パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

Jupiter

この題名やアイキャッチ画像に騙されてクリックしてしまった方・・・申し訳ございません。

おそらく期待された内容とは180度異なる記事です。

 

ここから先に進まれる方・・・申し訳ございません。

平原綾香のJupiterを貼り付けておりますが、これを聞きながら読まれてもなんの感慨も抱けないこと請け合いです。

 

そして、無駄に長文です。

 

 


Jupiter - 平原綾香(フル)

 

 

医学部に入るとまず最初に受ける洗礼・・・・・解剖学。

 

人体には何百種類もの筋肉や骨が存在するのだが、解剖学をパスするためにはそれら全ての名称を暗記せねばならない。

当然日本語だけじゃなくて英語でも(この時点で暗記量は2倍)。

私の大学ではさらにラテン語まで暗記させられたようなオソロシイ記憶が・・・・。

 

今となっちゃ9割方忘れ去ってんだけどね

それでも別に不自由なく働けてんだけどね

 

ちなみにこういったイジメまがいの試験の数々、これこそ医学がひたすら記憶力を要求する学問であると言われる所以でもある。

実際に記憶力だけで乗り切ろうとするとエライ目に合うのだが、そのへんの内情に関しては機会があればまた別の記事にでも。

 

 

 

というわけで今回は筋肉のお話。

数ある筋肉の中の一つにスポットライトを当ててみたい。

 

 

 

それはおそらく私の体内で最も発達している筋肉。

 

酷使に次ぐ酷使を耐え忍ぶアスリートさながらの筋肉。

 

強制筋トレにより圧倒的な収縮力を誇る筋肉。

 

 

 

その名も肛門括約筋

 

 

なぜ突然この筋肉に思いを馳せるようになったのかを説明せねばなるまい。

 

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先日、ランニング中にウンコを漏らしそうになった。

まぁこれはよくあることで、私にとっては平常運転と言えなくもないのだが。

 

しかしその日の波(便意)はかなりの曲者。

押し寄せるタイミングといい波高といい、百戦錬磨の私でもちょっと生命の危機を感じてしまうほどのビッグウェーブ

 

さらに運の悪いことに、その波が襲来したのは自宅から結構離れてしまったものの折り返し地点はまだまだ随分先という、なんとも中途半端な場所。

かつ周囲にはコンビニなど、気軽にピットインできる施設もないときたもんだ。

 

 

さあてこの波、どうやって料理してやりますか・・・・

 

 

熟練したサーファーのような余裕を見せられたのも最初の数分だけ。

すぐに顔面蒼白になって、腹痛に効くと言われる指先のツボを半泣きで押し始める始末。

 

普段なら少々の便意など気付かぬふりで最後まで走り通すのだが、その日は躊躇なく「引き返す」というカードを選択した。

 

 

その時である。

それまでS状結腸あたりで軽いジャブ(と言っても井上尚弥ばりのパンチ力)を打ち続けていた御本尊が突如、なだれを打って一気に直腸に流れ込んできたのだ。

 

 

 

ここで少しだけ解剖学の知識をおさらい。

 

直腸は動物の腸管の末端部分であり、その出口を守る門、それが肛門である。

別名、菊の御紋である。

 

肛門には輪状の筋肉が存在し、そいつがキュッと締まることで門が勝手に開くのを阻止している。

門が勝手に開かないこと、これものすごく重要。

人として。

社会生活を営む上で。

 

そしてその筋肉こそが肛門括約筋なのだ。

 

実は肛門括約筋は二種類存在する。

一つは自分の意志では動かすことができない平滑筋の肛門括約筋。

もう一つは意図的に締めたり緩めたりできる横紋筋の肛門括約筋。

 

 

黄門様が助さん格さん無しでは締まらないのと同じで、肛門様は内さん外さんがいなければ閉まらないのだ

 

・・・・上手いこと言った。

 

 

ざっくり言うならば、平時は意識せずとも内さんが頑張ってくれてて便や屁を垂れ流すことなく直腸に留めてくれる。

しかし直腸内の糞便が大量になってくると、内さんはむしろ便を外に出そうとして緩んでしまう。

そこで外さんの登場。

外さんが意識的にギュッと門を閉めてくれることで、しかるべきタイミングまで排便を我慢することが可能になるというわけだ。

 

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排泄ケアナビのホームページより拝借
 

 

 

さて話を元に戻そう。

御本尊が一気に直腸になだれ込んできたとこからだった。

 

突然ギアを上げてきた御本尊の不意打ちに冷や汗が噴き出す。

わずかな振動も命取りになりそうなほど切羽詰まった状況では最早走ることなどもってのほか。

パンパンに張り詰めた直腸を刺激しないように小股でゆっくりと歩くしかない。

 

 

こ、これはもう・・・無理かもしれん

 

 

波と波の間の僅かなスキをついて嫁さんに携帯で連絡を入れる。

 

ひ、非常事態だ・・・

いや・・・事故とかじゃなくて・・・・ウンコもれそう

もう少しで帰れるはずだから・・・玄関の鍵あけといて・・お願い

できれば・・トイレのドアも開放・・・・し・・とい・・て・・・プチッ

 

 

さてここからが苦行。

家までは普通に歩いても15分以上、この状態ではそれ以上かかるだろう。

その間どうやってこの波と対峙すればよいのか。

 

そこで前述の解剖学である。

とにかくなんか他事を考えて意識を便意からそらそうと。

 

あ~今俺の肛門括約筋、むっちゃ頑張ってるな~

そういや肛門括約筋って二つあったよな~内と外

なんか今の俺って黄門様みたいだな~

さぁ~内さん外さん、出番ですよ!!ってね

 

 

こんな感じで無理矢理意識を便意から引き剥がしたわけだ。

 

さらに意識をそらせるため、当時の解剖学の知識を思い出してみる。

 

 

そういや自分で動かせる筋肉って外さんのほうだっけ?

てことは今、内さん勝手に締まってんの??

まてよ、なんか反射みたいなやつがあったよな・・・

直腸肛門反射だっけ?

あれってたしか直腸がパンパンになると内さんがユルむってやつじゃなかった?

 

・・・・・てことは・・・・もしかして・・・・・

 

 

寝返ったな内さんこの野郎!!

今オマエ、頑張ってないどころかむしろ敵に加勢してんじゃねーかよ!!

俺と外さんがこんだけ必死に耐え忍んでるっていうのによ!!

いいか外さん、お前だけが俺の味方だ!

俺の霊長類ヒト科ヒトとしてのプライドはお前の収縮力にかかってるんだ!!

 

 

 

ま、こんな風に一人寸劇しながら何とか家の近くまで辿りついたわけだ。

 

知らぬ間に気が緩む。

 

 

 

・・・・ヤバい・・・・ジュピッてきた

 

 

 

「ジュピる」という単語には少し説明が必要だろう。

これは私の中の「腹痛あるある」なのだが。

 

 

便意を伴う腹痛には波がある。

ゴール(家であったりトイレであったり)がまだ遠いとき、その波は比較的コントロール可能な場合が多い。

しかし気が緩むからかなんなのか、ゴールが目前に迫ると突然、超特大級の波が押し寄せるのだ。

 

ああ・・・もうちょっとでトイレなのに!!

 

 

こんな経験は私だけだろうか。

 

まぁいい。

少なくとも私はこのゴール直前で便意が増幅する現象を「ジュピる」と呼んでいるのだ。

 

もちろん語源は木星(Jupiter)

 

これは私だけの感覚かもしれないが、便意が大きくなったり小さくなったりしながら育っていくイメージ、これが太陽系の惑星にピッタリなのだ。

 

 

遥か宇宙に思いを馳せてほしい。

 

星の大きさは便意

 

小さな水星から始まって金星、地球、火星と大小を繰り返す。

 

ゴールは土星(Saturn)

 

そして、ゴール手前で膨張する便意木星(Jupiter)

 

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これが”ジュピる”だ。

 

もはや最終段階に近い。

 

 

 

ちなみになぜ土星がゴールなのか。

 

 

それは・・・・・

 

 

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半分、出てる。から・・・・

 

 

 

 

こんなしょーもないこと考えながら危機を乗り越えましたよっていう、ただそれだけの話に3000文字。

家なき子

とうとう帰る家を失ってしまった。

多くの人が人生で一度は経験するであろう別れ。

そうとはわかっていても、やはりショッキングなイベントであった。

 

 

小学校低学年で引っ越してから約35年。

とはいえ私がその家で生活したのは15年程度、以降は家を出て一人暮らしだったのだが。

それでも頻繁に帰省したいタイプの人間であったため、学生時代は長期休暇のほとんどを実家で過ごしていた。

もちろん社会人になってからも結婚してからも、可能な限り実家に足を運んでいた。

 

それだけに今、家を失ったのは相当つらい。

 

 

と、ここまで書いてふと思った。

 

あの家で生活してたのってたかだか15年なのか・・・

優に人生の半分以上そこで過ごしたような気がするのに・・・

 

きっとこれが大人と子供の時間感覚の違いってやつなんだろう(加重平均的に人生を考えてみた - パンダ組の日常)。

 

そう考えると、今ウチの団子三兄妹達は我々オトナが想像もつかないほど濃密な時間を過ごしているに違いない、きっと。

 

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それはさておき家の話である。

 

実家の連中は我ら息子家族が住まう中心部に引っ越してくるのだ。

いわゆるスープが冷めないくらいの距離に。

いや、ほぼ出来立てホヤホヤのスープが飲めるほどの超至近距離に。

 

それはそれで心強く有難い限りなのだが、だからと言って実家が人手に渡るとなれば話は別。

欲を言えば家を残したまま引っ越してきてもらいたかったもんだ。

 

しかし私もいいオトナ、それができないことくらいは理解している。

主を失った家はもはや存続不可能なのだ。

 

 

だから先日、実家に泊まって隅から隅まで写真に収めてきた。

 

全ての部屋の壁の模様、トイレに掛かってるピカソみたいな絵、和室の天井の木目、風呂場のシャワーの蛇口、絨毯の染み、各部屋の窓から見える景色・・・・・

 

解説無しでは何が映ってるのかわからないものまで撮って撮って撮りまくり、実に300枚近くを写真に収めてきた。

 

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火の用心を誓った思い出のお焦げ

 

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物心ついたころから玄関先で踊ってるよくわからん男女

 

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トイレを飾る、ずっとピカソだと思い込んでいた詳細不明の絵(もちろんレプリカ)

 

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よく上靴を洗わされた庭の水道

 

他にも、載せ始めるとキリが無い写真の数々。 

それらを気が済むまでパシャパシャと撮り続けてきた。

 

 

これで大丈夫・・・

これさえあればこの先もなんとか折れずにやっていける・・・はず

 

 

そう自分に言い聞かせて翌日、実家を後にした。

まだもう一回、引っ越し当日に手伝いに来る予定。

だからこれが最後じゃないんだ、と・・・。

 

 

 

そしてつい先日。

私にとって本当の本当に最後となる引っ越しの日。

当日は私が実家まで車を走らせ、家人を回収して転居先へ送り届ける予定であった。

 

朝、いつもより早起きして家人からの連絡を待つ。

引っ越し業者が荷物を引き揚げたタイミングで実家に到着できるよう、早めに朝食を済ませておく。

 

そこに家からの電話。

 

「あーもしもしー、引っ越しが意外に早く終わっちゃって。そっち(転居先)ですぐ荷物受け取らないといけないらしいからもうタクシー呼ぶわー。てことでこっち来なくていいからねー」

 

 

人生において、後で振り返ってみると「あ・・・あれが最後だったんだ」と思うケースは意外と多い。

だから常に最後だと思って行動するに越したことはない。

ほんとそう思う。

 

そしてさらにショッキングな言葉が続く。

 

「あっそれからねー、例のあの机ね、あれドアから出なくて運べなかったんよーだからもう置いていくわ、じゃーねーブチっ」

 

あの机とはこの机である。

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父の書斎にドシンと居座る机。

この家に越してくるよりはるか昔、私の記憶の始まりからすでに存在していた机。

特に物欲のない私が唯一、これだけは引っ越し先に運んでくれとお願いした机。

いずれは私の書斎(今は書斎なんてないけど)にドスンと鎮座させてやろうと目論んでいた机。

 

あろうことか、大きすぎて部屋のドアを通過しなかったらしい。

 

ほなそもそもどうやって運び入れたねん!

 

思わず突っ込みたくなるが、当時はロープで吊るして部屋の窓から入れたのだとか。

そして今はもうそのような運び方はしなくなったんだと。

 

 

最後の別れも言えず、こだわっていた机も運び出せず・・・・・

 

 

空けていた午前の予定がポッカリ無くなってしまい、この振り上げた拳をどうすりゃいいのよ状態の私は、とにかくいろいろ考えずに済むようにとランニングへ出発。

時々走る少しキツめのコースを選択して、ひたすら走った。

 

 

そのコースには折り返し地点にかなり高い高架がある。

ここを走る時はいつもこの高架をダッシュで頂上まで上り、しばらく周りの景色を眺めて息を整えてから帰路につくようにしている。

 

しかしその日は気持ち的にも疲れてしまったのか、なかなか高架に上る気力が湧いてこなかった。

ギリギリまで何度も引き返そうか迷った挙句、それじゃなんか負けみたいだからやっぱ上ろう、と意を決して階段を上り始めた。

 

久しぶりの高架だけど意外にスイスイいけるもんだ・・・・

 

それでもやっぱり上がってしまった息を、頂上に着いてから景色を見回して落ち着ける。

 

 

その時ふと香った懐かしい匂い

 

どこか嗅ぎ覚えのある・・・・

 

 

 

あっ、これ実家の書斎の匂いやん

 

 

そう、かすかに書斎の匂いがしたのだ。

実家の書斎には机や本棚やタンスといった木製の家具が多いせいか、どことなく湿気たような木の匂いがするのだ。

そして前日までの雨の影響なのか、高架近くの木材置き場から漂ってくる湿った木の匂いが、感傷的になっている私に実家の書斎を想起させたらしい。

 

そこでなぜか突然頭の中を回り始める、秋川さんの千の風になって」

 

 

ああ・・・こういうことなのかな

 

 

わりと自然に納得することができた。

 

 

父に「あの机にこだわるなよ」と言われたような気がした。

 

 

少し泣いたあと、いつものように高架を駆け下りて帰路についた。

あひるのあくびのその後の話

ショッキングな出来事に直面して我を失いそうだ

 

 

 

昨日書いた記事

父が息子の「”あひるのあくび”を自分で作りましょう」って宿題を手伝ってやった話

 

pandamonda.hatenablog.com

 

あれからどうなったか息子に尋ねたのだ

 

そしたら「ああ、あれね。二つ選ばれたよ」

 

 

 

・・・・・選ばれたってどういうこと??

 

 

 

詳しく聞くと、皆が自作の「あひるのあくび」を提出し、先生がその中から「あ行」、「か行」、「さ行」・・・と行ごとに秀逸な作品を一つずつピックアップして、いわば合体版「あひるのあくび」を作ったのだとか

 

そしてそして、なんと息子が作った「か行」と「わ行」が見事代表入りを果たしたというのだ

 

 

これがいかほど凄いことかおわかりか?

 

だって「あかさたなはまやらわ」の10個のうち、2個も選ばれてんのよ?

 

てことはその合作の実に20%がウチの子由来ってことよ??

 

それってすなわち策を授けた父のおかげってことになるでしょうが!?

 

 

息子が差し出した「あひるのあくび 合作Ver.」の印刷されたプリントをひったくるようにして読んでみると・・・・・

 

 

かあちゃん カリカリ かきくけこ

 

 

 

うん・・・・?

ちょっと違うくない!?

母さん 枯れてる かきくけこ・・・・・だろ?

 

 

なんと先生、ご丁寧にプンプン怒ってフライパンを振り回してるお母さんのイラストまで描いてくれてるではないか

 

 

・・・・・・なるほどな

こっちの方が先生もイラスト描きやすいわな

枯れてるとこ描いたら父兄からクレーム来そうだしな

 

長男よ、なかなかうまい具合に修正したじゃないか

でもな、「母」というフレーズを使った時点で50%は父の影響を受けたことになる

そこだけは肝に銘じておけ

 

 

 

 

続いて「わ行」を見る

 

 

 

ワニが わになる わいうえお

 

 

 

 

 

・・・・・・もう父さんのこと完全にシカトやね

 

 

 

息子の作品が二つも選ばれたことは素直にうれしい

父を踏み台に自分を貫いたのもあっぱれだ

 

だけどこれだけは言わせてほしい

 

 

昨日父さん、お前のためにあの記事を書いたんだ

少しでもお前の力になれたらいいなって

 

 

そしてその後に気付いたんだ

 

 

 

 

あの記事・・・・

 

 

 

 

記念すべき200記事目でした

 

 

 

もっとまともな記事書けばよかった・・・_|\○_ 

 

 

 

 

追記

以後、我が家では

かあちゃん 〇〇〇〇 かきくけこ

を作るのが流行りました

 

 

次女@3歳作

 

かあちゃん かみなり かきくけこ

 

 

長女@5歳作

 

かあちゃん カビてる かきくけこ

 

 

 

 

さすがにカビてるは却下しときました

あひるのあくび

朝から長男が頭を悩ませていた

国語の時間に「あひるのあくび」を自作しなければならないらしい

 

「あひるのあくび」とは、小学一年生の国語の教科書に載っている音読の教材

 

あひるの あくびは あいうえお

かえるが かけっこ かきくけこ

さるくん さかだち さしすせそ

・・・・

・・・・

・・・・

 

こんな調子で続く言葉遊びみたいなもの

これを自分で作りましょう、というわけだ

 

 

これくらいのことであーでもないこーでもないと悩んでいる長男

そこで父が代わりにササッと作ってやったのだ

 

こういうポエムの匂いがする系はオレの得意分野だからな

 

 

なるべく親が作ったってバレない様に、慎重に慎重に・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

あたしゃ 当て馬

作:ポエ村パンダ

 

あたしゃ 当て馬 あいうえお

母さん 枯れてる かきくけこ

さよなら 三瓶 さしすせそ

たぶん タイ米 たちつてと

なんか 泣きそう なにぬねの

はなはだ 鳩胸 はひふへほ

Mattは マネキン? まみむめも

妬いて 妬かれて あいゆえよ

ランディが ラピュッた らりるれろ

訳が 分からん わいうえを ん 

 

 

 

 

 

うん・・・・・いけてる 

 

よし、このポエムを快く長男に進呈しよう

 

 

わかってる

小学一年生の作品にしてはハイレベルすぎる

 

だから全部じゃなくたっていい

気に入ったフレーズだけでも選んで使ってほしい

 

父さん、少しでもお前たちの役に立ちたいだけなんだ

 

 

 

 

ちなみに父さんは「ま行」がお気に入りだ

 

 

 

※念のため補足:ランディと言えばもちろんランディ・マッスル。ランディっていつもラピュッてる(浮いてる)よね~の意。

 

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となりの父郎

今週のお題「家で飲む」

 


さんぽ 【合唱】

 

昨晩、泥酔してとなりのトトロ「さんぽ」を一人熱唱してたらしいんです

 

今朝になって子供達が教えてくれました

 

あんまり記憶にないんですけど・・・

 

 

  

 

  あっるっこーーーるっ

   あっるっこーーーるっ

   あたっスはーーーべんぴ~~~~

   あっるこーーる だいっっすきィ~~~~

   どっんどっん のっ もっ おォォ~~~~ 〽

 

 

 

 

変なイントネーションに変な節をつけてノリノリで歌ってたらしいです

 

酒飲みながらデッカイ声で

 

家族全員さぞかしウザかったことでしょう

 

もうとっくに四十過ぎてんだけどね、オレ・・・・

 

 

しかも家呑みでこのテンションっていうね・・・・

 

 

 

 

まっ、楽しい酒ならいいじゃない!

 

 

そう思いません?

 

 

楽しいのは自分だけなんだけど・・・・

 

 

 

 

ちなみにタイトルの父郎は”ちちろう”ではなく”ととろ”と読ませます

 

となりの父郎(ととろ)

 

 

ここだけはこだわりたい

 

今回の手抜き記事で唯一アタマを使ったポイントなんです

 

 

 

お前たちの隣にはいつも父郎がいまっせ~~

 

ウザがられてもガンガン絡んでいきまっせ~~

 

 

 

そんな暑苦しい思いを込めてみたのです

 

昔の人はエラかった

オレは仕事で疲れてるんだ、では済まされないのが共働きの辛いところ。

だから基本的に洗濯物を干したりたたんだりするのは父の仕事である。

とはいえ嫁さんが非常勤となった今、私が洗濯機を回す頻度も随分と減ったのだが。

 

 

育ち盛りの子供が三人いると、洗濯物の量も半端ない。

なんせ保育園だった頃は有難いことに日に2回もお着換えさせてくれてたからな。

ほんと有難いわ。

ヘタしたら何回かに分けないと洗濯機が回らない時もあったし。

結構大容量の洗濯機なんだけどな・・・ウチ。

 

 

いつも脱水が終わって洗濯機の蓋を開ける時はドキドキだ。

洗う前は大量に見えた洗濯物の山。

エベレストのように立ちはだかり父の心を挫こうとするその山も、洗って脱水すると意外にコンパクトな量になるのだ。

蓋を開けてみて槽の底にへばりついた洗濯物が思ったより少なかったりすると、それだけで少しだけ幸せな気分になれる。

小っちゃいクセに洗濯バサミを一つ占領するお手拭きタオル(子供が園に持っていくやつ)、コイツが少ない日も地味に心が躍る。

 

なんて小さい人間なんだ、オレは・・・・

 

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さて、子育て期間中において大量の洗濯物と対をなすのは大量のオムツである。

当然子供が多ければ多いほどオムツも多い。

実に我が家ではS・L・ビッグと三種類のラインナップを取り揃えていた時期がある。

ストック分を含めるとちょっとした小売業者並みだ。

 

それが今となっては・・・・

 

長男と長女は完全にオムツを卒業し、次女も就寝時以外はトレパンで十分生活できている。

今まさに、我が家から大量のオムツが消えつつあるのだ。

 

 

なぜか寂しい・・・

 

 

でも大丈夫、代わりに私がオムツを着用するのも時間の問題だ。

大も小も自由気ままで全く統率がとれていないんだ、この頃。

子供のオムツ替えが激減して同じく肩を落とす嫁さんに朗報だわ。

オレでよければいつでもデビューするよ、、、ってね。

 

 

オムツ替えの話で突然思い出した。

数年前、雑誌かネットニュースで読んで違和感を覚えた話。

誰だったか、セレブを売り物にしてるタレントが赤ん坊のオムツに関して持論を展開していたのだ。

 

”あたし、こう見えてオムツだけは超コマメに替えてるのよ~。少しでもオシッコのサインが出たら替えるの。この労力だけは惜しまないわ、もう何十回でも。ホントちょっとでも濡れてたらケチらずに即替えよ~”

 

詳細は忘れてしまったが、おそらく大体こんな感じのことを得意気にしゃべっていた気がする。

 

オムツをどのタイミングで替えるのか、いろんな意見があると思われる。

が、私はこれを読んで違和感でいっぱい、というか正直イラついた。

 

 

そんだけエラそうに言うんだったらもちろん布オムツよな?

布オムツ何十枚も手洗いして干して使ってるんやんな??

えっ!?

ま、まさか・・・・紙オムツ・・・なの?

紙オムツの話してんの??

紙オムツを替える労力て・・・脱がせてはかせて捨てるだけですやん

しかもそれを何十回もって・・・なんて地球に優しくないヤツだ・・・

 

もちろんウンチが混じってたり新生児期だったりお股が赤くなってたり、そんな時はこっちだってコマメに替えてたけどね

だけどそうじゃないのにちょっとでも濡れたら替えますって・・・・

それって吸水力とサラサラ感を売りにしてる紙オムツに対するアンチテーゼ?

てか少し濡れただけで替えるんならそもそも高品質な紙オムツなんて必要ないやん・・・

 

 

ま、考え方は人それぞれだろうけど。

 

ただしあまりにオムツがパンパンに膨らむと、時に悲惨な事態を引き起こすのでご用心を。

 

その一例として過去にパンダ組を震撼させた「夕暮れの露出狂事件」をご紹介してお終いにしよう。

 

pandamonda.hatenablog.com

 

 

それにしても洗濯にせよ布オムツにせよ、昔の人はホントにすごかったなーってつくづく思う。

なんせ全部手洗いだから。

しかも昔はもっと子沢山だから洗濯物の量も半端ないハズ。

 

 

彼らを見習って乾燥機付き洗濯機の購入はもうしばらく我慢しようと思う次第です。。

 

ある日の幼稚園にて

5月に入ってからというもの、この春入園した次女の幼稚園イヤイヤが激しい。

4月は年長組の長女と手をつないで楽しそうに登園してたのに。

おそらく緊張の糸が徐々にほぐれてきたのだろう。

 

 

この前嫁さんが集団登園の集合場所である公園まで子供達を送り届けに行ったところ、公園に到着する少し前から「幼稚園行きたくない!」と泣き叫び始めたという。

結局引率の先生が連れていけるような状態ではなく、嫁さんが最後まで同行して担任の先生に直接バトンタッチしたらしい。

 

 

さて、先日は父が出勤前に娘たちを直接幼稚園まで送り届ける日であった。

嫁さんから前もって情報を入手していたため、次女が突然車内で「幼稚園行かない!!」とぐずり始めたのは想定の範囲内

 

園に到着すると踏ん張って車から出ようとしない次女を強引に引きずり降ろし、長女の手を引きながらもう片方の手で次女を担ぎ上げて門をくぐる。

 

仕事の都合上、まだ幼稚園は始業前の時間帯。

当然園児もまばらである。

 

早出の先生に挨拶を済ませて荷物を教室に置いたら、あとは始業時間まで園庭で遊ぶだけ。

 

いつもなら長女と手をつないで外に飛び出し、父が門を出るまで二人そろって手を振ってくれる次女だが、その日は泣きながら父のズボンの裾を握って離さない。

 

 

さすがにこのまま置いて帰るのは気が引ける・・・・

 

 

私とて仕事に遅れるわけにはいかないのだが、腕時計を見るとあと5分くらいならなんとかなりそうだ。

 

ひとまず泣きじゃくる次女を抱き上げて、人気のない校舎の片隅に連れて行く。

後ろから長女が心配そうについて来る。

 

校舎の隅っこに腰を下ろし、次女を膝の上に座らせて長女と一緒に話を聞く。

 

「幼稚園の何がイヤなん?この前まであんなに楽しそうやったのに」

「お姉ちゃんも一緒にいてくれるやん」

「ほら、園庭で遊ぼってさ」

「あ、ミーちゃん(友だち)も来たで?行っておいでや!」

 

 

何を言っても泣いて首を振るばかり。

 

 

「幼稚園イヤや・・・・だってさみしいもん・・・・」

 

 

 

そういや今年小学校に上がった長男も一度だけ酷くグズったことがあったなぁ・・・

 

 

三年前、同じく年少組だった長男が珍しく泣き叫んで幼稚園を拒絶したことをふと思い出した。

 

あの時はつらかった。

もの凄く寒い日で、ちょうど今座ってる場所で長男の「いかに幼稚園がイヤか」を延々聞かされたっけな。

寒さによる震えと嗚咽で痙攣みたいにガクガクしながら「帰りたい」を連発する長男。

その時はもう遅刻覚悟で最後まで付き合ってやろうと腹をくくった。

 

結局、ちゃんと頑張ったらジュウオウジャーのキューブオクトパスを買ってやるってことで解決したんだっけな。

 

200円前後の食玩ですんなり釣られた長男。

 

 

幼いなりに自分の気持ちを抑えて無理矢理納得したこと、父はちゃーんとわかってるからな

 

 

ちなみに長女は泣き叫ぶというより俯いて耐え忍ぶタイプ。

 

程度の差こそあれ、みんな必ず通る道なのだ。

 

 

 

さて、なだめても脅してもプリキュアで釣っても断固拒否の次女。

そろそろ時間が限界だ。

三年前とは違って今の職場は遅刻に滅法厳しいのだ。

 

断腸の思いで園庭に出ると、雰囲気を察した先生がサッと次女を連れて行く。

どうすればいいかわからない長女は困ったような顔で父に手を振るとすぐに次女を追いかける。

 

 

こういう別れ方になってしまった日は一日中気が重いものだ。

 

 

ま、仕方が無い。

時間内に次女を納得させることができなかった自分のスキル不足。

ここから先できることと言ったらもう、邪魔にならないよう一刻も早くその場を立ち去ること。

それしかない。

 

 

 

そそくさと校門を出て駐車場に戻る直前、未練がましくチラリと園庭を振り返る。

 

 

 

すると、そこには・・・・・

 

 

 

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 泣きじゃくる次女(右)。

 

その横にピッタリと寄り添って次女の言葉を傾聴する長女。 

 

 

思わず胸がグッとなる光景・・・・・

 

 

 

時間が無いのも忘れて携帯のカメラを構える父。

 

 

 

長女・・・・・オマエ頼もしくなったなぁ

 

 

あんだけお兄ちゃんに頼りきりだったのに・・・・

 

 

団子三兄妹でけっこうしんどかったけど・・・・・

 

 

こんなん見せてもらえるなんて・・・・・兄妹ってやっぱいいわぁ

 

 

 

変質者みたいに校門の陰から写真を撮りまくる父。

 

 

 

 

長女のおかげで一旦落ちかけた気持ちが急上昇。

その日は気持ちよく仕事ができましたとさ・・・・・・おしまい。