パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

BEE PUBLICって誰よ!?

今週のお題「感謝したいこと」

 

 

気の滅入る時期になってきましたね

右を向いても左を向いてもコロナコロナコロナ

 

・・・・軽く病んできましたよ

 

まだ伝染ってないのが不思議なくらい

 

そろそろ辞世の句でも詠んでおいたほうがよいのかしら

 

 

 

さて

 

遥か昔に聞いた曲を不意に思い出すことってありませんか?

これって死期が近いってことですか??

 

 

なぜか突然、小学生の頃に聞いた曲を思い出して

今日はそればっかり聞いてます

 

この曲、NHKアニメ三銃士って番組で流れてて

 

この番組を知ってる時点で40歳以上限定ってことになりますけどね

 

 

ちなみに主題歌「夢冒険」ではありません

酒井のりピー(自主規制のピーではなく)が歌ってたやつ

これは40代以上なら結構知ってる人も多いのではないかと


アニメ三銃士 OP「夢冒険」

 

 

だけど私が思い出したのはそれじゃなくて

 

アニメの最後に流れる「イメージソング」ってやつです

その中に、当時無茶苦茶お気に入りだった曲があって

 

なぜか今日はそれが突然フラッシュバックしたというわけです

 

 

だけど歌詞の断片しか覚えていない

 

だから覚えていた歌詞の断片を放り込んでググってみました

 

そしたらなんと・・・・

 

 

約35年間記憶の深淵に沈み込んでいた名曲がいとも簡単に浮上してきたわけです

 

グーグルすげー

ネット社会に感謝!!

 

 

ちなみにその曲を歌っているのは「BEE PUBLIC」というバンドらしい

 

 

・・・・誰?

 

 

このバンド知ってる人なんているんですかね?

 

 

だけど曲は無茶苦茶いいんです

イントロもAメロも何もかも時代を感じる・・・というか古臭いんだけど、とにかくサビがいい

しかもコロナ禍の今聞くと余計にいい

 

 

Knock your chance 明日なんて

Knock your chance わからないぜ

 

 

わかってる

 

明日生きてるかなんてわからんもんな

 

 

 

よし、毎日全力で行く

 

 

 


Bee Public - Knock Your Chance

日常に転がる理不尽と向き合いながら日々生きている

玄関のチャイムが鳴った

嫁さんも子供も不在だから私が出るしかない

 

「宅配でーす」

 

なんか頼んだっけな?

嫁さんの荷物か??

 

外に出て荷物を受け取った

まだ若い、飄々とした感じの配達員

 

彼が手渡したのはラジコンの箱

そう言えば長男のプレゼントにってラジコンを注文してたような

 

なぜラジコンだとすぐにわかったかというと、店に陳列されてるような中身の見える透明なフィルムが付いた箱のまま送られていたから

 

普通なら段ボールに入ってるはずなんだが・・・

 

 

お礼を言って家の中に入ろうとすると、その若い配達員が声をかけてきた

 

「あのぅ・・・・実は中からカラカラ音がするんで見てみたんですけどね、車体の前についてる部品、折れちゃってますね」

 

 

・・・・勝手に中身見るなよ

 

そう思いながら中を確かめてみたら確かに折れてた

 

この部分↓↓

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「・・・・確かに、折れてますね」

 

「それ多分、配達の途中に衝撃で折れちゃったんでしょうね」

 

サラッと言ってくれた

飄々もここまでくると薄気味悪い

ていうかそんなに簡単に自分の非を認めちゃっていいのか?

逆にこっちが心配になるわ

 

 

さて、どうしたもんか

アロンアルファでくっつけてみるか

 

そんなことを考えていると、若い配達員がこれまた飄々と言い放った

 

 

「一旦回収して新品と取り換えてもらいますか?

 

だけどその場合、新しい商品の配送料はそちら持ちになりますんで

 

 

 

一瞬何を言われてるのかわからなかった

 

 

 

えっと・・・・配達の過程で折れたって今はっきり言いましたよね

 

 

 

直後、練り上げられた私のマッソーが急激に膨らむのを感じた

 

 

 

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shockなのはミーだよ

 

 

通常、こういうケースには結構冷静に対応するタイプ

だけどあまりにも理不尽、かつ配達員のまったく悪びれる素振りを見せないその態度にカッと血が上ってしまった

 

 

 

 

・・・・全集中

 

 

 狂パンダの呼吸 壱の型

 

 

 

 

 

ケル・ナグール!!!

 

 

 

 

 

 

ここで目が覚めた

 

その後興奮して三時間くらい眠れなくなってしまった

 

最後の方、鬼滅人気に便乗してちょっとだけ盛っといたけど

 

 

 

 

 

心理学の大家を自称する私に言わせると、この夢は不条理に満ち溢れた世の中において、その理不尽に果敢に立ち向かおうとする男の心の叫びを表している

 

現状に対するSOSと理解し、家族は一丸となって私をねぎらい感謝し全力で甘やかしたほうがいい

 

それくらいストレスでいっぱいなんだ、父さんは

 

なぜか携帯からスターを付けれなくなってブログに対する情熱が急降下したってのもストレスの一因なのかも

 

 

 

 

 

 

結論

 

 

他人の夢の話なんてどうでもいい

 

 

以上

 

 

pandamonda.hatenablog.com

 

父が空手を始めた理由

息子と喧嘩した。

 

 

確かに父は親子空手だ。

成人部でバリバリやってるワケじゃない。

 

 

それでも一生懸命やってんだよ。

 

 

私が空手を始めようと思った理由。

 

世の中痛ましいニュースで溢れている。

半分他人事だけど、いつ我が身に降りかかってきたとしてもおかしくはない。

 

いざ自分達が頭のおかしなヤツに襲われた時。

 

普段から何もしてなければ多分何もできない。

全力で逃げればいいんだろうけど、自分より大事なものを背負ってたらそうはいかない。

1分でも2分でも時間を稼げたら子供たちだけでも逃げ切れるかもしれない。

あわよくば警察が駆けつける時間を作れるかもしれない。

そのわずかな時間を稼げるっのってものすごく大事じゃないか?

 

だから父は空手を始めることにしたんだ。

一人じゃ寂しいからオマエ達を巻き込んだんだ。

 

 

基本的に親子空手って型の稽古がメインだ。

実際に蹴ったり蹴られたりってのは、万が一怪我でもしたら大問題だからってことで積極的にはやらない方針だ、ウチの道場は。

当然一緒に来てる父兄の方も「蹴り合いしましょうよ」なんて言わない。 

 

だけど父は先生に「蹴ってください」って頭を下げてお願いしてる。

最近は「腹も殴ってください」って。

 

 

2年近く空手を習って気付いたからな。

本当に必要なのは超強力な必殺技なんかじゃない。

鉄壁のディフェンスだ。

ま、そもそもカチカチのブリキ人形みたいな父に華やかな回し蹴りなんて期待されてもアレなんだけどな。

 

だけど防御なら何とかなる。

蹴られて蹴られて蹴られまくってたら、いつかは先生みたく「全身ゴムタイヤですか?」ってな体にちょっとは近づける気がするもん。

前回ブログで筋トレに勤しんでるって嬉しそうに筋肉の写真載っけてたけど、それだってこの一環だ。

痛みに耐えたら耐えた分だけ打たれ強い体になっていく。

なんともわかりやすい世界だろ?

 

 

そんな積極的な姿勢がツボにハマったのかなんなのか、フルコン空手六段の超ムキムキな師範が大層嬉しそうに熱血指導を施してくださるようになった。

毎回毎回、床にうずくまるまで。

「成人部でも、アスリートクラス(バンバン試合に出るムキムキ集団)じゃないとこんなに蹴ったり殴ったりしてませんよ~」

なんてウキウキしながら言われるくらいに。

 

「○○さん、こんなに蹴られて何を目指してるんですか??どうせなら是非アスリートクラスに顔出してみて下さいよ~」

 

 

・・・・いや、それは結構です

 

 

 

 

それなのに。

 

息子の空手友達が家に遊びに来たとき。

「お父さん、黒帯の人たちに蹴られてヒーヒー泣いてるやん」って言いやがって。

その時は父さん、「ははは」って笑って流したけど。

 

晩御飯の時、酒飲んでほろ酔いになったらなんかその言葉がフラッシュバックしてきて。

頭にカッと血が上ったわけだ。

瞬間湯沸かし器がボタンも押してないのにいきなり沸騰したみたいでオマエもビビったろうけど。

 

 

「おい長男、父さん蹴られてヒーヒー泣いてるわけじゃないぞ!!」

 

唐突にキレはじめる父。

 

「大体おまえ、サッカーにしろ空手にしろ上手くなりたいだとか強くなりたいだとか

口で言うのは簡単だけど、おまえはそのために何か努力努してんのか?

そうなるように目標もって練習してんのか??

お父さんはな、ちょっとでも打たれ強い体になるために毎回毎回先生に蹴ってもらってんだよ

一生懸命やってる人を馬鹿にしてんじゃねーよこのクソガキが!」

 

 ま、大分言い過ぎたけどね。

唐突にキレ始めた父に呆然となる長男。

 

「・・・・・ゴメンなさい」

 

反省する息子を見て少しだけ理性を取り戻した。

だけどこれだけは伝えておきたかったんだ。

 

 

「わかったならいいよ

だけど父さんがどんな思いで毎回毎回先生の棍棒みたいな足で蹴られまくってるのか、その本意だけはわかっておいてくれ

 

それとな

 

父さんは決してヒーヒー泣いたりしてないぞ、それだけは肝に銘じておけ

床にうずくまってしばらく立ち上がれないけど決してヒーヒー言ってない

 

 

どっちかっていうとハーハー言ってる

 

 

・・・・いや違う

 

 

 

はあぁぁ、はあぁぁぁぁーーーんって感じかな

 

 

 

父さんな、気付いたんだよ

 

蹴られるのって悪くない

あの痛み、逆に心地いいんだ

むしろ練習後に張りと痛みが残ってないとなんか罪悪感に苛まれるもん」

 

 

先に断っておくが、私は決して変態ではない。

MではなくS寄り。

 

だけど蹴られるのを耐えるのってなんかクセになるんだわ。

上級者がお互いに蹴り合ってる時にドギツイのをもらって「痛ってーー」って言う時の顔、間違いなく嬉しそうだから。

特殊な世界やね。

 

 

 

最近腹も殴ってもらうようにしてるって書いたけど。

 

初めて殴ってもらった時、横で型の稽古しながらこっちを見てた嫁さんに家に帰ってから言われてしまった。

さすが嫁さん、オレのことよくわかってるわ。

 

 

 

「あなた・・・・・また新しい扉開かれちゃったわね」

 

 

 

 

「足の痛みとはまた全然違うくて・・・・・・・アリだった」

 

 

 

 

 

 

 

 

うん、やっぱ変態やね♡

Go! Go! Muscle!

筋トレって間違いなく中毒性がありますよね

医学的に実証されてるかどうかなんて知りませんけど

私が身をもって体験したんだからきっとそうなんだと思いマッソー

 

あ・・・いかんいかん

マッスルがこぼれ落ちとるわ

 

 

とにかく最近、筋トレにハマりまくってるわけです

夫婦ともども

ことあるたびにハイタッチで「マッソー(Muscle)!!!」て叫んでます

イントネーションですが、「ソー」を上げます

「マッ」の部分は聞こえるか聞こえないか程度でOKです

 

マッ

 

「マッ」のとこで手を叩き、「ソう」のとこで天井を指差します

 

 

どうでもいいんですけどね

 

 

 

きっかけは空手

 

打たれ強い体を作るためにもうちょっと筋肉つけたいなーって思って

フトモモはいつも蹴られまくってパンパンになってるからいいとしても、上半身がちと淋しい

もう少し前腕を太くして腹をうっすらシックスパックにして、あとちょいとだけ鳩胸になったらカッコいいよな・・・・

 

そんなことを考えてたらなんだかヤル気が湧いてきて

気付いたら20kgのダンベルをポチッとしてました

 

 

 

最初は三日坊主になる自信しかなかったんですけどね

こんなカサ高いもん、せっまいマンションで放置プレーにしたら嫁さん烈火のごとく怒るだろーなーって

 

だけど心配ご無用でした

 

先ほども申し上げました通り、筋トレって中毒性があるんですよね

やり始めたら「もっともっと」ってなりマッソー

しかも筋力って持久力とは違って目に見えて成果が出るんですよ

非常にわかりやすい

特に私のマッソーはもうハシタナイくらいに反応が良好

少しハードに追い込めばすぐに血管が浮き出てきてパンパンパンプアップ完了

 

 

嫁さんを味方につけたのもデカかったですね

ウチの嫁さんは基本、私のやることを一緒にやりたがる甘えんぼさんですからね

特に筋トレは自身のダイエットにもつながるわけで、利害関係が一致したんですね

子供たちが寝静まってから二人してマッソーを苛め抜いてます

 

しかも私たち、人体に少しだけ詳しかったりするもんだから

合間合間に挟まれる単語がマニアックすぎて

 

 

「もっと上腕三頭筋を意識して!!」

 

「やべ、二頭筋腱が痛い・・・」

 

「ほら見て、腹斜筋の走行がバッチリ見えてる!」

 

「あぁ・・・もう大臀筋がパンパン♡」

 

 

 

 

エッス エッス☆マッ!!(ハイタッチ)

 

 

 

週2,3回、こんな感じで励んどるわけです

 

 

 

あと、筋トレを始めてから筋力以外に思わぬ効果が現れたんです

 

なんとなんと、血圧が下がりましたね

 

私、130~140/85~90mmHg程度の高血圧一歩手前だったんですけど

筋トレを始めたら収縮期血圧が120前後まで下がったんです(下はあんまり変わらんけど)

 

筋トレと同時に休肝日を増やしたりトマトジュースを多飲したりと健康に気を使うようになったんで、実際はそれらの合わせ技一本!ってとこなんでしょうけどね

 

どっちにしろ良い方向に転がってることは確かでしょ

 

 

 

皆さんもご一緒にいかがですか?

 

 

 

 

エッス エッス☆マッ!!」

 

 

 

あっ、筋トレじゃなくて掛け声の方ね

 

 

 

変わるわよ♡

 

 

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生還!!

今シーズン初の冬キャンプから無事帰って参りました

 

冬キャンプっつっても限りなく秋に近いけどね

つうか、はっきり言って秋だね

山なんてまだほとんど色づいてなかったしね

 

 

だけど冬キャンプって言った方がなんだか聞こえがよろしいから

玄人っぽくて

 

というわけで今回も軽くレビューしておこう、我が家の冬キャンプを

 

 

 

初日

 

晴天の下、高速道路を飛ばして岡山県の山奥へ

 

今回のキャンプ場、めちゃくちゃ良かったからホントは誰にも教えたくない

だけどこのブログを読んでくれた人にだけコソーリとサービスショット

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わかりにくい標識を右折すると、細い一本道

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この先を右折して受付小屋へ

 

今回はこのキャンプ場で二連泊の予定

 

実はこのキャンプ場、林業を営まれているご夫婦が少しずつ手作りで開拓したのだとか

 

人工的に区画化されている感じは無く、各サイトが林の中に点在するためプライべート感もたっぷり

人目を異常に気にする私なんかにとってはとてつもなく有難いキャンプ場ってわけだ

 

キャンプ場内のこれまた細い道を車で恐るおそる上り、二日間お世話になるはずの23番サイトへ

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見晴らし最高

しかしまぁ、空がムチャクチャ綺麗だわ↓↓

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早速テントを設営しようとするも、なぜか地面が湿っている

そこで地面が乾くまでの間、先にキャンプ場の頂上にあるグランドで子供達を遊ばせることに

キャンプ初心者と言えど、年間10泊を超えてくると余裕が出てくるわ

 

グランドという名の工事現場のような空き地で長男とサッカーの練習

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あれ?

私・・・身長176㎝なんだけど、 なんかむっちゃ小さく見えない??

あまりの大自然の中で遠近感覚がおかしくなってる???

 

 

 

グランドの片隅には、かの有名なアルプスの少女ハイジのオープニングにおける空中ブランコのモチーフになったという噂の、スケールのでかいブランコが

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すべり台という名の、土をならしただけの崖を滑って楽しむ娘たち

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いいぞ

自然と戯れてる感じがすこぶるいい

 

 

しばらく遊んだらグランドを後に

お次は山道を一気に下って受付近くの広場へ

 

こちらは殺風景なグランドとは打って変わって緑に囲まれている

その中にやはりお手製のブランコとハンモック、そしてターザンロープ

 

ブランコはかなりの高さ

そしてその先には池が・・・・

 

ま、手を離さなければ問題ないだろ

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そしてターザンロープ

 

・・・・・ハンパなく高い

 

ま、手を離さなければ問題ないだろ

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頑なに乗車拒否していた長女も最後は余裕のライディング

それを必死に追いかけるワンコ

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いやぁ、やっぱ自然っていいね

自己責任って概念を説明なしで叩き込めるわ

 

 

さて、あとはサイトに帰ってパパッとテント設営

そして夕食の準備

 

実はこのキャンプ場、今どき珍しく直火OK(地面の上で直接焚き火しても良い)とのこと

 

子供達に石を集めさせて竈を作る

そして火を起こし、鍋を煮る

ちなみにこの日はキムチ鍋

なめ茸でとろみを出したから温かさも倍増

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その後なんだかんだあったけど、そろそろ面倒臭いので初日はここまで

 

 

 

 

二日目

 

この日は朝からまったりと燻製づくり

なんせ二連泊だから慌ただしく撤収する必要が無い

やっぱりキャンプは連泊に限る

 

あらかじめソミュール液につけてから乾燥させておいた鶏のササミ

コイツをパンダ組自慢の高級燻製機を使ってじっくり温燻する

 

自慢の高級燻製機↓↓

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段ボール製だけど、もう何回も使えてる

やっぱりSOTOってスゲー会社だわ

 

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温燻で小一時間

色味は良くなってきたけど、触るとプニプニでレア感がハンパない

さすがに鶏肉の半ナマは怖い

 

そこで我が家にて日常の炊飯にラーメン鍋に湯沸かしのヤカン代わりにと大車輪の活躍を見せてくれるメスティン様

コイツにウッドチップを入れ、下からシングルバーナーで炙る熱燻に切り替え

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10分ほど炙ったらいい感じの硬さに

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味の方は最高

子供達にも概ね好評

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やっぱキャンプっていいわ

どデカい災害がきても、なんか生き延びれる気がするもん

 

 

さて、ここで問題が

 

どうやら天気予報では二日目の夜遅く、または翌日の早朝から雨になるらしい

 

キャンプをする人は御存知だろう

雨の中の撤収ってエゲツないほどHPを削られる

そしてびしょ濡れのまま袋に詰め込んだテントを後日もう一度開ける勇気が無くなる

カビてそうで怖い

かといってテントを干すスペースなど、普通のマンションにあるはずがない

 

その結果、二度とキャンプに行きたくなくなる・・・・・

 

そこで私は考えた

諦めて一泊で帰るか

濡れるのを覚悟で断固二泊するべきか

 

そして英断

 

「コテージに変更しようぜ!」

 

そう、実はそのキャンプ場にはコテージが二つあるのだ

そして日曜日ということもあり、キャンプ場は私達だけの貸し切り状態

オーナーさんにコテージで泊まれるか聞いてみると快くOK(もちろん料金は発生するが)

 

ということで昼過ぎからゆっくりと撤収作業を始め、夕方にはキャンプ場の入り口付近にあるコテージへの移住が完了

この判断が大当たりだった

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実はこのコテージには秘密兵器がある

 

なぜ我々が二つあるコテージ(一つは超和風、それはそれで趣があって良かったのだが)の内、こちらの洋風コテージを選んだのか

 

その答えはコレだ↓↓

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あなた、暖炉ですぜ?

 

暖炉なんてアンデルセン童話に出てくる空想上のアイテムかと思ってたわ

 

まさか生きてるうちにナマ暖炉を拝むことができるだなんて

 

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暖炉ってめっちゃ暖かかったんですね

 

ていうか家の中で赤々と火が燃えてるってだけで、こんなにもテンションが跳ね上がるんですね

 

夜、嫁さんの目を真っ直ぐに見つめて言ってみました

 

「家にも暖炉を置こうと思う」

 

 

 

返事すらありませんでした

 

 

ま、ウチはマンションだからな

一戸建て買う時にもう一度談判してみよう

 

ちなみにコテージにはロフトがあって

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そこに布団を敷いて寝るわけだが

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これがまた楽しい

修学旅行みたいで

 

ちなみに手前にも布団を敷いた場所と同じくらいのスペースがあって

このスペースがあまりにもったいないので、一人ずつ空手の型を披露してビデオに収めました

学芸会みたいで楽しかったです

 

キャンプに関する道具は全部撤収して車にしまい込んだため、夜の食事は屋根付きテラスの下でバーベキュー(もちろん機材は全てレンタル)

 

すべてを自分達で準備するキャンプの翌日だったから尚更なのか、何もかもレンタルで賄えるコテージ泊があまりにも楽チン過ぎて衝撃

 

いやぁ、父さんもうアウトドアはコテージでいいや

 

そんな危ない考えがチラホラ浮かんでは消えるほど快適なコテージ泊でした

 

 

 

翌日は朝から雨

 

屋根の下で雨を凌げるってなんて贅沢なんだ

土砂降りでも余裕

 

しかも暖炉があるからどんなに冷え込んでも余裕

 

暖炉の前で定番のUNOとババ抜き

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ちなみに子供達が着てるのは幼稚園時代の体操着(次女は現役)

ウチはビジュアルよりも機能性重視なんだ

 

 

さて、長くなったからそろそろ終わりにしよう

 

その前に一つだけ

 

こういう暖炉のある天井の高いコテージには必ずと言っていいほど、シーリングファンと呼ばれる扇風機みたいなオシャレアイテムがついている

こんなやつ↓↓

 

今回のコテージにもそんなオシャレなやつがついてたんだけど

 

オーナーの奥さんが使い方を説明しようとしてリモコンを押してもウンともスンともいわない

電池切れかと新しい電池に変えてくれたけど、それでも微動だにしない

 

「ごめんねぇ、、、なんか壊れちゃってるわ」

すまなさそうに謝る奥さん

 

 

すまねぇじゃねーよ

せっかくオシャレな暖炉なのに上でクルクルまわってるオシャレそうなヤツが回ってなかったら全然オシャレじゃないやろうが

 

すっかり暖炉のオシャレマジックに洗脳されきっていた私は、心の中で悪態をつきながらも冷静に対応した

 

「あれが回ってないとせっかくの暖炉の威力が半減ですからねぇ、ちょっと見せてください」

 

おばさんからリモコンを受け取って電池入れの部分を見てみると、二個の電池を入れるスペースの片方のマイナス側、そこにあるはずのグルグルしたバネ状の端子、そいつが無くなってることに気付いた

 

「あ、たぶんこれが原因ですわ」

 

そこで辺りを見回すと、キッチンに今夜のバーベキューでキノコのホイル焼きに使う予定のアルミホイルを発見

 

端っこをビリッと破って丸め、無くなった端子の部分に噛ませてから電池を入れる

こんな感じ↓↓

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さらにもう一つ、正常な方には普通に電池をはめ込んでもう一度リモコンのボタンを押すと

 

ピッ

 

聞こえましたよ勝利の音が

 

やったぜ、これでシャレオツな夜はオレのものだ!!

 

そう思って一人満足感に浸っていると・・・・・

 

 

嫁さんとおばちゃんが私に熱視線を注いでいるではありませんか

 

「あなた・・・・・すごーーい!」

「すごいねぇお客さん、電気関係の仕事かなんかされてるの??」

 

 

えっ?

オレ・・・今・・・・・尊敬されてる??

 

 

「いやぁボクは別に電気関係じゃないですよ、だけどこれくらいは朝飯前というかなんとういか・・・アルミって電気通しますからね、簡単な理科の実験みたいなもんですよねハハハハでも咄嗟にそこら辺にあるもので代用できたっていうのは自分としても良くできたなっていうか機転がきいたなっていうか自分で自分を褒めてあげたいっていうかんじですかね、まっこれがいわゆる実学ってやつですよねオイっオマエたち(子供達)オマエらもただただ漫然と勉強してるだけじゃダメなんだぞ、学問ってのは実生活の役に立ってナンボなんだからな、オマエ達も父さんみたいに・・・・」

 

全然聞いてませんでしたね、子供達は

さっさとロフトに消えていきましたね

 

嫁さんとおばちゃんも気づいたらいかにこの季節カメムシが多いかって話を熱く語り合ってましたね

 

 

 

 

さて、そんな感じで今回の冬キャンプ、無事に乗り切ることができました

乗り切るどころか、野生を忘れてしまいそうなくらい快適に過ごしてしまいました

 

 

だけど今回は収穫もたくさん

子供達の成長も実感することが出来ました

(あんなに小さかった次女が自分でサイトから離れたトイレまでウンチをしに行ったり、それを長女がそっと付き添ってくれたり、長男が進んで焚き火回りの雑用をこなしてくれたり)

 

 

 

よし

次は厳冬期に行ってやる

そして更なる成長を掴み取ってやるんだ

 

 

 

 

 

もちろん暖炉付きのコテージにね

 

 

 

学校を休ませてまで家族旅行へ行くことについて考えてみた

学校を休ませて家族旅行って賛否両論あるみたいだけど

 

みなさんはどちらでしょうか

 

 

私は賛成派

ていうか、どっちでもいい

各家庭が決めればいいこと

 

だけど反対意見を見てたらなんか違和感が

 

別に目くじら立てて休むな休むな言うほどのもんじゃなくない?

そりゃしょっちゅう休んでたり何の理由もないのに休むのはダメだけど

大切な団体行事がある時もダメ

残りの人に迷惑がかかるから

休ませないのが学校の方針だったりした場合もね

そもそもそんな学校なんてオレは選ばんけどね

 

 

そんなんじゃなきゃ別にいいじゃないの、平日の家族旅行

 

 

思い出作りって大事よ?

自分が死んだら子供達に遺してやれるのって実は思い出だけなんじゃないかと思ったりする

楽しかった思い出

もちろん嫌な思い出も倍以上遺してるんだろうけどね

 

そりゃ一財産遺してやれたら嬉しいけど、将来どうなってるかなんてわからんからな

コロナで職を失うことだってあるわけだし

 

その点、思い出は今の努力次第でいくらでも作れるわな

特に小っちゃい頃の思い出って一生忘れないからな

 

 

そんなことしたら休み癖がつくとか言う人もいるけど

そこはもう子供達への説明の仕方じゃないの?

これは特別な事なんだよって、軽い罪悪感とともにドキドキを与えてあげるのって刺激的でいいじゃない

これくらいで休み癖がつくんだったら、そんなやつはどうせほっといても長い人生どっかで休み癖がついてるって

 

ちなみに私、こんなんだけど大学の6年間無遅刻無欠席だから

軽い自慢ですけど

 

・・・・その前に通ってた大学は無茶苦茶だったけどね

 

 

 

親の都合で休ませるなんて親のエゴだって考え方もあるみたい

子供はまだ自分で判断できる歳じゃないのにって

 

ほうほう、確かにね

 

でもさ、それ言っちゃうとそもそも子供作ってる時点で親のエゴみたいなもんでしょ

子供に産んで欲しいか確認したわけじゃあるまいし

 

もし子供が将来「どうして自分は生れてきたんだろう」とか言い出したらなんて説明する気なんだよまったく

 

 

ちなみに「どうして生れてきたんだろう」って疑問、ともすると哲学的に聞こえがちだけど

実際のとこは友達の家の三時のおやつが我が家と違って超ゴージャスなのを知った小学生が「どうしてこんな家に生まれてきたんだよ!」って憤慨して叫んでるのと根っこは同じだからね

間違っちゃいけない

 

 

ま、エラそうに言ってますけど、じゃあオマエだったらどうやって答えるんだよって話ですよね

 

 

ちなみに私なら「どうして自分は生れてきたのか」とか言い出した子供にすかさずyou tubeを見せますね

 

産まれたての小鹿が足をぷるぷるさせながら立ち上がろうとしてる動画

もしくは孵化したてのウミガメの赤ちゃんが必死で海を目指してる動画

 

 

これらを小一時間繰り返し繰り返し見せたあと、後ろからポンって肩を叩いて

 

 

「なっ?」

 

て言いますね

 

そしたらきっと察しの良い私のジュニア達は目を潤ませてこう言うでしょう

 

 

「うん・・・・いろいろとゴメンね」

 

 

 

なに?

そんなに上手くいくはずがない??

そしてなにより質問の答えになってない???

 

 

だいたいこの問に答えなんてあるわけないじゃないか

スラスラ答えられるやつなんてキリストかブッダ上沼恵美子くらいだろ

 

そもそもそんなこと考える時は心が弱ってる時だって相場は決まってんだよ

だったら気落ちしてる原因について一緒に考える方がよっぽど建設的ってもんだわ

 

 

 

限りなく話がそれてしまった

 

とにかく、子供が判断できないんだから親が一生懸命考えて子供にとって一番いいと思うことをやったらいいんだよ

他人様に迷惑をかけてない限り

その結論を他人がとやかく言うんじゃないよ、まったく

 

 

 

 

はい

散々予防線を張っときましたけどね

 

次の飛び石連休、もったいないんで折角だから有給とくっつけて久方ぶりのキャンプに繰り出すことにしました

 

少し感じる後ろめたさに関しては既に上の文章で合理化済みです

 

 

 

さあ、山はそろそろ冬シーズン

 

今回もなかなかヘビーなキャンプになりそうだぜ

 

オマエ達に学校じゃ味わえない自然の厳しさってやつをビシバシ叩き込んでやるからな、覚悟しとけよ

 

 

 

 

 

 

父さんも初心者だけどな

 

背徳の宴

結婚して子供ができてからというもの、生活のすべてを家族に捧げてきた

睡眠時間以外のすべての時間を

 

ゴルフもやめた

パチンコもやめた

麻雀もやめた

煙草もやめた

飲み会も行かなくなった

 

自分のためだけに費やす時間はほぼゼロ

 

 

 

そんな私だけど、稀にすべてを投げ出してどこかへ行ってしまいたくなることがある

湧きあがる破壊衝動

 

だから思い切って行ってきた

 

彼女と禁断の小旅行へ

 

 

ブログで呑気に晒してるけど、バレたらマジで殺される・・・・・

 

 

 

 

そぼ降る雨の中、人目を避けながら辿り着いた変わった形のビル

 

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今日は君のためにこのビルの最上階にある中華を予約したんだよ

 

彼女をエスコートしながら40階らへんにある店を目指す

どのエレベーターに乗ったらいいのかわからずに20分近く遅刻した

 

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洒落た小道を通り抜け、ようやく目的の店に到着

 

昨今の情勢を鑑みてだろう、店内は移動式の壁で仕切られた半個室に様変わりしていた

 

初めて訪れる店だから様変わる前の状態なんて知らないんだけど

 

 

丸い窓の前に円卓が置かれており、そこに二人並んで着席

大きな丸窓から見下ろす都会の景色は格別だ

 

もちろん君の方が綺麗だけどね

 

そして窓からの景色も撮り忘れてるけどね

 

 

今日はあらかじめコースを予約しておいたんだ

一番お高いコース

いろんな優待とかポイントとかの裏ワザを駆使して50%offになってるってこと、君は知る必要なんてない

 

 

初っ端から白子がきた

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白子がスモークされていた

頬張ると口から鼻に抜ける桜の木の香り

桜のチップかどうかは知らんけど

 

自分で白子なんぞをスモークした日には間違いなく酸っぱい仕上がりになる自信しかない

この厨房にはかなりのテクニシャンがいるとみた

これは期待できそうじゃないか

 

 

次に前妻の盛り合わせが来た

この記事にこの誤字、胸が締め付けられる思いだ

 

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右上から順に牡蛎のスモークと・・・・・・忘れた

 

この時点ですでに生ビール二杯を終えて紹興酒に手を付けていたんだから仕方がない

給仕さんが一生懸命説明してくれてたけど、すべて右から左にキレイさっぱり流れ去った

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さて、お次は中華の定番

 

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キたねコレ

ものすんごいねコレ

 

「わ~、私こんな形のフカヒレ初めて~~」

彼女が可愛いことを言う

 

フカヒレって春雨みたいな千切り状の食べ物だと思っていた私の胸の内の動揺を君は一生知る必要なんてないんだから

 

 

次に来たのがコレ↓

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なんかの巣篭り仕立て

 

巣っぽいのがポテトでできてる

ポテトうめぇ

 

 

 

エビだ↓

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パクチーを勝手に入れるな

 

 

肉だ↓

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他にもなんかあった気がするけど忘れた

写真も撮ってない

 

私は食べることに集中したいタイプなんだ

 

食レポの仕事には向かないってことが分かっただけでも良しとしよう 

 

 

 

しばし彼女と夢のような時間を過ごし、中華料理店をあとにする

 

 

 

帰路についてそのままバイバイ

 

 

・・・・・なわけないやろ

このまま大人しく帰れるなんて思うなよ

 

都会の超高層ホテルにも予約を入れてるんだよ

今夜は帰らない、帰さない

 

 

 

ホテルの一室にて

 

これから過ごすであろうめくるめく時間を想い浮かれまくる私を隠し撮りする彼女

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これから先は・・・・・とてもブログには書けない

 

皆さまのご想像にお任せします

 

 

 

 

 

 

 

あっ

 

料理の写真を一枚載せ忘れてました

 

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そう

私達夫婦の結婚10周年記念日

 

 

いつも遊びに来たり泊まりに来たりする長男の友人

たまたま今回、その友人宅に兄妹三人が初のお泊りに行くことになって

 

渡りに船ってことで、それなら俺たちの結婚記念日も祝っときましょかって

 

どうせなら家事も忘れられるように一泊しちゃいましょかって

 

ブログで呑気に晒したけど、あとで子供たちにバレたらヤバい

絶対許してくれんだろーな

自分たちだけズルいって

 

 

だけど今回、子供達三人まとめて面倒を見てくれた長男の友達の親御さんには感謝だ

きっと激務だったろうに

お陰様で久しぶりに思いっきり爆睡できました

ゆうに9時間は寝たな

 

 

 

 

ちなみに、ホテルをチェックアウトした時のこと

 

結婚記念日って知ってたフロントクラークさんに

「おめでとうございます、いかがでしたか?」って聞かれて

 

「ハイ、大変気持ち良かったです」って答えたんだけど

 

もちろんホテルが清潔で気持ち良かったって意味で

 

 

あとから考えたら意訳されてそうでちょっと赤面

 

 

 

 

そんなこんなで無事十年をクリアです

 

 

 

 

色々あったな・・・・・