パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

親にだって成長の余地はある

子供を叱り飛ばす機会が増えてきた

 

まだ小さい頃は良かった、話が単純で

早くご飯食べなさい

ちんちんを触るな

そんなとこで寝たらダメ

ハナクソ食べちゃいかん・・・

 

だけど子供がだんだん大きくなると、叱る内容もそれなりに複雑になってくる

なんだその言葉遣いは

もっと人の気持ちを考えろ

順序を考えて動きなさい

約束事は守るもんだ・・・・

 

これに対して子供たちも素直にハイとは言わなくなる

二言目には「なんで?」

理由を説明してもなかなか納得しない

そして痛いとこを突いてくる

 

「自分だってできてないやんか!!」

 

 

言われなくてもね、こっちだってわかってんのそれくらい

口が悪いのは生まれつきですから

人の気持ち考えられる人間ならそもそも夫婦喧嘩なんてせんわ

 

できてないからって言わないわけにはいかないんだよ、親として

だから結局いつもの殺し文句で締めくくってしまう

 

 

「父さんな・・・・お前たちには父さんのような失敗をしてほしくないんだよ」

 

なんとなくわかったようなわからないような

そんな中途半端な感じで事態は収束していく

 

 

だけどそれじゃイカンなと

子供に成長を求めるならこっちも成長してるとこ見せないと

じゃないとこれからますます分別がついてくる子供たちに示しがつかなくなる

生まれつき口が悪いとか言い訳してる場合ではない

 

 

 

 

あれから三か月

ついにリベンジを果たす時が来た

 

 

忘れもしない、三か月前のあの日

次女の誕生日にアラレちゃんの絵を描いてやったあの日(もしも上手に絵が描けたなら・・・ - パンダ組の日常

 

その時の次女の目つきといったら

 

あの屈辱は一生忘れない

 

f:id:pandamonda:20191217112038j:plain

 

ま、今冷静に振り返っても「そりゃしゃーないな」って出来だけれども

 

 

 

さて、今回は長女の誕生日

 

何を描いてほしい?って聞いたら「悟空のアラレちゃんコラボバージョン」がいいと

 

 

 

・・・・・父を殺す気か?

 

 

が・・・・受けて立とう!!

 

 

それから血の滲むような努力をした

それはウソ

だけど真剣に書いてみた(もちろん手本を見ながら)

 

 

f:id:pandamonda:20200211104907j:plain

 

嫁さんに斜め45度前方から褒められた

成長したやん、と

 

普段なら

「ぬゎ~にをエラそうにぃ・・・・キサマぁ、、、表に出ろやぁ!!!」

とすぐさま殴り合いモード突入のところだが・・・

 

今回は素直に嬉しくて

「ホンマ!?上手く描けてるのんコレ??ダマしてないオレのこと???今回は怒られへんかなぁ???」

何回も何回も聞き直す始末

どんだけ弱気になってるんだ、オレ

 

 

そしてドキドキの翌朝

 

 

朝起きてコレを見た子供たちはみな、父に合格点をくれた

 

 

成長の跡を見せることができてうれしかった

 

 

 

こっちにだって成長の余地はまだまだあるんだぜ