重い腰を上げて続編を書き上げました
間が空いてしまったので一応前編も載せときます
コチラ↓↓
狙ってたコルドバンクス
すでに先客がいると知って諦めかけた時、「一回り小さめの車なら空いてますよ」と思いがけぬお言葉を頂いた
ナッツRV社の「クレソン」というキャブコンらしい
全長は10㎝程短くなるが、反対に全幅は2mを少しオーバーする
ちなみにペットは可
グダグダ考えていても仕方ないから「それでお願いします」と即答した
待ちに待ったキャンピングカーデビューの日
仕事を急ピッチで終わらせて一旦帰宅し、キャンプ用品と子供たちを車に放り込んで一路レンタル屋さんに向かう
やっぱテントとその周辺用具を積まなくていいってのはすごく楽ちんだわ
車の上に着脱式のカーキャリアを設置しなくていいからな
全部積み込んでも車内にゆとりがある
やっぱりゆとりって大事
そんなことを考えながら車を走らせる
夕方六時過ぎにレンタカーショップに到着
そこで実際に見るキャンピングカーのドデカさに圧倒される
これ・・・・・ヤバくない?
運転できるのか・・・オレに
これが率直な感想
どの車も想像以上の大きさ(というか高さ)で威圧感バリバリ
お店の方に簡単に車内設備の説明を受け、周囲をグルッと歩きながら傷などが無いかチェックする
その後、持ってきた荷物と子供たちをキャンピングカーに移動させたらスタンバイOK
お店に到着してからここまでざっと一時間弱
それでは、いざ出発!!
運転席はまったくもってトラック
当然トラックなんて運転したことないけど、なんとなく重たそうな感じはビシビシ伝わってくる
ま、この図体でディーゼルじゃなくてガソリンエンジン、しかも排気量2000ccは明らかに力不足だわな
だけどそんなことはどうでもいい
ただただ運転が怖い
マジで怖い
初めてのトラックを夜に運転するんだから仕方がない
肩に力が入りまくる
カーナビを見る余裕すらなさそう
ちなみに今回のキャンピングカー体験の旅なんだけど
コロナ自粛中ってことで、テーマは「人と触れ合わない旅」
一般的な旅の醍醐味に真っ向から勝負を挑むテーマだ
道中できる限り車から降りず、人気のないところでひっそりと車中泊またはキャンピング場を利用する
移動も長距離は避け、近場で人気のないところを探す
食事は基本車の中、またはカーサイドにテーブルを設置する(外食禁止)
嫁さんと話し合ってこれらを今回の旅の方針とした
とするとあまり遠くにはいけない
さて、どこに行くか
実際、レンタカーショップを出る直前までどこに向かうか決めていなかった
これぞキャンピングカーの自由度の高さ
気の向くままに車を走らせたらいいじゃないか
とは言っても初キャンピングカーはやっぱり怖えぇ・・・
嫁さんと何個か候補を挙げながらナビで検索して所要時間を調べる
結果、何度も行ったことがありかつ比較的近距離である淡路島に決定
道中のナビゲートは全て嫁さんに委ねて今度こそ出発
図体こそ大きいものの、いざ運転してしまうとすぐに慣れるもんだ
確かに加速は悪いし上下左右の揺れは大きいけど、思ってたほどに怖くはない
あっという間に淡路島北端のサービスエリアに到着した
子供達もキャンピングカー初体験の興奮からか、乗り物酔いの兆しは全くない
時間も夜9時を回っていたし、初日はこのSAで車中泊しても良かったのだが、できればもっと人気のないところで泊まりたい
ネットで調べてみたら、車で30分くらいのところに24時間開放されている海水浴場の駐車場があるとの情報を入手
海の傍か・・・・・いいじゃない
そうと決まれば早速移動
だけどその前に腹ごしらえを
そろそろ子供達も眠くなるころだ
すまんね
自粛中だから外食は禁止だ
たまにはカップラーメンもいいだろ
ていうか車内で食べられるって素敵♡
そそくさとラーメンをすすると一路「多賀の浜海水浴駐車場」へ
高速道路を降りたら嫁さんと運転をチェンジ
最初はビビりまくってたけど、意外に嫁さんもすぐに慣れたみたい
海水浴場に着いたら時刻はすでに10時過ぎ
真っ暗でよく見えないが、他にはキャンピングカー仕様のハイエースが一台停まっているだけ
子供たちはすぐに後ろの二段ベッドへ
下段に長女次女、上段に長男が陣取って即入眠
大人は車内のテーブルを囲んでしばしのリラックスタイム
酒が回ったら倒れるようにバンクベッドへ(運転席の上にある睡眠スペース)
翌朝
目が覚めたら目の前に海が広がっていた
嫁さんは「起きたら別世界」というこのシチュエーションに大興奮
キャンピングカーっていいわねぇ~って、すでに私の術中にハマっている
昨日は暗いし怖いしでほとんど見る余裕のなかったキャンピングカーをじっくり見る
なかなかいいじゃない
朝になったら結構車が増えていた
みんな車中泊やってんだな
車内もご紹介
運転席だ↓
ここはもう必要最低限の装備
シートも薄いし、長時間の移動は辛そう
リビング部分には収納スペースがたくさん用意されてて便利↓
大人二人が余裕で寝られるバンクベッド部分↓
残念ながら天井は低い
夜は落ちたら危ないから寝かせられないけど、朝になったら子供たちのくつろぎスペースへと早変わり
ちなみに後部には常設の二段ベッド
こちらは大人一人が足を延ばして少し余裕がある程度
私の身長だとギリギリ
リビング部分は比較的ゆったり
海を眺めながらトランプに興じる子供たち
さて、キャンピングカーといえども万能ではない
さすがに風呂まではついていない(ついてる車もあるけど)
というわけで近くの温泉を探す
結局、約1年前に訪れた南淡路休暇村の大浴場に決定
休暇村にむけていざ出発
大音量で音楽を流しながら安全運転でゆっくりとドライブ
やばい、楽しすぎる
休暇村に到着
駐車場に車を停めて再度じっくりと観察
やっぱりでかい
二段ベッド上段から顔を出す次女↓
高い・・・・
さて、風呂に入ってさっぱりしたところで次の行先を考える
そろそろちゃんとしたモノが食べたい、ということでキャンプ場に決定
休暇村から20分程度のところにあるキャンプ場を急遽予約、全然OKとのこと
早速キャンプ場に到着
いつもならここから荷物を降ろしてテントを設営して周辺器具を設置して・・・・と小一時間はかかるところ
だけど今回はキャンピングカーだから
サイトに乗り入れた瞬間に設営完了
笑ってしまうほど楽ちん
浮いた時間で何してくれようって散策していると・・・・・
なぜか馬がいた
しかも乗れるらしい
人生初乗馬にテンションダダ上がりの長男
同じくアゲアゲの長女・次女(少し腰が引けてる)
ついでに家族でもパシャリ
これはいい思い出ができたわ
さらに散策を続けていると・・・・・
なぜかイルカがいた
一体なんなんだ、このキャンプ場は
無心に見つめる子供たち
いい経験だ
散々遊んだらもう夕方
サイトに帰って夕飯の準備
カーサイドにテーブルを出すだけで夕食の準備完了って・・・・どんだけ楽ちんなんだよ
これ、道中のスーパーで見つけたブロッコリー
茎の部分のやる気がもの凄い
だんだん面倒になってきたから後は省略
最終日、帰宅前にもう一度海を目指す
慶野松原とかいう松林が綺麗な海岸に寄り道
必ず登りたがるヤツがいる
人っ子一人いない海
全部ひとり占めだ
以上、今回の旅のレビュー完了
最後の方キャンピングカー出てこなかったけど
おしまいにキャンピングカーの感想をざっくりまとめておくと・・・・・・・
・キャンピングカーはデカいけど5×2mサイズなら特に運転に支障はない(駐車場にも困らない)
・想像以上に高いため、高さ制限には注意が必要(木の枝の張り出しなども)
・運転席はさほど揺れないが、後ろに乗ってみるとかなり揺れる(ソフトな運転を心がける)
・風の影響をもろに受ける(高速道路でトラックに追い抜かれるとかなり振られる)
・なるべく前向きに乗車すべし(最終日、後ろ向きに座った長男がグロッキー)
・禁止されている場所以外ならどこでも寝れるため、旅の自由度が格段にアップする
・意外とぐっすり眠れるけど、地面が平らでないと傾斜が気になるかも
・テントを張るキャンプと比べたら格段に楽ちん、逆に一度コレを知ってしまうとテントに戻れなくなりそうで怖い
こんなとこかな
ちなみに我が家は・・・・・・
乗るならやっぱりレンタルかな
本当は欲しいけどね
諸々考えるとね、ちょっと厳しいかな
本当は欲しいけどね