パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

昔の人はエラかった

オレは仕事で疲れてるんだ、では済まされないのが共働きの辛いところ。

だから基本的に洗濯物を干したりたたんだりするのは父の仕事である。

とはいえ嫁さんが非常勤となった今、私が洗濯機を回す頻度も随分と減ったのだが。

 

 

育ち盛りの子供が三人いると、洗濯物の量も半端ない。

なんせ保育園だった頃は有難いことに日に2回もお着換えさせてくれてたからな。

ほんと有難いわ。

ヘタしたら何回かに分けないと洗濯機が回らない時もあったし。

結構大容量の洗濯機なんだけどな・・・ウチ。

 

 

いつも脱水が終わって洗濯機の蓋を開ける時はドキドキだ。

洗う前は大量に見えた洗濯物の山。

エベレストのように立ちはだかり父の心を挫こうとするその山も、洗って脱水すると意外にコンパクトな量になるのだ。

蓋を開けてみて槽の底にへばりついた洗濯物が思ったより少なかったりすると、それだけで少しだけ幸せな気分になれる。

小っちゃいクセに洗濯バサミを一つ占領するお手拭きタオル(子供が園に持っていくやつ)、コイツが少ない日も地味に心が躍る。

 

なんて小さい人間なんだ、オレは・・・・

 

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さて、子育て期間中において大量の洗濯物と対をなすのは大量のオムツである。

当然子供が多ければ多いほどオムツも多い。

実に我が家ではS・L・ビッグと三種類のラインナップを取り揃えていた時期がある。

ストック分を含めるとちょっとした小売業者並みだ。

 

それが今となっては・・・・

 

長男と長女は完全にオムツを卒業し、次女も就寝時以外はトレパンで十分生活できている。

今まさに、我が家から大量のオムツが消えつつあるのだ。

 

 

なぜか寂しい・・・

 

 

でも大丈夫、代わりに私がオムツを着用するのも時間の問題だ。

大も小も自由気ままで全く統率がとれていないんだ、この頃。

子供のオムツ替えが激減して同じく肩を落とす嫁さんに朗報だわ。

オレでよければいつでもデビューするよ、、、ってね。

 

 

オムツ替えの話で突然思い出した。

数年前、雑誌かネットニュースで読んで違和感を覚えた話。

誰だったか、セレブを売り物にしてるタレントが赤ん坊のオムツに関して持論を展開していたのだ。

 

”あたし、こう見えてオムツだけは超コマメに替えてるのよ~。少しでもオシッコのサインが出たら替えるの。この労力だけは惜しまないわ、もう何十回でも。ホントちょっとでも濡れてたらケチらずに即替えよ~”

 

詳細は忘れてしまったが、おそらく大体こんな感じのことを得意気にしゃべっていた気がする。

 

オムツをどのタイミングで替えるのか、いろんな意見があると思われる。

が、私はこれを読んで違和感でいっぱい、というか正直イラついた。

 

 

そんだけエラそうに言うんだったらもちろん布オムツよな?

布オムツ何十枚も手洗いして干して使ってるんやんな??

えっ!?

ま、まさか・・・・紙オムツ・・・なの?

紙オムツの話してんの??

紙オムツを替える労力て・・・脱がせてはかせて捨てるだけですやん

しかもそれを何十回もって・・・なんて地球に優しくないヤツだ・・・

 

もちろんウンチが混じってたり新生児期だったりお股が赤くなってたり、そんな時はこっちだってコマメに替えてたけどね

だけどそうじゃないのにちょっとでも濡れたら替えますって・・・・

それって吸水力とサラサラ感を売りにしてる紙オムツに対するアンチテーゼ?

てか少し濡れただけで替えるんならそもそも高品質な紙オムツなんて必要ないやん・・・

 

 

ま、考え方は人それぞれだろうけど。

 

ただしあまりにオムツがパンパンに膨らむと、時に悲惨な事態を引き起こすのでご用心を。

 

その一例として過去にパンダ組を震撼させた「夕暮れの露出狂事件」をご紹介してお終いにしよう。

 

pandamonda.hatenablog.com

 

 

それにしても洗濯にせよ布オムツにせよ、昔の人はホントにすごかったなーってつくづく思う。

なんせ全部手洗いだから。

しかも昔はもっと子沢山だから洗濯物の量も半端ないハズ。

 

 

彼らを見習って乾燥機付き洗濯機の購入はもうしばらく我慢しようと思う次第です。。

 

ある日の幼稚園にて

5月に入ってからというもの、この春入園した次女の幼稚園イヤイヤが激しい。

4月は年長組の長女と手をつないで楽しそうに登園してたのに。

おそらく緊張の糸が徐々にほぐれてきたのだろう。

 

 

この前嫁さんが集団登園の集合場所である公園まで子供達を送り届けに行ったところ、公園に到着する少し前から「幼稚園行きたくない!」と泣き叫び始めたという。

結局引率の先生が連れていけるような状態ではなく、嫁さんが最後まで同行して担任の先生に直接バトンタッチしたらしい。

 

 

さて、先日は父が出勤前に娘たちを直接幼稚園まで送り届ける日であった。

嫁さんから前もって情報を入手していたため、次女が突然車内で「幼稚園行かない!!」とぐずり始めたのは想定の範囲内

 

園に到着すると踏ん張って車から出ようとしない次女を強引に引きずり降ろし、長女の手を引きながらもう片方の手で次女を担ぎ上げて門をくぐる。

 

仕事の都合上、まだ幼稚園は始業前の時間帯。

当然園児もまばらである。

 

早出の先生に挨拶を済ませて荷物を教室に置いたら、あとは始業時間まで園庭で遊ぶだけ。

 

いつもなら長女と手をつないで外に飛び出し、父が門を出るまで二人そろって手を振ってくれる次女だが、その日は泣きながら父のズボンの裾を握って離さない。

 

 

さすがにこのまま置いて帰るのは気が引ける・・・・

 

 

私とて仕事に遅れるわけにはいかないのだが、腕時計を見るとあと5分くらいならなんとかなりそうだ。

 

ひとまず泣きじゃくる次女を抱き上げて、人気のない校舎の片隅に連れて行く。

後ろから長女が心配そうについて来る。

 

校舎の隅っこに腰を下ろし、次女を膝の上に座らせて長女と一緒に話を聞く。

 

「幼稚園の何がイヤなん?この前まであんなに楽しそうやったのに」

「お姉ちゃんも一緒にいてくれるやん」

「ほら、園庭で遊ぼってさ」

「あ、ミーちゃん(友だち)も来たで?行っておいでや!」

 

 

何を言っても泣いて首を振るばかり。

 

 

「幼稚園イヤや・・・・だってさみしいもん・・・・」

 

 

 

そういや今年小学校に上がった長男も一度だけ酷くグズったことがあったなぁ・・・

 

 

三年前、同じく年少組だった長男が珍しく泣き叫んで幼稚園を拒絶したことをふと思い出した。

 

あの時はつらかった。

もの凄く寒い日で、ちょうど今座ってる場所で長男の「いかに幼稚園がイヤか」を延々聞かされたっけな。

寒さによる震えと嗚咽で痙攣みたいにガクガクしながら「帰りたい」を連発する長男。

その時はもう遅刻覚悟で最後まで付き合ってやろうと腹をくくった。

 

結局、ちゃんと頑張ったらジュウオウジャーのキューブオクトパスを買ってやるってことで解決したんだっけな。

 

200円前後の食玩ですんなり釣られた長男。

 

 

幼いなりに自分の気持ちを抑えて無理矢理納得したこと、父はちゃーんとわかってるからな

 

 

ちなみに長女は泣き叫ぶというより俯いて耐え忍ぶタイプ。

 

程度の差こそあれ、みんな必ず通る道なのだ。

 

 

 

さて、なだめても脅してもプリキュアで釣っても断固拒否の次女。

そろそろ時間が限界だ。

三年前とは違って今の職場は遅刻に滅法厳しいのだ。

 

断腸の思いで園庭に出ると、雰囲気を察した先生がサッと次女を連れて行く。

どうすればいいかわからない長女は困ったような顔で父に手を振るとすぐに次女を追いかける。

 

 

こういう別れ方になってしまった日は一日中気が重いものだ。

 

 

ま、仕方が無い。

時間内に次女を納得させることができなかった自分のスキル不足。

ここから先できることと言ったらもう、邪魔にならないよう一刻も早くその場を立ち去ること。

それしかない。

 

 

 

そそくさと校門を出て駐車場に戻る直前、未練がましくチラリと園庭を振り返る。

 

 

 

すると、そこには・・・・・

 

 

 

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 泣きじゃくる次女(右)。

 

その横にピッタリと寄り添って次女の言葉を傾聴する長女。 

 

 

思わず胸がグッとなる光景・・・・・

 

 

 

時間が無いのも忘れて携帯のカメラを構える父。

 

 

 

長女・・・・・オマエ頼もしくなったなぁ

 

 

あんだけお兄ちゃんに頼りきりだったのに・・・・

 

 

団子三兄妹でけっこうしんどかったけど・・・・・

 

 

こんなん見せてもらえるなんて・・・・・兄妹ってやっぱいいわぁ

 

 

 

変質者みたいに校門の陰から写真を撮りまくる父。

 

 

 

 

長女のおかげで一旦落ちかけた気持ちが急上昇。

その日は気持ちよく仕事ができましたとさ・・・・・・おしまい。

 

 

パンダ組短信

まずは長男から

 

♪ チャッチャッチャッ丸っ美屋~の混ぜ込みワッカメ~ ♪

でおなじみ、ふりかけの混ぜ込みわかめ

 

子供達が食べたいって言ってたんでスーパーで見つけた時買っておいたんです

 

 

父「そういや例のふりかけ、見つけたから買っといたぞ~」

長男「え?そんなん言うてたっけ」

父「言うてたやんか、具が大きいとかいうヤツ」

 

長男「・・・・あ~アレな!ココアの味とかあるヤツな!」

 

 

父「・・・・ココア?」

長男「あっっ違うかった、カカオや!」

 

 

父「・・・・カカオ?」

 

 

 

愛する息子よ

 

 

オマエが言いたいのは・・・・

 

 

多分・・・・

 

 

 

 

おかか

 

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続いて次女

 

風呂上り、バスタオルで体をふきふきリビングに入ると子供達が夕飯を食べてたんです

体を拭き終ってしばらくボーっと涼んでたらおもむろに次女が

 

 

「おとうさんてなんでパンツマッチョなん??」

 

 

 

・・・・・パンツマッチョ?

 

 

 

 

 

キン肉マン・・・・・ですか??

 

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愛する娘よ

 

 

オマエが言いたいのは・・・・

 

 

多分・・・・

 

 

 

 

パンツ一丁

 

 

 

 

もいっちょ次女

 

トマトのことをリコピンさん」って呼んでみたんです

単にリコピン豊富だから

なにより酔っぱらってたから

 

 

「おーいお前たち~、リコピンさんも食べろよ~」みたいな感じで

 

 

そしたらなんか痛くお気に召したようで、次女がトマトを見るたびに言うようになりました

 

 

 

あっデコピンさん!

 

 

 

 

可愛いから良し!

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ラストは長女

 

ウチのフレンチブルドッグのお母さんを想像で描いてくれました

 

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なんちゅう味のある絵や・・・

 

 

父母から確かな絵心を受け継いでるわ・・・

 

 

 

お父さんこの絵大好き!!

 

 

 

 

はい、親バカです

血脈

長女の驚くべき才能を発見した

 

ポエムの才

 

まさか脈々と受け継がれていたとはね・・・・・父から子へ

 

 

 

先日車に乗っていた時

後部座席で酔っぱらいのようにアナ雪を歌っていた長女

 

ふと気づくと歌詞が全然違うではないか

メロディもかなり違うけど

 

慌てて聞き耳を立てたので途中からしか覚えていない 

急ぎ書き留めておこう

 

 

そこはかとなくアナ雪なイメージで聞いてください

 

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中村

作:ポエ村子パンダ(長女)

 

ひとの~愛を~~ つかうな~~

あたしのを~~~ つかうのよ~~~

だって~~~   つかうと死ぬから~~~~

あたしは~~~  死なない~~~

だいじょぶ~~  だいじょ~ぶなの~~~

58才でも~~~  だぁいじょぶ~~~

 

 

うまれた時から~~ 名前があったの~~

少年って~~~   呼ばれてたの~~~

けどやっぱり~~  イヤだから~~~~ 

名前はなぁい~~  ことにする~~~~

 

でも上の名前だけは~~~  あ~る~~~~~

 

 

 

 

ナカムラぁ・・・・

 

 

 

 

 

まだ幼稚園年長さんなんです

 

いろいろ粗削りだとは思いますが、そこんとこは長い目で見てやってください

 

少なくとも父はもう大興奮

 

最後の投げやりな”ナカムラぁ・・・・”に長女の恐るべきセンスを確信

 

 

 

ウチの苗字、ナカムラじゃないんだけどね

 

 

 

これはオレのポエムを抜く日が来るかもしれんな・・・

 

こちらも一層精進せねば・・・・

 

 

父に少なからず焦りを覚えさせた長女の才

 

 

久々に創作意欲が湧いてきましたよ

こちら救急24時

別に救急が専門でなくとも、市中病院に勤めていれば救急当番というものがある。

内科や外科などのいわゆるメジャー科と呼ばれる診療科に属している限り、救急当番は避けて通れない業務である。

いわゆる二次救急というやつ。

もちろん救急診療自体を行っていない病院であれば話は別だが。

 

自分が受け持ちの時間帯に要請があった場合、診察可能と判断すれば救急車を受け入れて診療を行う。

こう書くと簡単に聞こえるが、相手はウォークインではなく搬送されてくる患者である。

二次救急とはいえ、すぐに三次医療機関(さらに高度な救急医療を行う病院)へ転送しなければならないような重篤な患者も一定の確率で運ばれてくる。

 

それなりに緊張感が伴う業務であることに間違いはない。

 

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まだ私がピヨピヨの研修医だったころ、数か月間だけバリバリの三次救急病院で研修を行ったことがある。

私はその病院を第二希望の研修先として提出していたのだが、なぜかそこへ送り込まれたのは私だけではなかった。

全く違う病院へ希望を出していた彼女(今の嫁さん)までまとめて放り込まれたのだ。

きっと担当者が一人一人の研修医に研修先を割り振るのが面倒くさかったのだろう。

同じ大学出身の我々を一纏めにしてポイッとやっちゃいたい欲望に負けてしまったに違いない。

 

もはや巻き込まれ事故としか言いようがない、とんだとばっちりを受けた嫁。

恨むなら当時の担当者を恨んでくれ。

 

 

その病院での数か月間、それはもう緊張の連続であった。

毎日毎日ひっきりなしに運び込まれてくる重症患者たち。

そもそもが三次救急だから、かなり状態の悪い患者ばかりがふるいにかけられて搬送されてくる。

内科的救急疾患から外科的疾患、交通事故に手指切断に溺水に熱傷に飛び降り・・・・なんでもアリの世界。

 

初療を経て病名が確定すると、該当する診療科がその後の治療を担当することになるのだが、研修医はもうオマエら全ての患者に絡んどけっていうスタンスだったから大変だ。

 

それだけではない。

救急はなにも日中だけの仕事ではないのだ。

良い子は皆寝ているはずの丑三つ時とて、いつ何時運ばれてくるかもしれない重症患者のためにスタンバイしておかなければならない。

 

そう、当直である。

 

日勤帯ならばマンパワーでなんとか押し切れるものの、当直帯ではそもそも稼働している人数が少ない。

しかしひとたび重症患者が運び込まれてくると、やらなければならないことは日勤帯となんら変わらないのだ。

当然ながら一人一人にかかる負担は大きくなる。

研修医だからといって横でポカ~ンと見ているわけにはいかない。

患者の家族から搬送時の状況を聞き取り、かかりつけの病院が無いかを調べ、お薬手帳で内服薬を確認し、他にも採血したり血ガスとったりCT室まで搬送したり・・・・。

 

当たりが悪ければ、ほぼ一睡もできないまま次の日の通常業務が始まることもザラ。

唯一の休みである日曜日が当直で潰れ、さらに一時間も眠れないまま月曜日に突入するときの絶望感といったらもう・・・・・

 

 

そこで私は彼女と結託し、当直業務の負担を少しでも軽減できるよう、一方の当直の日に他方も自主的に当直するという苦肉の策を選択。

おかげで業務は少しだけ楽になったのだが、研修が終了するまで数か月の間、3日に1度のペースで当直という地獄のような生活を強いられたのだった。

 

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では救急病院での研修生活は楽しくなかったのかというと、決してそうではない。

実際かなり楽しかったのだ。

 

もう一度研修医として戻りたいかと問われれば答えはNOだが、一度きりであれば「こんな生活を経験してみるのもアリだな」と思わせてくれるに十分な充実感を伴っていた。

しかも研修医はみな追い詰められた極限状態に置かれていたわけで、それを分かり合える戦友同士、暇さえあれば夜遅くからでも頻繁に飲み歩いていた。

普段は怖そうに見える上級の医師たちも実は体育会系の淋しがり屋さんといったキャラが多く、しばしば業務明けに飲みにつれて行ってくれたものだ。

 

このように仕事はハードであったが決して居心地が悪かったわけではなく、今だにその頃を懐かしく思い出すことがある。

それと共にあの地獄の日々を乗り切ったんだという自負が、時折訪れるヤバい状況においても心折れずになんとか診療を続ける礎になっている(ような気がする)。

 

 

ま、今はゆる~くなんちゃって二次救急の真似事をしてるだけなんだけどね。

 

 

 

なんか唐突に救急業務を語りたくなってしまった。

 

おそらく愛読しているブロガーさんの、吐血しても救急車を呼ばなかった話を読んだからだ。

どうやら自力で病院まで連れて行ったらしい。

あっぱれだ。

 

もちろん吐血は危険なケースも多い。

顔面蒼白で立ち上がることもできないくらいフラフラ、心臓もバクバクしてる。

これはすでにショックになるほど出血している可能性が高く、早々に救急車を呼ぶべき状態である。

吐血と思ったら喀血だった(呼吸器系の出血)なんてこともある。

こちらも中々に判別が難しい。

だから吐血で救急車を呼ぶことは間違いではない。

 

そのブロガーさんは患者の基礎疾患や平時における主治医からの説明、吐血時の状態を総合的に踏まえ、冷静に判断したのだろう。

もし自分だったとしても同じ判断だ。

しかしそのブロガーさんは医療関係者ではない(多分)ところが凄い。

有事の際に冷静な判断ができたということは、きっとこのような状況を普段からシミュレートしていたんだと思う。

 

 

救急業務に従事していると、しばしば「アンタ・・・なぜ救急車を呼んだ!?」と問い詰めたくなるケースに遭遇する。

いや、しばしばではなく頻繁に、かも。

世の中には熱が高かくてしんどかったから、ちょっとフラついたから、移動手段が無かったから、話し相手がいなくて不安だったから、なんていう俄かには信じ難い理由で気軽に救急車を呼ぶ人々が存在する。

 

ふつう救急車に乗るなんて一生に一度あるか無いかのイベントだと思うのだが・・・

 

 

たしかに救急車を呼ぶかどうかの判断は難しいことが多い。

 

パニックになって呼んでしまいました、何事も無かったみたいでスイマセン・・・

 

よくあるそんなケースでは受け入れる側としても「いやいや仕方ないですよね~こんなん誰でもビビりますよ~」なんて広い心で接することできる。

 

しかし、えてして安易に救急車を呼ぶ人に限って悪びれた様子は見せないものだ。

それが当然であるかのように振る舞われるとこちらもカチンとくる。

これが一睡もできなかった当直明けだったりすると、もはや滲み出る殺気を隠す努力すら面倒になる。

 

 

 

 

 

というわけでまとめます。

 

本当に危ない状態なら誰が見ても一目瞭然、すぐに救急車を呼びましょう

救急車を呼ぼうか迷うような状況なら一旦深呼吸、冷静になりましょう

それでも判断がつかなければそれ以上考えてもムダ、救急車を呼びましょう

結局軽症だった場合、パニクッちゃいましたテヘペロ感を出しましょう

 

 

これで万事うまくいくハズです、きっとね。

 

思ひでシリーズ 平成最後の帰省編 その後

今週のお題「母の日」

 

 

数えきれないほど多くの読者様から熱烈なご要望を頂き、続編を書き上げようと決意致しました。

 

ウソです。

タダの思いつきです。

 

 

 

 

 

~前回のあらすじ

 

飛行機に乗ったら長女がゲロを吐きました。

 

以上。

 

思ひでシリーズ 平成最後の帰省編 - パンダ組の日常

 

 

・・・・たったこれだけの出来事に3000文字も使ったのか、オレは?

 

我ながら詐欺だなこれは。

 

 

というわけで、後編はすっ飛ばして参ります。

 

 

 

 

 

満身創痍で空港に到着した我々は、九州の中でもまずまず有名な温泉地を目指してレンタカーで出発。

 

そう、〇✖県は九州なのだ。

嫁さんの実家は九州の中でも超がつくド田舎。

そして、〇✖県は私が学生時代を過ごした思い出深いクソ田舎でもあるのだ。

 

懐かしい道のり(特に嫁さんはよく通った道らしい)にテンションが上がり、子供達も眠気が吹き飛んだのかノリノリの曲(とはいってもせいぜいプリキュア)を大声で歌いながら夜更けのドライブ。

 

テンションが最高潮を迎えた頃、曲がりくねった山道で突如長女が本日二回目のリバース。

これにより意識の深層に封じ込めていた両親の疲労感も最高潮に。

着せていた嫁さんのパーカーがミンチに染まったため、側道に車を停めてパーカーにベッタリこびりついたゲロを叩き落とす。

着替えをトランクから取り出すには周りが暗すぎたため(田舎の山道は漆黒なので薄暗い車内灯だけではよく見えない)、今度は父のパーカーを長女に着せる。

 

「次は絶対ビニール袋に吐けよ」

 

さすがにこの疲労感の中、三度目のリバースでさらに洗濯物を増やされた日には鬼人と化すであろう自分が容易に想像できたため、可哀そうとは思いながらも強めに釘を刺す。

 

しかし胃袋の中のものが全部出て楽になったのか、以後はリバースせずに目的のホテルに到着。

 

すでに布団を敷いてくれていたため、真っ先に子供達を寝かせつける。

 

本来なら大人もそのまま寝る予定であったが、大量のゲロが付いた衣服を手洗いするという想定外の仕事ができたため、そう易々と寝ることは許されない。

 

子供達を寝かせつけている間、洗面台で衣服を手洗いする嫁に遠くから「手伝おうか~」と声をかけておく。

これ非常に大事。

案の定「狭いからいい」と断られる。

見事なる予定調和。

これぞ夫婦円満の秘訣。

 

 

子供達が寝てしまい手持無沙汰になった父は館内を散策、大浴場がまだギリギリ開いていることを確認。

洗濯が終わった嫁と滑り込みで温泉につかり、その日の疲労を洗い流す。

とはいえ10分程度のスピード入浴ではあるが・・・。

 

その後すぐに自室へ戻り泥のように爆睡。

 

 

 

翌日。

 

ホテルのビュッフェで簡単な朝食を済ませると、いよいよ嫁さんの実家に向けて出発。

温泉街から実家までは車で小一時間程度のため、道中良さそうな場所があれば適当に寄り道するつもり。

 

しばらくすると近くに滝がありますよ、という標識。

車を路肩に停め、うっそうと茂る登山口のような入口から中を散策。

滝の音が近くに聞こえるが、登れば登るほど音が遠ざかっていく。

どうやら道を間違えているらしい。

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しばらく歩くと温泉でも湧いているのか、強い硫黄の臭いが立ち込める。

先頭を歩く父に向かい、子供達がしきりに屁をこいていないか確認してくる。 

まったくもって失礼極まりない。

一体父親をなんだと思っているのか。

 

正体はこれ。

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ハイチーズの瞬間に風向きが変わってガスに埋もれるパンダ組一同

 

 

ここまで来るともう滝の音は遥か彼方。

諦めて元来た道を引き返す。 

 

レンタカーに戻り車を発進させた途端、ものの10秒で左手に大きな滝が出現。

 

 

・・・・・車で行けたのね

 

 

悔しいのでもう一度車を路側帯に停め、遠くから滝を眺める。

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遠目に見るだけでは飽き足らず、「お水はいる~」と滝壺を指差して泣き喚く次女。

世間ではそれを水遊びではなく入水(じゅすい)と呼ぶんだ、と説明するが当然聞く耳を持たず。

 

隣でテンションダダ下がりの長男。

先ほどプチ登山の際、生まれて初めてススキで指を切ったことがひどくショックだったらしい。

どんだけシティボーイなんだ、お前は。

 

はなから滝などに興味のない長女は、「ん~~ちょっとお腹痛くなってきたかな~」なんてオソロシイことを呟いている。

よほど昨日のリバースが衝撃的だったのだろう。

 

三者三様の反応を楽しみつつ早々に滝を後にする。

 

しばらく走るとなにやらホビーなニオイのする高台が見えてくる。

フラッと立ち寄ってみると、見晴らしの良い高原に子供達の喜びそうな汽車やらリフトやら。

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誘われるように汽車(に見せかけたバス)に飛び乗ってみると(もちろん有料)、そのまま数100メートル先のリフト乗り場まで連れて行ってくれる。 

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長女と次女は父母がそれぞれ抱っこし、連なってリフトに乗る。

もちろん長男は一人で。

 

そして頂上へ。

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やっぱ九州好きだわ~~~ビバ・九州!!

 

 

頂上でひとしきり景色を眺めるも5分足らずで飽きる。

 

下りはブレーキだけが付いたカートみたいな乗り物に乗って斜面を滑り降りていく。

これがなかなか面白い。

 

リフト乗り場まで戻ると、帰りの汽車(に見せかけたバス)が目の前で行ってしまう。

次の汽車(に見せかけたバス)がくるまで15分、広場で時間を潰す。

 

広場の一画に100円で動くピカチュウを発見、早速長女と次女が群がる。

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画面中央やや下にご注目。

なぜか二人して律儀に靴を脱いで上がっているのを発見し、自分たちの育て方が間違えていなかったことに目頭が熱くなる。

 

しかもご丁寧に、脱いだ靴をキチンと揃えている。

 

ちなみに周りの観光客はコレを見て爆笑。

 

 

15分後、無事迎えに来てくれた汽車(に見せかけたバス)に乗り込み駐車場へ。

みんなでソフトクリームを食べ、今度こそ嫁さんの実家に向けて出発。

 

 

 

すっ飛ばして書くと言ったわりにもう2000文字・・・・

 

そろそろ体力・気力の限界を感じる・・・・・

 

 

ということでここからは超適当にいかせて頂きます。

 

 

実家に到着。

昼過ぎから庭でBBQ。

この日のために持ってきた「破身男(ハミオ)※」をお披露目。

 

※破身男:自家製カラスミの内の1本。ネーミングに関しては過去記事「唐墨日記その③」をご参照ください

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こちらをこんがり焼く。

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身は破れているが味の方は絶品。

 

疲れていたからか酒を飲み過ぎたからか、その日は以降の記憶をブッ飛ばして爆睡。

 

 

翌日、玄関先で田舎の洗礼を受ける。

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嫌いな方も多いと思われるため軽く自主規制。

都会ではなかなかお目にかかれない特盛りサイズのムカデだ。

 

虫嫌いの父ではあるが、羽根の無い昆虫ならば逃げ切れる自信があるため写真に収める余裕あり。

この後の駆除はもちろん嫁さんの仕事。

 

 

午後から近くのうら寂れたテーマパークへ従兄妹達と共に足を延ばす。

たいした乗り物は無いが、広大な敷地に作られたアスレチック系の遊具で伸び伸びと遊ぶのは何とも言えない贅沢。

 

期せずして巨大なプーさんと出会えてご満悦の次女。

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年上の従姉と滑り台を楽しむ長女。

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年上の従兄と肩を組んで歩く長男。

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これらを見て昨日までの疲れがウソのように満たされる父母。

 

 

家に戻ったあとは当然の様にBBQ。

 

夜更け、義兄の弾くピアノにくつろいで完全に自宅モードの女性陣。

何時にどんな曲を弾いても大丈夫。

周囲に民家の無い田舎ならではの気楽さだ。

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※良い子のみなさんは決してグランドピアノの上に乗らないように!

 

 

さてそろそろ3000字。

もう終わりにしよう。

 

 

翌日、かなり激しい雨の降る中空港へ向かうパンダ組一同。

到着後も搭乗手続きまでにかなりの時間を要し、疲れ切って機内へと乗り込む。

天候も悪く、かなりの揺れが予想される状況。

しかもプロペラ機。

 

悪夢の往路が甦る。

同じ轍は踏まん、と昼ご飯はメロンパンだけにしたのだが・・・。

 

 

結果・・・・・・

 

 

 

長女、リバースせず!!

 

 

快適な空の旅を満喫(^^)v

 

 

終わり良ければすべて良し。

ということで「思ひでシリーズ 平成最後の帰省編」終幕とさせて頂きます。。。

 

 

 

最後に・・・・・・・

 

 

 

 

お~い、おかーん!

そして九州のお義母さーん!

ちゃんとブログ読んでるか~~~い!?

かわいい孫たちの珍道中、まとめときましたよー!

これ、母の日のプレゼントってことでよろしくー!

 

ミニ四駆がまだ存在したという衝撃

ミニ四駆、ご存知だろうか。

私が小学生だった頃、何の前触れも無く突然コレで遊ぶ男子が急増したのだ。

 

当然四駆なんて難解な言葉など知る由もないイタイケな小学生の私は、周囲の男子が

「今日ミニ四駆で遊ぼうぜ!」

なんて言ってるのを耳にして

ミニヤングってなに??」

と聞き返してバカにされた記憶がある。

 

しかし当時は持っていなければお話にならないくらい流行ってたわけで、最終的に私も一つ買ってもらった。

 

その名も「Big Wig Jr.」

 

どういう意味?って親に聞いたら

「おっきなカツラのムスコ」

って即答されたのがあまりにショックで今でも覚えている。

 

 

ちなみにこのミニ四駆、最初はノーマルな状態で購入するのだが、カスタマイズしてよりスピードアップを図れるよう様々なパーツが売られている。

 

なのでそういうのが大好物な人には垂涎の玩具と言えるが、いかんせんプラモデルのような自作系には全くと言ってよいほど食指の動かなかった私にとって、ミニ四駆は今一つハマりきれない遊びであり、ほどなくお蔵入りとなったのであった。

 

 

 

さてさて時は流れて30年。

つい最近実家の人達が遊びに来たのだが、誕生日が近い長男にミニ四駆をプレゼントしてくれたのだ。

 

なぜに今さらミニ四駆

てかまだあったのか・・・・・

 

母親に聞いたところ、先日子供達を実家に連れて行って遊ばせていた時に、長男がさりげなくミニ四駆を所望したのだという。

なんでも友達の家にお呼ばれした際、その子の兄ちゃんがミニ四駆で遊んでいたのを見てどうしても欲しくなったらしい。

 

律儀に約束を守ってミニ四駆を買ってきてくれた家の人にお礼を言いながらも、心の中では軽く舌打ち。

 

どうせ組み立てるのオレだろうが

限りなく面倒臭ぇ・・・・・

 

とはいえ連休後半で誕生日間近にも関わらず熱を出してしまった長男が不憫でもあり、どうせ仕事も休みだし他にやることも無いし・・・・・よし、ちょっと本気出してやろーかってくらいの軽いノリでミニ四駆を作ってみたのだ。

 

 

特に高度なテクニックを要する箇所もなく、サクサクッと30分程度で完成。

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早速電池を入れて走らせてみると、意外なほどスピードが速い。

しかしラジコンとは違ってこちらで操縦することはできない。

一度走り出したらどこかにぶつかるまでひたすら直進するのみ。

壁やらドアやらいたるところにガンガンぶつかってすぐにクラッシュ。

 

家の中で走らせるには少し無理があるなと思い始めたその時、長男がボソッと一言、

 

 

「コース買うてよ・・・・」

 

 

 

・・・・そりゃあ、そうなるわな

 

 

ミニ四駆には専用のコースが存在するらしいのだ。 

 

最も簡単なものは楕円形のコースであり、ただグルグルと周り続けるだけ。

先ほど直線的にしか走れないと書いたが、ミニ四駆のコースには5㎝程度の壁が設置されており、車体の四隅に取り付けられたリングがその壁に沿うように回転するため、コース上では曲線的な走行も可能となるのだ。

 

父母からの誕生日プレゼントは未定であったため、ここぞとばかりに鼻息荒くコースを熱望する長男。

 

 

 「いいやろ?誕生日プレゼントこれにする!」

 

 

しぶしぶネットでミニ四駆のコースを調べてみたところ・・・・

 

えっ?1万円もするの!?

一番ちゃっちいただグルグル回るだけのコースでさえ5000円オーバー!?

しかもデカくてかさばるし、こんなもん家の中に設置したらもはや生活ができんわ・・・

 

 

「諸々の理由により却下します」

 

 

まるでこの世の不幸を一身に背負ったかのように大袈裟に床に崩れ落ちる長男。

見るに見かねてもう一度購入を検討する父と母。

 

 

その時、ふと頭に浮かんだ危険な発想。

 

 

ダメだダメだ、それはあまりに危険すぎる

嫁さん、暴走寸前のオレを止めてくれよ

 

 

すがるように嫁さんの方を見ると、すでにその目には狂気が宿っているではないか。

 

 

まさか・・・オマエもおんなじこと考えてます??

 

 

 

 

 

「・・・・・仕方ない、作っちゃいますか」

 

 

そう、なんとなくコースを見てると自分で作れそうな気がしてきたのだ。

こんなもん、カッターと段ボールとテープがあればできるんちゃう?と。

 

調べてみると実際に作ってる人がいる。

しかもプラダン(プラスチックの段ボールみたいなやつ)を使ってかなり本格的に。

 

そうと決まれば善は急げ。

早速近くのコーナンに必要物品を買いに行く。

 

購入したのは以下の通り。

プラダン900×1800:4枚

・グル―ガン

・グル―:30本

・養生テープ:2個

 

全部で1000円いくかどうか、実にお財布に優しい。

これに巻尺と物差しとカッターとハサミを駆使して、見よう見まねでコース作りを開始。

工作なんて昔っからまったく興味のなかった父であるが、やり始めると時間が経つのも忘れて熱中。

気付けば立ち上がるのも困難なほど腰がカチンコチンに固まっていた。

 

 

それはそうと今回の工作で初めて使ったグル―ガン。 

グル―スティックと呼ばれる棒状の樹脂をグルーガンに装填、熱を加えて溶かして塗布し、樹脂が冷えて固まることで接着させる工具である。

この使い勝手が凄まじく良い。

お値段も1000円以内で購入できるものが多く非常にリーゾナブル。

今後日常生活の様々な局面で使えそうな気配ムンムンの便利グッズであった。

 

もちろん今回のコース作りでも大車輪の働き。

 

まずは難易度の高そうなコーナー部分から作り始める。

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↑のようにペンで曲線を描き、コースを隔てる5㎝の壁を仮止めしていく。 

 

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あとは例のグル―ガンで壁を固めていくだけ。

このグル―ガンが気持ちよすぎてかなりクセになる。

中毒者続出の要注意な工具である。

 

完成形は後ほど。

 

続いて直線部分にとりかかる。

こちらは特に問題なくスピーディに作業完了。

 

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そして・・・・今回の工作で最難関のコースチェンジ部分(立体交差)である。

これが無ければ同じコースをグルグル回り続けるだけでレースにならない。

なんとしても作らねばならないが、今一つどのようにして作れば良いのかわからないため後回しにしていたのだ。

しばし設計図や完成形の写真を見ながらあーでもないこーでもないと頭の中で思案。

あーもう面倒臭いわ、とにかく一回やってみよう!ってことでプラダンにフェルトペンで下書きし、カッターで一気に切り刻む。

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なんと一撃で成功。

 

失敗した時のためにプラダン3枚で良いところを4枚買っておいたのが、おかげで1枚まるまる無駄になってしまったわ・・・・

 

 

 

さて、収納を考えて6個のパーツに分けて作成したコースをいよいよ合体させる。

 

ドキドキの瞬間。

 

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おぉーーー!!

デカすぎて写真に納まりきってないけど、不器用な父にしてはナカナカの出来じゃないの!?

 

 

所要時間5時間弱、体の節々がゴリゴリに固まったけど達成感も半端ない。

 

実際にミニ四駆を走らせてみると、時折勢いが良すぎてコースアウトするとはいえほぼ問題なし。

コースチェンジもスムーズ。

 

 

やりきった感に包まれて息子が遊びに興じているのをぼんやり見つめていると、またもや唐突に一言、

 

「一台だけやったらレースにならんやん」

 

 

 

 

・・・・父さんもね、うっすら感じてたんよね、それ

 

 

極度の疲労と充足感からか、変なホルモンで脳ミソが満たされていた父はもう行きつくとこまで行ったるわぃ、とすぐさま父用のミニ四駆を買いに夕方の街へ。

 

 

帰宅後、晩飯も食べずビール片手に2台目のミニ四駆を作成。

一日の疲れが溜まっているからか、目は霞むし指は震えるしで1台目とは比べものにならないくらい時間がかかってしまったが、何とか作業完遂。

 

夢の2台同時走行が実現しましたとさ。

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以上、長々とミニ四駆ネタを書いてみた。

不器用な人間でも意外と簡単にコースが作れるということが判明しただけでも十分に意義のある記事だわこれ、と自画自賛してみる。

 

しかも買うより断然お得だし、何より楽しく作れて子供の記憶に残る(はず)。

 

 

ミニ四駆に興味があるお子さんを持つお父さんお母さん、子供達と一緒にトライしてみてはいかがでしょうか?

 

きっと私と同じ感想を持つハズですよ・・・・

 

 

 

 

 

 

グル―ガン気持ちいい!!!ってね。