パンダ組の日常

~だんご三兄妹をめぐるカオスな日常~

君と出会った奇跡


スピッツ / 空も飛べるはず

 

 

昨夜未明、まどろみながら思いっきり屁をこいた。

もの凄い爆発音と共に体が数mm浮いたような不思議な感覚に包まれた。

オナラの可能性を感じた。

 

・・・・・きっと空も飛べるはず

 

そして完全に目が覚めた。

 

 

一度こうなったらもう眠れない体質。

二度寝は諦めてオナラの有効利用について思いを巡らせていると突然、学生時代の懐かしい思い出が甦った。

忘れぬうちに書きとめておこうと思う。

 

 

ちなみに眠れない夜にはこんなのもどうぞ↓↓

pandamonda.hatenablog.com

 

 

 

 

私の通っていた大学では1年次のカリキュラムに「介護実習」が組み込まれていた。

まだ純な心を持つ低学年のうちに過酷な介護の現場を体験させて他職種に対する理解を深めると同時に、医療が医師だけでは成り立たないことを身をもって実感させようというわけだ。

 

とは言えクソ田舎の大学近辺に都合よく100人もの学生を収容できる介護施設なんてあるわけがない。

というわけで我々は名前の順に5人前後の小グループに割り振られ、2泊3日の日程で県内各地の介護施設へと強制的に送り込まれることになったのだ。

 

 

その時の私の班は男ばかりの5人。

実はそれから大学卒業まで、ポリクリ(病棟実習)を含めた様々な実習を行う際の班は大体このメンツであり(一人は早い段階で留年して消えていったが)、最終的には卒業して医者になってからもちょくちょく会うほど仲の良いグループになるわけだが、それはもう少し後の話。

当時はまだ入学して間もない頃であり、互いの素性や腹の内もよくわからない他人同士であった。

 

そして再受験生の私は彼らよりかなり年上。

初っぱなから舐められちゃいかん!という緊張感を持って実習に臨んだ記憶がある。

 

 

さて、いよいよ入学後初めての実習に出発。

と言ってもマイクロバスで何時間もかけて移動する泊りがけの実習はちょっとした旅行気分だ。

「どんな実習先だろう」とか「苛められないかな~」とか、他愛もない話をしながら班員との親睦を深めていく。 

 

施設につくと早速実習開始。

とはいえ医療現場の右も左もわからない私たちは完全にお客さん扱い。

現場の職員に手取り足取りいろいろ教えてもらいながら、手探りで与えられた仕事をこなしていく。

 

しかしいくらお客さん扱いでも、慣れない場所でストレスを感じながら丸一日働くとそれなりに疲れる。

初日のお勤めが無事終了し、大学が予約してくれた近くのビジネスホテルへと帰り着いた頃にはもうヘトヘト。

そんなわけで、翌日への英気を養うために全員で近くの焼肉屋へ繰り出すことにしたのだ。

 

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裏さびれた焼肉屋の座敷に案内された私たちは、何はともあれ一日目の実習、しかも入学後初めての実習を無事に乗り切れたことに乾杯。

注文した肉が運ばれてくるまでの間、ビール片手に再び軽い自己紹介などをしながら談笑していた。

 

 

すると突然鳴り響く警報音。

 

 

ピコピコピコピコピコピコ・・・・・・・・

 

 

なにこの音

どこで鳴ってんの?

 

ざわつく班員達。

少し不安気に音源を探す。

そしてなぜか私の顔を見る。

 

 

えっ!?

オレ??

 

 

どうやら音は私の後ろから聞こえているようだ。

振り返ると私の背後は壁、そしてそこには尻に密着するようにコンセントに刺さった警報器が。

そいつが赤い警戒色を点滅させながらブンブン唸っているのだ。

 

 

なにこの警報器

なになに・・・・ガス警報器って書いてるわ

 

どうやら店に備え付けているガス警報器が誤作動したようだ。

 

なんだよこの警報器、壊れてんじゃね―の?ハハハ・・・

 

言いながら視線を元に戻すと、みながニヤニヤしながら私を見ているではないか。

 

 

・・・・・なによ

 

まさか・・・・・疑ってんのこのオレを??

おいちょまてよ!!

なんだよ、オレが屁でもこいたっていうのかよ!?

 

ま、実はこいたんだけどね、さっきね

 

だけど結構前だぜ?乾杯の時だっけ

「かんぱ~い」ってジョッキ持ち上げた時についプリッとね、リキんだからね

けどそんなんで反応するわけないっしょ、今どきのガス警報器が

人のこと毒ガス王子みたいな顔で見ないでくれる!?

 

 

一気にまくしたてた。

これから始まる長い学生生活、皆のお兄さん的存在でいたかったのだ私は。

こんな初っ端から「屁でガス警報器鳴らしたおっさん」的位置づけになることだけは何としても避けたかったのだ。

 

私の剣幕に周りも渋々納得。

だけど猜疑心がぬぐいきれていないのはそのニヤついた表情からも明らかだった。

 

 

・・・・おーしわかった

そこまで言うなら証拠見せてやろーじゃないの、証拠

次こきたくなったらオレは正々堂々と宣言する

スカしっぺは無しだ

それで警報器が鳴らなかったらオレの勝ち

心配しなくていい、今日のオレはいくらでも出せる

そんな日ってあるよね?

今日ちょうどそんな日なの・・・・

 

 

これで皆納得。

警報器のことは忘れて再び談笑。

 

間もなく機会が訪れる。

当時まだ純粋だった私は馬鹿正直に宣戦布告。

 

 

皆様、大変ながらくお待たせ致しました

ただ今より発射いたしまーす

 

 

皆の期待を一身に背負って発射

 

 

ぶりゅりッ

 

 

固唾をのんで見守る一同

沈黙を続けるガス警報器

 

1秒経過

2秒

3秒

4秒

5秒

 

 

・・・・・・

 

 

 

な!?言ったやろ!!??

絶対オレじゃないって

屁でガス警報器なんて鳴るわけないじゃん!!

これでオレの無実がピコピコピコピコピコ

 

 

 

ま、関西人としては全員を爆笑の渦に巻き込んだ時点で本望なんだけどね。

それにしてもこのガス警報器、絶妙な間と人を小バカにしたピコピコ音・・・・かなりデキるやつだ。

 

これがキッカケなのかどうか、その後はなんとなく漂っていた緊張感も完全に消失し、全員の距離感がグッと近くなったことだけは確かだ。

 

 

すべては長老である私の計画通りだ。

 

 

しかし危ない橋を渡ったもんだ。

もしも班員に嫌な奴が紛れ込んでいたら、大学に帰ってから噂が学年中に広まってイジめられていたに違いない。

 

そしてこれが現在の話だったなら、私は6年間こう呼ばれていたハズだ。

 

 

 

 

ピコ太郎・・・・

 

 

 

 

 

 

屁にまつわる懐かしい思い出話でした。

 

 

屁の話、他にもこんなんありまっせ↓↓↓

pandamonda.hatenablog.com

旨いものを食う時に感じる僅かな罪悪感について

今年仕込んだカラスミをちょっとだけ味見しました

少し塩味が強かったけど、臭みもなく上々の出来でした

これなら長期の熟成にも十分耐えられそうです

半年、一年後が楽しみです

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あまりにおいしかったのでお酒も進みまくり

本日の相棒はビールとスパークリングワインと八海山

ヤバいくらいカラスミとの相性抜群です

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ちなみに晩御飯はおでん

これまた日本酒が進みます

あまり酔わない方ですが、ちょっとだけいい気分になりました

 

晩御飯を食べながらDJ.CHI★CHI(父)がお気に入りの曲をBOSEのSoundLinkで流す

これが我が家のトレンドです

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今日はなんとなく忌野清志郎の「デイドリームビリーバー」をセレクト


デイドリームビリーバー THE TIMERS 歌詞付き

 

 

聞いてるとなぜだか涙が出ました

嫁さんもなんか涙目でした

旨すぎるカラスミがさらに僕らのデリケートな部分を刺激したようです

 

忌野清志郎なんてほとんど聞いたこともなかったのに、無性に懐かしさを感じました

こんな旨いもん食ってる自分に少しだけ後ろめたさも感じました

 

 

Love Songって、実はほんのちょこっと対象を変えるだけで普遍的になるんだなって気付かされました

 

 

今になって彼の良さがわかるようになったのは、果たして年齢のせいだけなのでしょうか

 

ファンでもなんでもなかったのに今や清志郎ロスです

 

 

 

今一番癒される真実

「最後はみな例外なく逝く」

 

 

 

そんな私が考えた迷言

「生きてる方がマイノリティ」

 

 

 

どうです?

ちっとは気持ちが楽になりやしませんか?

 

 

 

 

はい、今日はいつもよりちょっと酔っぱらってます

長男の洞察力に感動した話

私にしては珍しく連投。

だけど書かずにはいられない出来事があったのだ。

 

昨日何気なく書いた「洞察力」の記事。

冗談半分の記事だけど本当に大切だと思ってるのは事実だ。

pandamonda.hatenablog.com

 

そしてまさに今日、長男の洞察力をまざまざと見せつけられる出来事が。

 

 

長男(小学一年生)はサッカーを習っている。

そして土曜日は午前中1時間半、午後2時間となかなかにハードな練習をこなしている。

さらに夕方からは家族全員で空手の稽古にも行く。

しんどかったらやめてもいいぞと言ってるのだが、本人は体を動かすのが楽しいみたいで嬉々として通っている。

習い事としては少々運動にシフトし過ぎている気もしないではないが、まぁ小さいうちはできる限り体を動かせばよい。

きっと将来の宝になるはずだ。

 

 

さて本題。

午前のサッカーから帰ってくるとすぐに、午後の練習に備えて昼ご飯を食べる。

正月明けということもあり、今我が家ではモチの登場率が高い。

当然本日もモチ。

 

お気に入りのバター醤油と海苔でモチを頬張る長男。

食べながら一言

「このモチ、鏡餅の中に入ってたモチやろ?」と。

 

補足しておこう。

普段我が家はスーパーで買った袋詰めのモチを使っている。

 

そして長男の言う鏡餅の中のモチというのはコレ↓↓

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正月用にこれまたスーパーで売ってる作り物の鏡餅のことだ。

パーツは自分で組み立てるらしい。

そしてこの鏡餅、モチの容器の中に本物のモチが入っているのだ。

 

自慢じゃないが、私は今食べてるモチが普段のモチなのか、はたまた鏡餅の中に入っていたモチなのかなんて全く分からない。

どちらもただの丸っこいモチであって、それ以上でも以下でもない。

そこで製造元である嫁さんの方を見ると、びっくりした顔で

「なんでわかったの?」と。

 

すると長男は澄ました顔で

「アレ(鏡餅)組み立てたときさ、説明書に鏡開きは1月11日です、みたいなこと書いてあったやん。今日11日やからきっとあのモチ使ったんやろうなって思ってん」

 

 

 

ど、洞察~(IKKO調)

 

 

繰り返すが、ウチの長男は小学一年生だ。

ナカナカの洞察力ではなかろうか?

またはナカナカの親バカか、そのどちらかだ。

 

ま、実際のとこはいつものモチが丁度切れたので鏡餅のモチを使っただけだったのだが。

そして鏡開きの意味も理解していない。

おそらく推察しただけ。

でもそんなことはどうでもいい。

その思考過程が素晴らしいのだ。

 

 

 

さて、昼ご飯を食べ終わると午後練まで束の間の休息。

ベッドでゴロゴロしながら撮り溜めたビデオを鑑賞する。

今日のメニューは三人ともお気に入りの「おサルのジョージ」だ。

 

子供たちにビデオを見せながら私は束の間の休息。

今日も朝から10㎞程度走ったのだが、なにせ正月で数kg太ったから足腰が痛い。

ベッドでウトウトしていると、長男がビデオを見ながら私の足をトントンと叩いて聞いてきた。

 

「なあなあ、100ドルっていくら?・・・・・1万円くらいか?」

 

ジョージはアメリカのアニメだから、当然出てくる通貨もドルなのだ。

 

「そうやな、1万円くらいや。なんで知ってるの?」

 

するともはや興味を無くした長男は、テレビの邪魔をするなとばかりに片手間にこう答えたのだ。

 

「知らん、なんかずっと前にお母さんが1ドルは100円くらいやって言ってたから」

 

 

 

 

ど、洞察~(IKKO調)

 

 

いや、正確には計算力か。

しかしそんなことはどうでもいい。

繰り返すが、ウチの長男は小学一年生だ。

ナカナカの洞察力ではなかろうか?

またはナカナカの親バカか、そのどちらかだ。

 

 

ま、なんか安心した。

運動ばっかやってるけど、知らぬ間に父の考える洞察力を着実に身につけつつあるようだ。

もう少し大きくなったら父の編み出した勉強法をみっちり教え込んでやろうと考えているが、それはもうちょっと先の話。

今はとにかく体作りが優先だ。

 

 

さてと、そろそろ午後練のお迎えの時間だ。

そのあとは空手に向けてウォーミングアップ開始。

親としてもなかなかにハードな土曜日だ。

だけど充実した一日だ。

 

 

それでは、行って参ります。。

 

 

 

 

ちなみに父の編み出した勉強法に関する記事はコチラ↓↓

興味のある方はどうぞ。

pandamonda.hatenablog.com

 

大人になった未来のお前達へ宿題を出しておこう

今週のお題「二十歳」

 

父さんね

ものごとの本質を見抜ける人間になってほしいんだよ

お前達にはね

 

見えてる部分に惑わされない人間っていうかね

その裏を読み取れる人間

 

だけどそれには相応の観察力と想像力が必要になってくる

いわゆる洞察力とかいうやつだ

 

洞察力ってのは生きてく上で本当に重要

小さい頃からこの力を手にする訓練を怠っちゃいけない

 

 

えっ?

話が難しい??

 

じゃ、わかりやすく説明しよう

 

 

例えばお前たちがいつも嬉しそうに見てるアンパンマン

父さんね、あれの何が面白いんだか全く理解できないんだ

 

お前達の目にはどう映ってるのよ、バイキンマン

 

なになに、いつもアンパンマンを倒そうとしてる悪いヤツって??

 

 

違うよ

全然違う

バイキンマンアンパンマンを倒そうだなんて思っちゃいない

 

 

彼はね

アンパンマンを殺害しようとしてるんだよ、本気で

 

一度そういう目で見てごらんなさいあのアニメ

父さんの言ってることが嘘じゃないってわかるはずだから

彼の攻撃はどれだってまともにヒットしたら致命的なのばっかだ

軽くノックアウトしてやろうなんて甘い考えは微塵も感じ取れない

 

これこそがアンパンマンというアニメの本質なんだ

 

だから父さんの中でアンパンマンは幼児向け番組の位置付けなんかじゃない

ジャンルとしては北斗の拳と横並びだ

 

 

えっ・・・知らないの北斗の拳!?

 

まったく近頃の子ってのは・・・・・

 

父さんなんて母さんとケンカするたびに死兆星が見えちゃうってのに

ほら、昼間なのにあんなにはっきりと・・・・ってね

 

ホントに知らんの?

時代やね~

 

 

 

随分と話が逸れたけどね

でもなんとなくわかっただろ?本質を見抜くってこと

 

 

じゃあ、最後に未来のお前たちに試験を課そう

 

将来大きくなったお前たちが父さんの書いたこの記事を読んだとして、行間に隠された本質を見抜くことができるか?

 

もしズバリ言い当てることができたなら、その時は父さんの思う立派な大人になったってことだ

そしたら父さんもう嬉しくて仕方がないよ

たとえその時お前たちの傍にいなかったとしてもね

 

 

 

十何年後かの愛する我が子たちよ

 

鋭い観察眼と豊かな想像力でこれが読み取れたのなら合格だ

 

 

 

 

 

「父さん・・・・・・

 

 

 

 

 

もう書くネタが無かったんだね・・・・・・」ってね

正月明けで鬱気味のあなたへ ~或る絵本作家の苦悩~

だめだ、もう疲れたわ

そろそろ医者は廃業だ

なんつってもリスクが高すぎる

オレはノーリスクハイリターンじゃなきゃ嫌なんだ

 

次の仕事はすでに決めてある

絵本作家だ

人気絵本作家

オレにはもうこれしかない

幸いオレには幼子が三人もいる

だからいわゆる「子供たちが好きそうな話」には精通している

子供たちの心をワシづかみにして離さない刺激的なストーリー展開

それにジャストフィットした緻密なタッチの挿絵

 

 

あっ・・・・・・絵が描けないんだった

すっかり忘れてました

 

ならば男らしくスッパリと絵本作家は諦めよう

絵本作家の絵じゃない方担当の人、これでいこう

 

物語の構想はすでに練ってある

だって世の中参考になる素晴らしい作品で溢れ返っているから

いや、決してパクッたわけじゃない

あくまで参考程度、だ

 

 

まずご紹介したいのがコレ

私の処女作「ずりとヅラ」

小さい頃大好きだった「ぐりとぐら」から着想を得た作品だ

 

内容はいたってオーソドックス

擬人化した砂ずり君とカツラちゃんの冒険を描いた長編だ

原作はカステラ焼いてたけど、こっちなんて最後砂ずり焼くからね

それをヅラが食べる

子供たちが夢中で食いつくこと間違いなし

シリーズ化する予定だからこの先いくらでも引っ張れる

オレの代表作になるハズだ

 

 

あっ・・・・ズリ君食べられてるからシリーズ化できんわ

再考の余地あり、と

 

 

お次は今でもお気に入りの小説「星の王子様」

これを手本に書き下ろしたのが「放心のおじ様」

ギャンブルで家も家族もすべて失った哀れな中年を描いた作品だ

 

このおじ様、作中至るところで名言を吐く

普通、辛酸を舐めた人間の言葉にはそれなりに重みがあるものだ

だけどそれを冴えない中年が言うもんだからなんの説得力もない

そういう「ダサかっこ悪い中年」を表現してみたのだ

 

ふと思ったけど「ダサかっこ悪い」って救いようのない言葉だな

しかもダサくてカッコ悪いのは当たり前のことだしな

けど書いててあまり産みの苦しみが無かったってことは・・・・・

 

まさかオレと被ってるから!?

 

ま、そんなことはどうでもいい

こいつはどちらかと言えば大人向けの作品だが、早い内に読んでおいて損はない

人生の厳しさを知るという意味で児童推薦図書に指定される可能性も大いにある

 

 

この際だからサスペンスにもチャレンジしてみたい

もはや絵本作家から離れてるけど

こちらもすでに大筋は出来上がっている

自分の中に28もの別人格を宿した多重人格者の苦悩を描いたサスペンス

その名も「別人28号」

 

これはまぁ、色々パクったと誤解されるかもしれない

でもパクってませんから

 

 

 

やばい、アイデアが溢れてくる

まるでコンコンと湧き出る泉のようだ

まさかこのオレにこんな隠れた才能があったとは

あとはもうイラストレーターを探すだけだ

オレの作品たちに命を吹き込んでくれる優秀なイラストレーターを

そしたらもうミリオンセラー連発も夢じゃないわ

もしそうなったら田舎に移住して毎日パンを焼いて暮らそう

 

毎日毎日朝から晩までパンを焼いては食べて焼いては食べて余ったらご近所に配って代りに玄米四合と味噌と少しの野菜をもらったりしながら気付いたらパンの食べ過ぎで病気になっててそれでも糖尿ニモ負ケズとか言って家族みんなで細々と生きていこう・・・・・

 

 

 

 

 

よし

 

なんか元気出てきたわ

 

正月明けなんて誰でもこんなもんでしょ

 

 

はい妄想終了

 

 

 

 

明日からまた全力でいく

ただただ、旨いもんが好き

今週のお題「2020年の抱負」

 

ブログってのは恐ろしい

ひとたび足が遠のいたら最後、生きて戻ってくるには想像を絶するエネルギーが必要となる

 

そして私は今その膨大なエネルギーをあの手この手でなんとか絞り出し、この場に舞い戻ってきた

 

I'll be back !!(戻ってきたぜ!!)

 

 

言ってみたかっただけだ

 

 

 

ふと気付けばもう2020年

 

ここはひとつインパクトのある記事でもバーンと打ち上げて、去りつつある読者さんを一網打尽に引き留める必要がありそうだ

 

 

 

 

 

あっ・・・・・・別に書くことねーや

 

 

 

ということであっさりと方針変更

 

ひとまず最近作った料理の紹介でお茶を濁すことにしよう

料理ネタは書きやすいからな

 

やっぱり無理はイカンよね、無理は・・・・

 

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久しぶりにまたつけ麺が食べたくなった

ということで毎度おなじみの鶏がらスープ作り

今回は贅沢に鶏ガラ8匹も使った濃厚なやつを

 

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さらにさらに

今回はラーメン屋さんで出てくるようなトロトロチャーシューにも挑戦

 

だけど大判の豚バラブロックってあまり店においてなかったりするのだ

何軒かスーパーをまわり、ようやくそれらしいものを見つけて購入

脂っぽいのが苦手な長男のためにロースも用意

 

ブロックをタコ糸でグルグル巻いて縛る

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こいつをたっぷりのオリーブ油で表面がキツネ色になるまで焼く

 

油でもって脂を制す

メイラード反応とかいうやつだ

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あとは小一時間弱火で茹でた後、茹で汁を捨てて醤油と酒と砂糖で作ったタレにつけてさらに一時間煮込むだけ

 

 

意外と簡単に〇〇系ラーメンに出てくるようなトロトロチャーシューができた

一時間下茹でしてるから脂がしっかり抜けてしつこさを感じない

ロース肉の方はいい感じにほろほろ

 

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脂が好きじゃない長男、硬い肉があまり得意じゃない長女・次女も喜んで食べてくれて満足

 

 

続いてはコレ↓↓

 

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友人と二人でフラリと立ち寄ったバーで、ツマミとしてなんとなく出されたポップコーン

それが異常に旨かったので作り方を教えてもらったのだ

 

作ると言ってもやることは至って簡単、市販のポップコーンをニンニクとオリーブオイルに漬けておくだけ

今回は勝手に唐辛子も放り込んでみた

 

あとは食べたいときに食べたい分だけ作ればいい

 

その時の味付けがコレ↓↓

ギャバン ケイジャンシーズニング 100g

香辛料はよく使う方だが、ケイジャンは初体験

しかしこの香辛料、なぜだか上のニンニク漬けポップコーンと異常に合うのだ

 

辛いのが大好きな私からしてもわりとピリ辛なのだが、意外に5歳前後のウチの子供たちでもウマいウマいと平気で食べることができるレベル

 

辛いのが苦手という人もぜひ一度お試しいただきたい

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最後はコレ↓↓

これを見ただけで何のことだかわかる人がいたら相当なマニアだ

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今年もいよいよこの季節がやってきた

 

そう、カラスミの仕込み

 

昨年の記事でもご紹介したように、カラスミ作りはもはや私のライフワークと言っても過言ではない

毎年この時期になるともうカラスミのことで頭がいっぱいになるのだ

 

 

 

カラスミを作り始めてまだ二年ということは口外無用だ

 

 

今年も(といってもすでに去年の話だが)市場でカラスミの原材料であるボラ子(ボラの真子)を物色

そこで売れ残りのボラ子を格安のお値段で購入(上の写真)

相当お安くしていただいたので、総重量3㎏(5腹)と去年の3倍も仕入れてみた

 

今回のボラ子、大きさは申し分ないのだが売れ残りというだけあって色味が悪い

だけど丁寧に仕込めば味に影響がないことは去年実証済み(昨年も売れ残りを格安で購入)

 

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見よ、この大きさ

そしてこのブリッと感

 

そしてこの色味の悪さ

 

 

 

・・・・これ、腐ってないよね?

 

思わずそんな不安が口からこぼれそうになるのをぐっと我慢

 

OK・・・・大丈夫、手早く処理したら何とかなるレベルだ

 

早速血抜きを施して大量の塩に漬ける

さすがに去年も経験してるから手慣れたもんだ

 

 

と、ここまで書いてふと気づいた

 

 

こっから先は次の記事にする方ががお得じゃない??

 

 

ということで本年の唐墨日記はまた後日公開予定(現在天日干し中)

 

カラスミ作りに興味のある方(そんな人いないか・・・)のために前回記事を貼っときます

唐墨日記 ~ 自家製カラスミ作製録 その① - パンダ組の日常

唐墨日記 ~ 自家製カラスミ作製録 その② - パンダ組の日常

唐墨日記 ~ 自家製カラスミ作製録 その③ - パンダ組の日常

 

 

 

久しぶりの記事は食事に関する近況報告でした

 

 

ちなみに2020年の抱負はコチラ↓↓

 

 

旨いものを安く

そのための労力は惜しまない

 

以上

眠れぬ夜の処方箋


みなさんがブログを書き続ける理由はなんだろうか

 

ただ楽しいから何となく

お小遣い稼ぎに

備忘録として

自分の世界を広げるため・・・・

 

 

人それぞれ書き続ける理由があるはずだ

じゃないと続くわけがない、こんな面倒臭いこと

 

 

ちなみに私が書く理由は二つ

 

一つは子供たちに残すため

いずれ彼らが大きくなって字を読めるようになったら、自分たちの育った日々の情景を少しでも感じることができるように

それと同時に父がどんな人間だったか、その断片だけでも伝えられるように

親族に自分たちの近況を報告するという意図もないわけではない

 

 

二つめは・・・・・

 

ただ単にプププッと笑ってほしいから

これはなにも内輪の人間だけに限った話ではない

できれば心にイチモツを抱えて落ち込んでいる人にこそ笑ってもらいたい

 

コイツなにバカなこと言ってんの??プププッ

 

そうやって笑ってもらえたら本望だ

 

アホくさすぎて失笑

そして一瞬だけ嫌なことを忘れる

そんな風にこのブログを使ってもらえたら本当に嬉しい

 

 

このブログはうんこネタが多い

これは私のポリシーだ

将来子供に見せるつもりだから得意の下ネタは封印している

かといって誰かを攻撃して笑いを取る姿なんて見せられない

 

その点、うんこネタはやりやすい

ある有名ブロガーも言っていた

 

「ウンコはいい、ウンコは誰も傷つけない・・・」

 

本当にその通り、100%同意だ

強いて言うなら書いた本人が若干傷つく時はあるが・・・

 

それでも、それで笑ってくれるなら本望だ

 

 

このブログは太陽の下なんかで読むシロモノではない

例え数分でも、貴重な時間をこんなブログに費やすなんてムダ

 

私のブログは眠れない真夜中にこそ読んで頂きたい

 

嫌なことがあってイライラと眠れない夜

後味の悪い夢を見て目が覚めてしまった夜

眠ろうとすればするほど意に反して目が冴えてしまう夜

ただ目を閉じて明るくなるのを待っているだけの夜

 

そんな夜にこそ、このブログをまとめ読みしてほしい

そしてプププッと笑って知らぬ間に眠ってほしい

 

心にイチモツを抱えた人間が書いているブログだ

心にイチモツを抱えた人間が読めばそれなりに気持ちが楽になるはずだ

  

 

 

というわけで2年弱ブログを続けて250近く書き溜めてきた記事たち、このほとんど日の目を見ることなく忘却の彼方に追いやられてしまった記事たちにもう一度スポットライトを当てるべく、お気に入りをピックアップしてご紹介しようと思う

 

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ポエム編

ブログを始めるようになってポエムに目覚めた

その中から三つをご紹介

 

 

まずはコレ↓↓

あまりに書くことがなさ過ぎて、とりあえず難しそうな言葉を並べ立ててみただけのポエムもどき

ここからポエムに目覚めたと言っても過言ではない

pandamonda.hatenablog.com

 

お次はコレ↓↓

二作目にしてすでに最終形、これ以降は衰退の一途を辿ることになる

pandamonda.hatenablog.com

 

最後はコレ↓↓

この記事自体はポエムというわけではないが、なぜか米津玄師のリリックにライバル意識を剥き出しにしてケンカを売った、という点において私の中で評価が高い作品

pandamonda.hatenablog.com

 

 

 

 

子供編

 

まずは長男↓↓

まだ定期的に訪問してくれる読者がいなかった頃、一人細々と書き続けていた日常の中で長男の機転が輝いた一幕

pandamonda.hatenablog.com

 

 

続いて長女↓↓

ウソをついた長女を懲らしめてやろうと手ぐすね引いて待ち構えていたところ、逆に返り討ちに合いましたよというお話

pandamonda.hatenablog.com

 

 

最後に次女↓↓

題名の通り、次女と未来少年コナンの共通点について考察した記事

pandamonda.hatenablog.com

 

 

 

嫁さんセレクト編

番外編として嫁さんお気に入りの記事を一つだけご紹介

 

私だってたまにはブログの主旨から外れたものを書くこともある

これは私が珍しく人生について真面目に考えた記事↓↓

嫁さんはこの記事が一番好きらしい

pandamonda.hatenablog.com

 

ちなみにこの記事には前編がある↓↓

コチラを読んでからの方が話が分かりやすいと思われるが、嫁さんはどうやらこっちはあまりお気に召していないらしい・・・難しい奴だ

pandamonda.hatenablog.com

 

 

 

私的TOP3

最後に私自身が気に入ってる記事を少しだけご紹介

(※審査基準は「くだらなさ」です)

 

 

第3位

まだブログ初めて半年足らずの頃の記事

読んでくれる人もなければネタもない

そんな中で苦し紛れに放ったジャブが意外にクリーンヒット(自分の心に)

それがコレ↓↓

pandamonda.hatenablog.com

 

第2位

「くだらなさ」において同率2位

 

まずは私が人間を卒業したお話↓↓

pandamonda.hatenablog.com

 

こっちはなんかもう理由もなくお気に入り↓↓

pandamonda.hatenablog.com

 

 

第一位

さて、最後に一番気に入ってる記事のご紹介

この記事は私がブログに盛り込みたい全てのエッセンスを備えている

医学としての解剖学に始まり趣味であるジョギング、歴史、果ては太陽系にまで話が及ぶ一大スペクタクル

だけど話題の中心にあるのは・・・・やはりウンコ

 

ということで堂々の一位はコチラ↓↓

pandamonda.hatenablog.com

 

 

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いかがでしたか?

 

 

わかってます

自分のブログの紹介ほど読者の興味をそそらない記事は無いってこと

自分だって他人の記事紹介なんて当然スルーです

 

だけどいいんです

 

ただただやってみたかっただけなんです

 

 

もし・・・もし心に傷を負って中々寝付けない夜に困ることがございましたら、そんな時はこの記事のことを思い出してフラッとお立ち寄り頂ければ幸いです