三月のある日。
園生活もいよいよ最後に近いということで、嫁さんと二人して次女の降園のお迎えに行ったんです。
次女は両親がそろってお迎えに来てくれたのが嬉しくて仕方ない様子でした。
父と母に片方ずつ手を握ってもらいながら、ブラブラと歩いて帰ります。
道中何やら熱心に嫁さんと話をし始めました。
どうやらその日はお弁当を持参する日だったようで、お内裏様とお雛様のカマボコとかなんだかよくわからないキャラクターのウィンナーとかが入っていたのだとか。
「ねえねえ、今日のお弁当どうだった?」
「おいしかったよ」
「何がいちばん良かった??」
「おひなさんのカマボコが人気やった」
「他には?次はどうして欲しい??」
「う~ん、こんどはおとなのウィンナー入れてよ~」
そんな他愛もない会話で盛り上がる母娘、それを横で聞きながら優しく微笑む父。
よもやこの父が「今のは下ネタラインに軽く抵触したのではなかろうか」なんて考えて一人ニヤついていただけだなんてこと、お天道様でも思いつきますまいて。
しかしまぁ、こんな穏やかな時間がまた我々に訪れるとは。
そして今。
時の流れは速いもので、とうとう我が家から幼稚園児がいなくなってしまいました。
まだまだ小さいと思っていた次女がこの度、無事に卒園したのです。
本当にもう寂しくてさびしくて、もはや私が派手に卒倒しそうです。
いや、今でも十分に可愛いんですけどね。
子供達三人ともね。
思い返せば私がブログを始めた当初、長男はまだ幼稚園の年中さん、長女は年少さん、次女に至っては保育園の真ん中組さんでしたからね。
それが次の四月から全員がいきなり小学生ですってよ?
途中経過どないなってるねんって話ですよまったく。
あっ、それは過去記事でも読んでくださいよ。
だけどね、最近は少し考え方が変わったんです。
むしろここまで成長する姿を見れてよかったなって。
世の中にはいろんな事情でそれを見れないケースがあるわけで。
だけど自分達はここまで見ることができた。
ということはまた次の感動的な瞬間に立ち会えるチャンスを得た、そういうことなんだなと。
少しだけ成長したのかもしれませんな、私たち親も。
ブログが書けなくなってから早8か月。
ここにきてようやく心に余裕を持てる状況になりました。
不定期更新ではありますが、またボツボツと書いていけたらな、と思っております。
いつまで続くかはわかりませんけどね。
同時に懐かしの読者さんのブログにもそろそろお邪魔しようかと思ってます(隠れてチェックはしておりましたが)。
そして我々パンダ組が味わった天国と地獄について、記憶が薄れる前に書ける範囲で残すことができたら、なんてことも考えてます。
こちらに関してはとてもじゃないけど一記事で書ききれる内容ではありませんので、おそらくはシリーズものになるかと。
シリーズの題名だけはすでに決めてあるんです、「~空がこんなに青いから~」って。
なんかいい響きじゃないですか?希望が持てそうで。
以上、近況報告でした。