この歳になってオネエ化が止まらない。
原因は長女。
3兄妹の中で最も女子力の高い長女と話す時、意図せずオネエ言葉になっている自分に気付いて愕然とすることが多い。
しかしそれも始めの頃だけの話。最近は一皮むけたというか、オネエ言葉でしゃべるのが快感になってきた。
どうやらオネエ言葉には中毒性があるらしい。
だけどこの頃少し危機感を覚えている。
長女が喜ぶという理由で仕方なく会話を合わせていた入門レベルから、頼まれもせず嬉々としてオネエ言葉を連発するという中級レベルにまで、目覚ましい速度で一気に歩を進めているオヤジ。きっと生来のポテンシャルが高いのだろう(オネエ化の)。このペースで行くと日常会話がすべてオネエ言葉に取って代わり、ご近所さんと話す時に間違ってポロリしてしまうのではなかろうか・・・
だめよダメ、引き返せるうちに引き返さなくちゃ・・・
焦るとさらに内なるオネエが騒ぎ出す。
もはや手遅れか・・・
そんな哀しいオヤジに強力な助っ人が登場した。
長男である。
元々の性格なのかそういうお年頃なのか、父のオネエ言葉を極端に嫌うのだ。
最初から鼻についていたのだろうが、最近ますます調子に乗り始めた父に我慢の限界を迎えたのか、心の底からの侮蔑を隠そうともしなくなった。
昨日だって嬉々として小指を立てながら長女と女子トークを繰り広げる父に向って「やめろ!やめんかったらこの家から出ていくからな!」と怒りをあらわに。
まあ6歳児に家出の決意をさせるのもシノビナイので、オネエ言葉はこれくらいで封印しようと思います。
ちなみにオネエ言葉のお手本はおすぎとイッコーです。