった。マラソンにもチャレンジしたりとまだまだランニングネタを隠し持っているのだが、それはまたの機会にして本題へ。

 

シツコイようだがこれは受験指南書でもなければ合格体験記でもない。ただの日記であり灰色の再受験生活の備忘録であるからして、受験勉強の途中経過(具体的な勉強方法や模試の結果など)はすっ飛ばしてしまおう。毎日同じことの繰り返しで特に書くことも無いし、模試の点数なんて当然覚えてねーし。とにかく時間が無かったので記述模試は2回、マーク模試はセンタープレを含めて3回程度しか受けることができず、そんな状況で無情にもセンター試験本番が近付いてきた。この頃にはさすがに天井が落っこちてくる異常感覚は消え失せていたが、目標の学力にまで到達していないことがわかっていたからか、精神状態はスコブル悪かった。

来る日も来る日も一人で図書館と下宿の往復。電話を除けば終日生身の人間と話をしないなんてこともザラにあり、下手すると日本語の発音忘れるんじゃねーかと本気で心配になることも。独り言が多くなったのもこの頃から。

そんなこんなで年の瀬も近づいたある夜、下宿で一人勉強しているとき、なーんにも悲しくないのにポロリと涙がこぼれたことがあった。ナニコレ?泣いてんのオレ??気付いた時は衝撃でしたね、ついに肉体と精神が乖離しましたか、と。

しかしもはやそんなことをイチイチ気に病んでいる場合ではなかった。センター試験はもうすぐソコ、学力はまだ底。やらねばならぬことはヤマほどあった。  その5へ続く