パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

パンダ組不定期通信

子供の成長は速い。

不定期に構成員の素行を書き留めておかねば。

 

 

Entry Number 1. 次女@2歳

そろそろイヤイヤ期を抜けてきた感あり。

歩行はしっかり、階段も危なげがなくなってきた。

会話もほぼ成立、自分の要求は八割方伝えられる。

長男の影響かウンコ・チンコを連発している。

語尾にウンコやチンコを付ければウケると思い込んでいるフシあり。

先日「南の島の大王」を大声で歌っていたのだが、ハメハメハーの最後のハーをチンコーに変えて歌っているのを聞いて不覚にも爆笑。

危険すぎる歌詞になっていることには気づいていないようなので良しとしよう。

しかしこの歌だけはお外で歌うことを禁じた。

コードネーム:言葉の魔術師

 

 

Entry Number 2. 長女@4歳

全メンバーの中で最も女子力高め。

とはいっても女は三人だが。

三度の飯より可愛いスカートが好き。

木枯らしが吹こうが蚊に刺されようがスカートをはきたがる。

「オシャレは我慢よ」の名言で知られる某有名双子ファッション評論家の教えを忠実に実行している。

性格はかなり優しい方だと思われる。

しかし時にグサッとくる言葉を吐いて無駄に人を傷つける。

いつも次女をそばに置いて面倒を見たがる。

時に長男と結託した次女に泣かされている。

食べるのが遅い。

コードネーム:ピーコ(おすぎは不可)

 

 

Entry Number 3. 長男@6歳

戦いごっこが好き。

こちらの同意を得ずにいきなり腹を全力で殴ってくる。

やや乱暴だが、この時期の男の子は皆そんなものか。

しかし実は無類の読書好きという文化系少年。

しかも読んだ内容を細かいところまで覚えている。

こちらが知らないとバカにする傾向あり。

こまめに教育的指導を入れいていく予定。

しかし根は優しい。

コードネーム:パンダ組の暴れん坊将軍

 

 

Entry Number 4. 父@四十路

日に三度はマジギレしている瞬間湯沸かし器。

常日頃から声もデカく、別に怒ってなくても誤解されるタイプ。

しかし実は寂しがり屋。

家族がいなければ淋しくて死んでしまいますウサギさんのように。

もうすでに軽くウザがられてる感がありますまだ思春期でもないのに。

だけどこれからも積極的に絡んでいこうと思います粘着テープのように。

コードネーム:パンダ組の甘えん坊将軍

 

 

Entry Number 4. 母@3〇歳

諸般の事情により自主規制します。

 

 

Entry Number 5. フレンチブルドッグ@0歳

ウンコ食べます。

 

 

以上。

最後の方テキトーです。

 

お盆を前に思うこと

以前ブログを始めたきっかけとして書いた胸の風穴胸にあいた風穴の活用法 - パンダ組の日常)

最近またこいつの調子が良くない。

 

原因はわかっている。

初盆が近いこと、これも少しは影響している。

しかしおそらくは同じ頃に同じ体験をした知人の言葉が引っかかっているのだ。

 

その人は今年の夏休みの旅行を中止にしたと。

なんでも一年間はそういうことを控えるのが普通だと親族に言われたらしい。

 

 

一般的にはそんなもんなのか・・・全然知らんかったわ・・・

 

 

それでも自分は旅行に行くんだけどね、盆の時期ではないけど。

 

だけどなぜかその話を聞いてすごく違和感を感じたのだ。

 

もし自分だったら、家族がそんな禁欲的なことをしてくれても全く嬉しくないんだけど・・・・。

しかもそれが世間の慣習だから、という理由ならなおさらのこと。

むしろ貴重な思い出作りを邪魔してしまってゴメンナサイと恐縮してしまう。

 

 

自分は無宗教だから全くの無知で恥ずかしいのだが、喪に服すっていうのは行動ではなくて心の持ち方を言ってるんだと勝手に理解していた。

 

だから「喪に服す期間」ていう言葉が理解不能だ。

なんで期間を設けるの?って。

そんなん人それぞれ、自分の胸の中でいろんな折り合いをつけて決まっていくもんじゃないのか?

 

 

なので自分は自由にやっていこうと思う。

制限なんて一切なし。

家族とこの夏の思い出を作ることはこの夏にしかできない。

それを泣く泣く諦めることが故人を偲ぶことにつながるとは到底思えない。

 

本気で喪が明けるのなんて待ってたら子供達が大人になってしまうわ。

それに、どうせ旅行に行ってる最中だって色々思い出してツライに決まってるんだから。

 

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さらに今回は初盆すら満足にできそうにない。

日程的に仕事を休めないし。

むしろ子供を預けてる保育園や幼稚園まで休みに入るため、家族に頼んで実家から応援に来てもらわなければならないという始末。

 

さすがに実家を空けてしまうのは心苦しいのだが・・・・・

 

でも仕方がない。

今生きてる人間が頑張ってる姿こそ供養だ、と自分に言い聞かせるしかない。

 

だけど言い訳じゃなくて本気で、あまりお盆が重要だとは思っていないのだ。

別にそんなイベントがなくたって、気持ちとしては毎日が初七日であり四十九日であり初盆、そんな感じだ。

もっと年月が経てばその重要性を理解するのかもしれないが、少なくとも今の自分にとっては全く不要なイベントだ。

 

今もまだ胸にあいた穴から滲む血のニオイ、これこそが私の供物であり、私が今喪中である何よりの証拠だ。

 

やっぱりすごいぜアンパンマン

とある休日の午前

 

長男@6歳は公文の宿題に集中

長女@4歳はオシャレ着のコーディネイトに夢中

次女@2歳はアンパンマンタブレットに熱中

嫁さんは隣の部屋で掃除中

 

 

家の中でひとり手持ち無沙汰な父

 

だれも遊んでくれないのでちょっぴり自暴自棄になってたんですよ

 

 

聞こえてくるのは次女が熱中してるタブレットから流れるアンパンマンの陽気な音楽のみ

 

 

 

・・・・・・もう踊るしかないわ

 

 

開き直った父はリズムに合わせてパンパン手を打ち鳴らし、ときおり「Hey!!」とか「ヒヤッホ~イ!!」とか声を上げながら、ひたすら体をくねらせて適当に踊ってたんですよ

かなり気持ち悪い感じのやつを

パンダ流Vogueダンスってね

 

 

 

どれくらい踊ったでしょうか(たぶん20秒くらいです)

 

ガン無視の長女・次女とは対照的に、こちらをジッとみつめる長男の眼差しにふと気が付いたんです

 

 

 

なんか急に恥ずかしくなりましたよ

 

でもこのタイミングで黙って踊るのをやめたらもっと傷ついてしまう

 

そう思った私は、逃げることなく息子の視線を真っ向から受け止めて聞いてやったんです

 

「やっぱお父さんって変か?」

 

そしたら遠い目をしていた息子がハッと我に返り、予想外に優しい口調でこう言ったんです

 

「ううん、変じゃないよ・・・・でも公文してる時やとちょっと集中できないかな」

 

 

息子よ、オマエ大きくなったなぁ

いつの間にやらそんな気遣いのできる優しい男の子になりやがって

 

これこそが忖度(そんたく)ってやつですよ

彼は今、ちょっぴり恥ずかしい父の胸の内を忖度したんですよ

6歳の少年がですよ?

もうこれは忖度の鑑ですよ

届いてますか、総理?

 

今日からオマエはパンダ組のソン太君だ・・・・・・

 

 

ココロの中で息子に最大級の賛辞を贈り、何事もなかったかのようにまた踊りだす父

 

だって動いてないと涙がこぼれそうだったから

 

 

 

やっぱちょっと変かもしれんな・・・オレは

 

 

アンパンマン よみかきカラーキッズタブレットDX

アンパンマン よみかきカラーキッズタブレットDX

 

 

パソコンに強い人、弱い人、普通の人

今週のお題「わたしのインターネット歴」

 

初めてパソコンを買ったのは今から20年以上前。

買ったというより、大学入学時に強制的に買わされたのだが。

たしか富士通だったような・・・・Windows95だったような・・・よく覚えてない。

 

しかしせっかく買ったパソコンを活用することなくすぐにその大学(文系)とはサヨナラ、もう一度浪人に戻って次は理系学部に入学した。

 

この頃にはすでに「今の世の中パソコン使えなきゃ話になりません」的な風潮になっていたような気がする。

 

最初はネットじゃなくてWordとかExcelとかPower Pointとか、必須の基本ソフトの使い方をみっちり仕込まれた。あと製図も必要な学科だったのでCADとかもやったような・・・・これもあんまり覚えていない。

 

 

本格的にネットをやり始めたのは、学部4回生で研究室配属になった頃。

一人につき一台パソコンがあてがわれたので、暇な夜なんかは研究室に籠って遅くまでネットサーフィンしていた記憶がある、っていってもほぼ2ちゃんねる見てただけだけど。

 

卒業論文でプログラム組んだり発表がPower Pointだったりと(この頃からようやくPower Pointでの発表が浸透し始めた)、とにかくパソコンを使えないと話にならないのが理系学部のツライところ。

 

 

・・・・・ところが、である。

 

どうやらパソコンが苦手らしい、ということに薄々気が付いたのだ。学生時代に。

苦手とは言っても、普通に社会で生きていくには十分な最低限のスキルくらいは持ち合わせていた(はず)。

ブラインドタッチもかなり速い方だったし。

 

正確に言うなら苦手というより興味がない、の方がしっくりくる。

最低限のソフトが使えて2チャンネルとYahooが見れたらそれで良かったのだ。

それ以上は望まないし興味も無かった。

 

しかし周りはバリバリの理系人間、小難しい数式とかワケのわからんナンタラ理論とかが大好物な変人の集まりである。

だからなのかどうなのか、異常にパソコンに強いヤツが多かった。

そういうヤツはどんどんパソコンをカスタマイズしていくし、ネットでの情報収集力も半端ない。

当然、情弱な私とはますます差が開いていく一方。

 

だけどパソコンに強いか弱いかって、それ以外の要素もあるはずだ。

理系じゃなくてもパソコンに強い人なんてゴマンといるわけだし。

 

そこでパソコンに強かったヤツらの共通点を考えてみた。

 

そういえばみんな失敗することを怖がっていなかった気がする。

変なウィルスに感染してもなんかウキウキしてたし。

エロサイト徘徊してたらウクライナから高額な請求書が届いたなんて得意気に話すツワモノもいたし。

 

ま、要はパソコンに興味があって失敗を恐れないヤツが好奇心に身を任せて突き進んだ結果、パソコンに強い人という称号を得られるのだろう。

 

これって特別なことでもなんでもなくて、どの分野でも同じだわな。

 

しかし、そんな世界に身を置く私がパソコンに興味を持てないということが致命的であったことに変わりはなく、それが最終的に大学院中退という結果につながったわけである(その経緯は再受験シリーズに)。

 

今の時代パソコンに強くないと不利ですねって結論。

 

 

pandamonda.hatenablog.com

 

はだかの王様

家族そろって昼飯を食べてたんです、家で

このくっそ暑い日にアツアツのうどん・・・・・

 

食べるのが早い私が真っ先に食べ終わったんですけど、もう汗が噴き出てグショグショだったから服全部脱いでパンツ一丁になってやったんです

 

そしたら次女@2歳が泣き喚いたんです

見苦しいよ~自分も裸になる~って

 

そこで私はとっさに言いましたよ

「えっ?お父さん服着てるで?見えないの??」

有名な童話のパクリです

 

そしたら子供達三人そろって「見えなーい」

 

「そっかそっか、この服は正直で賢い子供にしか見えないヤツやからな~」

 

これを聞いても長男と次女は潔く「見えなーい」と

 

その時、長女@4歳が父の半裸を凝視して言ったんです

 

「わたしにはみえる」ってね

 

 

キタキタキタ~~~!!!

 

思わず嫁と目を見合わせましたよ、さあ教育的指導といきますかってね

 

ほぼ裸なことも忘れて腰に手を当てて仁王立ち、ひとまず冷静に聞いてやりました

 

「どんな服が見える?」

「えーっと・・・はだいろのふく」

 

・・・・まぁ間違いではないわな

 

さらに聞いてやりました

「他には?どんなガラとか詳しく言ってみ?」

「えーーっと・・・・フリフリがみえる

「フリルついてんの!?お父さんが着てる服に!?」

 

目を合わせてニヤニヤ笑う父と母

 

そしたら長女が一段と声を張り上げて言ったんです

 

「ほんまやもん!ワキの下に黒いフリルついてるやん!!」

 

 

あっ・・・オレ今半裸で仁王立ちだったわ

そりゃフリルも見えるわな

 

 

期せずしてウチの長女が正直で賢い子供であるということが証明された瞬間

 

不思議な歌を唄う少女

朝早く、寝てたはずの次女@2歳が突然歌いだした

 

〽 おっふぁよ おっふぁよ あっさでっつお~~ ねーてーいーるのーはだ~あれ~~カチトリカチトリカチトリカチトリカチトリカチトリカチトリカチトリカチトリカチトリちょっきりーなべすとおおおぉぉぉ~~~

 

 

 

 

完全に目が覚めてしまった

 

布団の中でしばらくその意味を考えてみたが、すぐに諦めた

 

それ何の歌?って聞いたら

 

うんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこうんこ、とのこと

 

 

・・・・・・今日が金曜日で本当に良かった

 

今週はいろいろとしんどかったから

 

 

 

寝惚けた頭で食卓に着くと、どでかい卵焼きが置いてあった

 

一口かぶりついたら全く味がしなかった

 

 

 

今日一日、嫁を「味味なし芳一」と呼ぶことにした

 

 

今日が金曜日で本当に良かった

 

 

pandamonda.hatenablog.com

旅行をイマひとつ楽しみきれない人へ

今年の家族旅行も無事、沖縄に決定致しました

 

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あとはプランを煮詰めたり麦わら帽子買ったり、着々と準備を進めていくだけ

旅行ってのはこの段階が一番楽しいと思うんです

どこ行こうか計画立てて必要なモノ買い足したりして

 

逆に言うと、この作業が終わればもう旅行は終わったようなもの

旅行前日が一番幸せな時

 

 

昔からそんなところがあるんですよ、困ったことに

 

嫁と二人の頃からそうでした

仕事頑張って短い休みそろえて、ようやく旅行当日がキター!!!

 

って空港ですでに二人ともテンションが↓↓↓

 

暗い声で

「・・・・もうカウントダウン始まったな・・・・・」

そしたらまた嫁も嫁で、それに同調してくるんです

「帰ったらすぐまた仕事かぁ・・・・鬱やな・・・・」

 

周囲の浮かれムードの中で明らかに異質な雰囲気を放つ二人

 

それでも気を取り直してそれなりに楽しむんですけどね

楽しむんだけど、すぐに後ろを振り返ってしまうわけですよ

 

あっ、もう一日終わった・・・・

あっ、もう半分終わった・・・

あっ、もう明日帰るんだ・・・・

あっ、ちょうちょ・・・・・

 

最後の方なんて事実を直視できずに脳内お花畑で現実逃避ですよ

 

特に最終日になると初日のこと思い出して涙浮かべたりしてね

あの頃は良かったな~まだオレ達には未来があった・・・なんてね

もう一度あの頃に戻してください神様お願いしますってね

 

 

意外とこういう人って多いんじゃないでしょうか

始まるまでが一番楽しい、いざ始まると今一つ楽しみきれないって人

 

 

そこで一生懸命考えたんですよ

パートナーがそういう性格だった場合、相手のためにしてあげられること

ホスピタリティってやつです

 

そしたらふと妙案が浮かびました

 

旅行気分をいつまでも持続させる方法

色褪せない高揚感

振り返る必要のない楽しいひと時

 

 

 

旅行をね

 

勝手にキャンセルするんですよ、出発日の前日に

もちろん相手には内緒で

 

だけど相手はもうすでに絶頂を迎えてるわけですからね

一番高いとこまで登った状態で梯子を外されるわけです

その過程でもう十分楽しんでるわけです、後悔はありません

 

そして旅行代金も安くすみます、なんせキャンセル料だけですからね

 

さらにさらに、これで終わりではありません私の妙案は

 

 

旅行キャンセルすると同時に有給休暇を1か月後にずらすんですよ

 

 

もうおわかりですね?

 

休暇をずらしたらすぐに次の旅行の計画を練り練りするんです

そしてまた直前にキャンセルです

これをずっと続けるわけです

 

題して「鼻先ニンジン計画」

 

まぁやってることはただの計画倒れなんですけどね

 

誰かやってみて感想を聞かせてください

 

 

 

僕はいらないです